2022年01月20日
2021/10/06のお弁当と「関西人の距離感その2」
こんにちは。satomiです。
昨日は、関西人は人と人との距離感が近いという話を書きました。
うちの母を典型的な関西のおばちゃんとして例に挙げましたが、今日はたまたま出会った人のお話です。
子どもたちがまだ小学生だったころ。
夏休みを利用して、私は子ども二人を連れて関西の実家に3泊の予定で帰省していました。
そのころ、大河ドラマとして放送されていたのは「軍師官兵衛」。
岡田准一さんはかっこいいし、ストーリーは面白いし、歴史好きの息子は毎週夢中になって見ていました。
そこで、私はいいことを思いつきました。
関西の人たちにはおなじみだと思いますが、官兵衛役の岡田准一さんは「ひらパー兄さん」として「ひらかたパーク」という遊園地のCMに出ているのです。
「ひらパーに連れて行ってうやろう!」
子どもたちをひらパーに連れて行ってやれば、喜ぶに違いない。
早速私は、ひらパーまでどうやって行けばいいのかを調べました。
電車で行くなら「枚方(ひらかた)公園」が最寄り駅のようです。
しかし私の実家からは電車に乗るとかなり遠回りになってしまうので、バスを利用することにしました。
バスだと、ひらパーまで少し歩かなければならないのですが、まぁ、何とかなるでしょう。
もともと楽観的な私は、乗ったこともないバスで降りたこともないバス停まで行くのに、あまり下調べもせずに出かけました。
すると、降りたバス停はなぜか大きな川の堤防付近。
さっきバスの中から観覧車が見えた方向に向かって、とりあえず歩き始めました。
5分も歩いたでしょうか。
目の前に踏切が現れました。
遮断機のバーが上がっていたので、とりあえず渡ってみましたが、まだ「ひらパー」の姿は見えません。
おそらく近づいてはいると思うのですが、建物などが邪魔になり、バスの中から見えたはずの観覧車さえもまだ見えないのです。
へたに動き回らない方がいいだろうと思った私は、向こうから歩いてくる学生風の男の子に道を聞くことにしました。
「すみません、ひらパーに行きたいんですけど…」
「ひらパーですか?えーっと…」
周りを見回して少し悩んだあと、
「ほな、ついてきてください」
くるりと踵を返し、今来た方向に向かって歩き出しました。
恐縮しながらついていくと、
「お母さんと一緒にひらパーに行くんか?ええなぁ。ひらパーにはプールもあるで。」
とまるで枚方市の広報大使のようにいろいろ話しかけてきます。
3分ほど歩いたでしょうか。
曲がり角に差し掛かったところで、目の前にバスから見えた観覧車が現れました。
「あ、ありがとうございます!ここまで来たら大丈夫です」
「そうですか、ほな、気を付けて遊んできてくださいね」
彼はさわやかな笑顔を残し、今来た道を引き返して行きました。
この関西滞在中に、私はもう一度別の人に道を聞いたのですが、やはり同じような対応をしてくれました。
「どこから来はったんですか?、あー実家が関西?ほな、最近できた施設はわかりませんよね」
などと話しかけながら、目当ての建物が見える場所まで連れて行ってくれたのです。
関西の人は、知らない人に対してもフレンドリーに接してくれる人が多いように思います。
私は昔、この距離の近さが好きではありませんでした。
しかし最近では、たまに関西に帰って親切にされると、この距離感に驚くとともに素直に嬉しく思えるようになりました。
ではお弁当です。
ブロッコリーはどうしてもマヨネーズをかけるだけになってしまうので、今回はベーコンと炒めてみました。
イシイのミートボールだけでは、肉類が不足するかと思い、塩からあげも追加。
高校生の男の子は、口癖のように「肉ちょうだい」って言っているので。
※ブログ「家を探す」もよろしくお願いいたします。
https://fanblogs.jp/tsuinosumika50/
ブロトピ:ブログ更新通知をどうぞ!
