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2013年12月01日
飛行船の本
なんで飛行船の本を紹介するかというと、飛行船とファンタジー世界は案外と相性が良いのではないかと思うからだ。
RPGゲームをしていて、もうほとんど終盤になってくると、プレイヤーに、マップを自由に移動する手段が与えられる場合がある。
グローバルマップ上を、純粋にシステム的に自由に移動できるようにしてしまうパターンもあるが、それだと味気ないので、転移呪文を覚えたり、ドラゴンが仲間になったり、王様やら大商人やらから帆船や飛行船をもらったりしたという設定になるのが一般的だ。
で、つまり飛行船が出てくるわけである。
ファンタジー世界の科学技術レベルを、どのあたりの水準に設定するかというのは、世界観構築において、極めて重要な要素ではあると思うが、まあ、航空機を登場させるとちょっと要求される技術レベルが高すぎるように思えるが、まあ飛行船ならありえなくもない? と思われるのであろう。
何らかのファンタジー技術と組み合わせた、ファンタジック飛行船は浪漫である、と私も思う。
で、飛行船を書く必要に迫られたワナビさんたちのために、今日紹介するのは、
『飛行船の歴史と技術 (交通ブックス 308) 』 という本だ。
飛行船の歴史のみならず、その構造や操縦法にまで踏み込んで書かれた数少ない貴重な本である。
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2013年11月16日
いろいろな乗り物の操縦
小説の登場人物はいろいろなことをする。
宇宙戦艦だって操縦できるし、恐竜にまたがって乗りまわすことだってできる。
なんとなれば、 小説というものは、想像力を働かせれば、どんなシーンだって書けてしまうからだ。
でも、そのシーンに本物らしさを付与できるかどうかは別問題だ。
宇宙戦艦の操縦とか、恐竜にまたがって乗りまわすとかなら、だれも経験したことがないから、
そのシーンの描写の自由度はまあ高いといえるかもしれない。
でも現実に行うことが可能といえば可能で、
でも作者が体験したことがないことを書く場合はある程度の下調べが必要だろう。
適当なことを書いたとして、知識のない読者はだませるかもしれないが、
知識のある読者がその適当に書いたシーンを読んでしまうと、その小説自体に対して一気に萎えてしまう可能性があるからだ。
で今回、紹介するのは『ジャンボ・ジェット機の飛ばし方 - 非日常実用講座』という本である。
ヘリコプター、ジャンボジェット、電車、ヨット、その他いろいろ。
様々な乗り物の動かし方が書かれた本である。
そういう乗り物を、登場人物が操縦する小説を今後あなたが書きたくなるかもしれない。
そんな場合に備えて一冊持っておきたい本である。
そんな小説を書くことは未来永劫絶対無い、と断言できる場合でも、乗り物大好きな方であれば、とってもおすすめできる一冊でもある。
【中古】 ジャンボ・ジェット機の飛ばし方 非日常実用講座 非日常実用講座/非日常研究会(著者) 【中古】afb 価格:200円 |