2017年05月03日
北海道旅行のお土産と携帯式加粒子砲
ひさしぶりにタマちゃんは、ニャンぎゅう先生をたずねました。
「こんにちは、ニャンぎゅう先生。」
「やあ、タマちゃん。久しぶりですね」
「北海道へ旅行に行っていたのです」
「ほんまか?タマちゃんはそんなにお金持ってたんか」
「もってますよ。はい、これ、北海道で買ったお土産です。「白い恋人」です」
「わあ、ありがとう。」といって、ニャンぎゅう先生は箱から一つ取り出して食べようとした。
「ね、ちゃんと北海道へ行ったんですよ」
突然、ニャンぎゅう先生は、ふところから銃を出し、タマちゃんにねらいを定めて、
「わしを騙そうとするなど、5000年は早いわ。そこになおれ、死刑だ」
「その銃は伝説の「パルサーB38型」じゃないですか。そんなもんをこっちへむけんといてくれまへんか」
「知っておったか。これは現在この惑星上にだだ一丁だけ存在するといわれるパルサーB38型。つまり、携帯式加粒子砲じゃ」
「知ってますよ。ここでそんなん撃ったら、地球が消えて亡くなりますよ。」
「はっはっは、これはレプリカじゃ。本物は、伝説によると、てんそく村のどこかにあるらしい」
「ニャンぎゅう先生。実はわたし、大阪のてんそく村へ行ってたんです。でも、どうして、北海道へ行ってないって断言できるんですか」
「そんなんかんたんやん。そのおかしをよう見てみ」
タマちゃんは、自分が買ってきたお菓子を見た。
そこには「面白い恋人」と書いてあった(注)。
おしまい。
------------------------------------
注:「面白い恋人」は、吉本の関連会社が大阪限定で販売している。
有名な北海道のおみやげである、札幌市の石屋製菓が販売する「白い恋人」のパロディというかパクリであり、石屋製菓と法廷で争ったが、裁判所が間に入って和解した。そのため、大阪限定でとなっている純粋な大阪土産である。石屋製菓側が和解に応じたのは、訴訟がすすめばすすむほど「面白い恋人」が有名になって、ますます売れるのが面白くないということらしい。
「こんにちは、ニャンぎゅう先生。」
「やあ、タマちゃん。久しぶりですね」
「北海道へ旅行に行っていたのです」
「ほんまか?タマちゃんはそんなにお金持ってたんか」
「もってますよ。はい、これ、北海道で買ったお土産です。「白い恋人」です」
「わあ、ありがとう。」といって、ニャンぎゅう先生は箱から一つ取り出して食べようとした。
「ね、ちゃんと北海道へ行ったんですよ」
突然、ニャンぎゅう先生は、ふところから銃を出し、タマちゃんにねらいを定めて、
「わしを騙そうとするなど、5000年は早いわ。そこになおれ、死刑だ」
「その銃は伝説の「パルサーB38型」じゃないですか。そんなもんをこっちへむけんといてくれまへんか」
「知っておったか。これは現在この惑星上にだだ一丁だけ存在するといわれるパルサーB38型。つまり、携帯式加粒子砲じゃ」
「知ってますよ。ここでそんなん撃ったら、地球が消えて亡くなりますよ。」
「はっはっは、これはレプリカじゃ。本物は、伝説によると、てんそく村のどこかにあるらしい」
「ニャンぎゅう先生。実はわたし、大阪のてんそく村へ行ってたんです。でも、どうして、北海道へ行ってないって断言できるんですか」
「そんなんかんたんやん。そのおかしをよう見てみ」
タマちゃんは、自分が買ってきたお菓子を見た。
そこには「面白い恋人」と書いてあった(注)。
おしまい。
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注:「面白い恋人」は、吉本の関連会社が大阪限定で販売している。
有名な北海道のおみやげである、札幌市の石屋製菓が販売する「白い恋人」のパロディというかパクリであり、石屋製菓と法廷で争ったが、裁判所が間に入って和解した。そのため、大阪限定でとなっている純粋な大阪土産である。石屋製菓側が和解に応じたのは、訴訟がすすめばすすむほど「面白い恋人」が有名になって、ますます売れるのが面白くないということらしい。
価格:1,580円 |
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