昨日は、関西人は人と人との距離感が近いという話を書きました。
うちの母を典型的な関西のおばちゃんとして例に挙げましたが、今日はたまたま出会った人のお話です。
子どもたちがまだ小学生だったころ。
夏休みを利用して、私は子ども二人を連れて関西の実家に3泊の予定で帰省していました。
そのころ、大河ドラマとして放送されていたのは「軍師官兵衛」。
岡田准一さんはかっこいいし、ストーリーは面白いし、歴史好きの息子は毎週夢中になって見ていました。
そこで、私はいいことを思いつきました。
関西の人たちにはおなじみだと思いますが、官兵衛役の岡田准一さんは「ひらパー兄さん」として「ひらかたパーク」という遊園地のCMに出ているのです。
「ひらパーに連れて行ってうやろう!」
子どもたちをひらパーに連れて行ってやれば、喜ぶに違いない。
早速私は、ひらパーまでどうやって行けばいいのかを調べました。
電車で行くなら「枚方(ひらかた)公園」が最寄り駅のようです。
しかし私の実家からは電車に乗るとかなり遠回りになってしまうので、バスを利用することにしました。
バスだと、ひらパーまで少し歩かなければならないのですが、まぁ、何とかなるでしょう。
もともと楽観的な私は、乗ったこともないバスで降りたこともないバス停まで行くのに、あまり下調べもせずに出かけました。
すると、降りたバス停はなぜか大きな川の堤防付近。
さっきバスの中から観覧車が見えた方向に向かって、とりあえず歩き始めました。
5分も歩いたでしょうか。
目の前に踏切が現れました。
遮断機のバーが上がっていたので、とりあえず渡ってみましたが、まだ「ひらパー」の姿は見えません。
おそらく近づいてはいると思うのですが、建物などが邪魔になり、バスの中から見えたはずの観覧車さえもまだ見えないのです。
へたに動き回らない方がいいだろうと思った私は、向こうから歩いてくる学生風の男の子に道を聞くことにしました。
「すみません、ひらパーに行きたいんですけど…」
「ひらパーですか?えーっと…」
周りを見回して少し悩んだあと、
「ほな、ついてきてください」
くるりと踵を返し、今来た方向に向かって歩き出しました。
恐縮しながらついていくと、
「お母さんと一緒にひらパーに行くんか?ええなぁ。ひらパーにはプールもあるで。」
とまるで枚方市の広報大使のようにいろいろ話しかけてきます。
3分ほど歩いたでしょうか。
曲がり角に差し掛かったところで、目の前にバスから見えた観覧車が現れました。
「あ、ありがとうございます!ここまで来たら大丈夫です」
「そうですか、ほな、気を付けて遊んできてくださいね」
彼はさわやかな笑顔を残し、今来た道を引き返して行きました。
この関西滞在中に、私はもう一度別の人に道を聞いたのですが、やはり同じような対応をしてくれました。
「どこから来はったんですか?、あー実家が関西?ほな、最近できた施設はわかりませんよね」
などと話しかけながら、目当ての建物が見える場所まで連れて行ってくれたのです。
関西の人は、知らない人に対してもフレンドリーに接してくれる人が多いように思います。
私は昔、この距離の近さが好きではありませんでした。
しかし最近では、たまに関西に帰って親切にされると、この距離感に驚くとともに素直に嬉しく思えるようになりました。
ではお弁当です。
・ゆかりご飯 ・イシイのミートボール ・ブロッコリーとベーコンの炒め物 ・塩からあげ(冷食) ・さつまいも |
ブロッコリーはどうしてもマヨネーズをかけるだけになってしまうので、今回はベーコンと炒めてみました。
イシイのミートボールだけでは、肉類が不足するかと思い、塩からあげも追加。
高校生の男の子は、口癖のように「肉ちょうだい」って言っているので。
※ブログ「家を探す」もよろしくお願いいたします。
https://fanblogs.jp/tsuinosumika50/
ブロトピ:ブログ更新通知をどうぞ!
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