2014年01月15日
ゲームをするとはどういうことか
今日紹介するのは『連射王』という作品である。
ライトノベル作家の川上 稔 氏 の作品であり、また電撃文庫からも出ている作品ではあるが、一般的なラノベとはちょっと毛色が違う。
内容は、ある高校生がふとしたことから、シューティングゲームにハマり、それを極めてゆく。という内容の作品である。
徹夜で麻雀をやったり、職業にするほどまでに囲碁や将棋に打ち込んだり、ヒマにまかせて延々ソリティアをする職場のヒマなおじさんがいたり、あるいは私であればパワフルプロ野球のマイライフを惰性で何時間もやり続けてしまったり、ゲームというものは色々なかたちで人とともにあるのだ。
そして、コンピューターの発展によって、ゲームは私たちのより身近に近づいている。
おそらく今の若い世代の人々は、どのような形態のものになるのかはわからないが、コンピューターゲームを手放すことなく一生を終える人も多いのではないだろうか。
故にこそ『ゲームをするとはどういうことか』とか『価値ってなんなのか』ということを考察した本書の意味もいよいよ高まっているとは思う。
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