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2014年10月13日

米でエボラ出血熱治療に当たった女性が感染




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アメリカ南部・テキサス州の病院で、エボラ出血熱の患者の治療に当たった女性の医療従事者が、エボラウイルスに感染したことが確認され、医療従事者への感染防止が大きな課題になっています。

CDC=疾病対策センターは12日、テキサス州ダラス市内の病院に勤務する女性の医療従事者が、エボラウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。
この病院は、西アフリカのリベリアから入国してエボラ出血熱を発症し、8日に死亡した40代の男性が治療を受けていた施設で、感染した女性はこの男性の治療に当たっていました。
女性は、この男性と接触した可能性があるとして、保健当局が監視対象にしている48人には入っていませんが、10日になって微熱が出たため隔離され、現在、容体は安定しているということです。
CDCのフリーデン所長は12日記者会見し、一般市民への感染リスクはないとしたうえで、「病院の感染予防の手順に不備があった可能性がある」と述べ、ほかの医療従事者も感染しているおそれがあることを示唆しました。
アメリカで、西アフリカに渡航歴のない人に感染が起きるのは初めてのケースです。
スペインでも、看護助手の女性が感染していて、医療設備が比較的整っている先進国でも感染が相次いでいることから、医療従事者への感染防止が大きな課題になっています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141013/k10015348381000.html








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