2014年11月16日
ロシア国営テレビ “撃墜直前の衛星写真入手”
ロシア国営テレビは、ことし7月にウクライナ上空で撃墜されたマレーシア航空機の撃墜直前の衛星写真を入手したと伝え、ウクライナ軍の関与を示唆しましたが、写真が偽物ではないかという指摘が相次ぎ、ロシアによる情報戦との見方が出ています。
ロシア国営テレビは、ウクライナ東部の上空を飛行するマレーシア航空機と、軍用機の機影が写っている衛星写真を入手したと14日夜、伝えました。
写真には、軍用機から旅客機に向けて何かが発射された様子も写され、国営テレビは撃墜される直前の状況を捉えたものとして、ウクライナ軍の関与を示唆しています。写真は、アメリカの大学を卒業した航空専門家を名乗る男性から、ロシアの技術者団体にメールで送られてきたもので、ロシアの専門家が本物かどうかを調べているということです。
一方、イギリスのBBC放送は、この写真が合成された偽物ではないかという指摘が、インターネット上で相次いでいると伝えています。
マレーシア航空機の撃墜事件を巡っては、欧米が親ロシア派によって地対空ミサイルで撃墜された可能性が高いとしているのに対して、ロシア政府はウクライナ軍の関与を主張しており、この写真もロシアによる情報戦の一環との見方が出ています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141115/k10013233661000.html
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