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2014年08月02日

一時絶滅のオオカミ フランスで再び猛威



フランスでは、かつて世界各国で駆除され一時は絶滅したオオカミが今、国境を越えて再び姿を現し、猛威を振るっています。

フランスではオオカミは危険な動物として駆除され、1930年代に一度絶滅しましたが、20年ほど前、イタリアから数頭が山を越えてフランスに入り、南東部を中心にその数を増やしているとみられています。オオカミは、国際条約で保護の対象となっているため、被害が出ても簡単に処分することはできません。このため現在は、フランス国内だけで300頭余りが確認されています。
古くから羊の飼育が盛んなフランス南東部では、こうしたオオカミによる被害が多発していて、羊飼いの1人、ロジェ・カルラバンさん(72)は、ことしだけで100頭の羊を失いました。
フランス国内で、オオカミによって殺される羊は年間6000頭を超えており、被害を減らすため政府はオオカミの生態を把握しようとしています。野生動物を管理する「環境警察」は、目撃情報が寄せられた地区に監視カメラを設置しました。しかし、オオカミは夜行性で、1日の移動距離は200キロにも及ぶと言われており、カメラを設置しても正確な位置を把握することは困難です。
このため政府は、さらなる対策として種の保存を脅かさない上限の年間24頭のオオカミを殺すことを認めました。
オオカミが監視カメラに映っていた地区に地元の猟師たちを集め、大きな音をたててオオカミを脅かし、大勢で追い込んでしとめます。
オオカミは昼間は、木が生い茂る穴ややぶの中などに隠れているため、猟師たちは痕跡を探して歩きます。これまでに5回、同じような猟を行っていますが、まだ1頭もしとめることができません。
対策に乗り出している環境警察の係官は「オオカミは、見つけることすら至難の業なんです。時間をかけて取り組んでいくしかありません」とオオカミを駆除することの難しさを話していました。
いったん絶滅し、フランスに戻ってきたオオカミ。種の保存と人の生活をどう両立するか、難しい課題を浮き彫りにしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140802/k10013494111000.html



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