アフィリエイト広告を利用しています
ファン
検索
<< 2024年11月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
ef52(8)
月別アーカイブ
プロフィール
SL甲組の肖像参上さんの画像
SL甲組の肖像参上
プロフィール
無料アクセスアップ オレンジトラフィック

2024年08月13日

国産電気機関車ef52の開発とその舞台裏の歴史


10311-084sy.jpg




引用先 https://drfc-ob.com/wp/archives/124480



京都鉄道博物館で保存されているef52について欧米のパクリでとも言われていますが、
その真相について調べてみました。


ef52は欧米機を手本にして作られた車両。



o0800056713194265003.jpg




引用先 https://ameblo.jp/blackcat-kat/entry-11979279652.html


京都鉄道博物館に保存されているef52は、アメリカから輸入した電気機関車
手本として作られた車両でありましたから、外見がアメリカンスタイルでありました。








ef52が欧米機のパクリといわれる理由


EF52002_0101.jpg




引用先 http://www.shiino-goichi.sakura.ne.jp/ef522.htm

ef52が、車体の外見がアメリカンスタイルの理由は、
アメリカから輸入した電気機関車に似ているからですが。





具体的な理由は、アメリカから輸入したef51やed19の母体となるed53
使いやすく、故障も少なかったということもありますし、





これ以外にもアメリカから輸入したed10にed11、ed14もef52を作るうえで参考にしていました。




その関係で、ef52の車体がアメリカンスタイルになったというのが、真相でしたが、




なぜ?アメリカから輸入したef51などを手本にしたかというと、




大正時代に日本も東海道本線など一部の路線の電化が始まりました。
それと合わせる形で鉄道省の前進でもある鉄道院イギリスやドイツ、
アメリカ、スイス
などから電気機関車を輸入してみましたが、




まだその当時は電気機関車については鉄道院でも未知の分野でありましたし、
1両1形式もしくは2両でありましたから、




車両の整備、保守点検も大変でしたし、予備の部品の確保など問題
ありましたから、これらの問題をどう解決するかということで、




昭和になり鉄道省が中心となり、民間の車両メーカーと検討会を立ち上げて
自分たちが使いやすい電気機関車を作るということが決まり、




その過程で選ばれたのがef51とed53、ed10、ed11、ed14になります。




その結果、ef52の車体もアメリカンスタイルの車両となりましたが、
それでef52欧米機のパクリともいうのもおかしなものではないでしょうか。




ef52のあとに作られたed16、戦前の急客機の名車とも言われたef53や貨物用の
ef10の1次型もef52と同じ流れを引いていますが、





戦前に作られた電気機関車で車体のデザインがモデルチェンジするのは
ef56と貨物用のef10の2次型が登場してからになりますが、




ef56とef10製造年代で車体のデザインが大きく異なっているのも
日本が戦時体制に移行した関係で、丸みを帯びた車体が角ばった車体
変わっていきましたが、




その流れがそのままef57やef58の旧車体の車両にも引き継がれていましたが、




ef57やef58、貨物用のef11〜ef15電装品の配置ef51やed53の配置を引き継いで
いますからそれだけef51やed53が使いやすい車両だったからこそ、その流れが
ef58やef15に受け継がれたということになります。





ef52の手本となった車両には何があるのか?


20141015_473422.jpg





引用先 https://myfatherphoto.jugem.jp/?eid=12

京都鉄道博物館で保存されているef52はef51やed19を参考にして作られた車両ですが、



参考になったef51やed19などはどんな車両だったかというと、




これらの車両を作った会社は、アメリカのボールドウィン・ウェッチングハウスで、
車体はボールドウィンが担当して、電装品をウェッチングハウスが担当しました。




ボールドウィンは明治時代から多数の機関車が、日本にも輸入されていたということ
でも知られていますが、戦後になってからウェッチングハウス社の傘下に加わり、


最後はハミルトン社
に併合されました。



それで鉄道省がボールドウィン・ウェッチングハウスから購入した電気機関車は



・ef51

image628.jpg




引用先 http://kokutetu.michikusa.jp/newpage404.html


・ed19(ed53)


692c28f0.jpg





引用先 http://blog.livedoor.jp/kintoto_2019/archives/27239155.html




・ed10


680.2024.7.21.jpg




引用先 https://raillab.jp/photo/41272


がありますが、


ef51とed19は同じ作りの車体でありますが、

前者がfクラスで後者がdクラスということですが、


大正時代に輸入された電気機関車ではイギリス製ef50とed17との関係と似ていますが、



なぜ?そうなったのかというと、この当時は電気機関車まだ未知の分野だっただけに
fクラスとdクラスを同時に取り寄せて使い比べてみたのではないでしょうか。




そのうち、ed53は6両あり、そのうちの1、2号機がお召し指定機に選ばれてef53が登場するまで
お召し列車を担当していましたが、




その際も重連運転になりますが、撮影された写真がRMライブラリー11 国鉄輸入電気の系譜の
上の31ページの上の方
に出ていますが、




ed53戦前にギヤ比率を変更の末ed19となり、1975年まで飯田線
活躍していたということはよく知られていますが、


ef51は2両だったということで、1959年で廃車となりましたが、


晩年は南武線の貨物列車を担当していましたが、
この辺はef52
似た運命をたどったということではないでしょうか。



あと、ed10西武鉄道に譲渡され、使われていました。






ef52は欧米機のパクリではなかった。


pic6314.jpg






引用先 https://www.pacific571.com/html/58_el01.html

ef52はアメリカから輸入した、ef51、ed19、ed10、ed11、ed14
手本にして作られた車両ですから、外見がアメリカンスタイル
となっていますが、それでもその当時の鉄道省が民間企業
7社ともに作った本格的な国産の大型電気機関車でありました
から、その点は褒めていいのではないでしょうか。


この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12657638
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック