2014年09月15日
スコットランド住民投票 最終盤まできっ抗
イギリス北部のスコットランドの独立の賛否を問う住民投票は、投票日前の最後の日曜日も、賛成派、反対派の双方が各地で支持を訴え、支持がほぼきっ抗したまま最終盤を迎えることになりそうです。
スコットランドでは、今月18日にイギリスからの独立の賛否を問う住民投票が行われる予定で、投票前の最後の日曜日となった14日、最大の都市グラスゴーでは、賛成派、反対派の双方が街頭に出て支持を訴えました。
独立賛成派のスコットランド民族党のスタージャン副党首は「私たちは自分たちの将来を他人に任せるのではなく、当事者として決める必要がある。さあやりましょう」と訴え、支持者から盛んな拍手を浴びていました。
演説を聞いた女性は「経済を発展させて、公平でよりよいスコットランドにしたい。投票のあとは街に出て祝いたいですね」と独立派の勝利を期待していました。
一方、独立反対派を主導するイギリスの前の財務相ダーリング氏はBBCテレビで、独立すれば経済の混乱は避けられないとしたうえで「スコットランド議会にさらに強い権限を移譲することで、イギリスの中にいてもわれわれが望む変化は起こせる」と訴えました。
週末に出された各社の世論調査では、独立に賛成と反対がそれぞれ優位だとする正反対の結果が伝えられており、支持がほぼきっ抗したまま、住民投票は最終盤を迎えることになりそうです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140915/k10014602321000.html
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