2014年07月30日
カナダ研究機関「中国からサイバー攻撃」
カナダ政府は、国を代表する研究機関のコンピューターシステムが「中国の関係者によるサイバー攻撃を受けた」と発表しました。
システムはカナダ政府のネットワークから切り離され、今のところ情報が漏えいした痕跡はないとしています。
攻撃を受けたのは、カナダ政府を科学技術で支援する研究機関で、航空技術やサイバーセキュリティーなどのさまざまな分野でカナダの主要な企業と共同研究も行う「国立研究評議会」です。
カナダ政府は、29日、「国立研究評議会のコンピューターシステムが『中国の国家としての後ろ盾を受けた高度に洗練された関係者』によるサイバー攻撃を受け、不正な侵入を探知した」とする声明を発表しました。
カナダ政府は、直ちにこの研究機関のシステムを政府のネットワークから切り離し、これまでのところ、ネットワークから情報が漏えいした痕跡はないと発表しています。
今のところ、カナダ政府は中国政府に対して具体的な行動を取っていませんが、カナダのメディアは、研究機関のシステムを完全に閉鎖しなければならない深刻な事態になっているなどと伝え国を代表する研究機関に対するサイバー攻撃を大きく取り上げています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140730/t10013409621000.html
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