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中国で日本の遊園地施設を連想させるお化け屋敷を運営していた責任者に、地元当局が４５０万円の支払いを命じる行政処分を行ったことが分かりました。

問題となっていたのは、中国東部浙江省・杭州でことし６月から期間限定で営業を行っていた、「慈急病院」と銘打ったお化け屋敷です。
この施設は、日本の遊園地、富士急ハイランドが運営するお化け屋敷の舞台「慈急総合病院」と名前がよく似ていますが、富士急ハイランド側は「一切関係のない施設だ」として、地元の監督部門に調査を申し入れていました。
関係者によりますと、調査の結果、この施設は営業許可証を取っていないうえ、インターネットに「日本富士急」とか「ギネス世界記録」などと虚偽の宣伝文句を掲載して客を集めていたことが判明しました。
そして、地元の行政当局が施設の運営責任者に対して、２７万５１００人民元（およそ４５０万円）の支払いを命じる行政処分を行ったということです。
ＮＨＫの取材に対して、この運営責任者は「取材には答えられない」と話しています。
一方、富士急ハイランドの親会社の富士急行は、「厳しい処分が下され、当社の主張が認められたものと考えております」とコメントしました。
中国では、海外のテーマパークをまねたりアニメのキャラクターを無断で商品化したりするケースが相次いでいて、国際社会から批判が出ていますが、取締りは追いついていません。
このため中国当局としては、今回速やかに処分を下すことで、知的財産権の保護に取り組む姿勢を内外にアピールするねらいがあるものとみられます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140814/k10013792701000.html

パクリ王国健在！





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