2014年05月20日
ロシア ウクライナ国境からの撤退を指示
ロシアのプーチン大統領は、ウクライナとの国境周辺に展開しているロシア軍の部隊について撤退を指示したと発表し、5日後に迫ったウクライナ大統領選挙を巡り、欧米からのさらなる批判や制裁を避けるねらいがあるとみられます。
ロシア大統領府は19日、声明を発表し、ウクライナとの国境周辺に展開しているロシア軍の部隊について、プーチン大統領がショイグ国防相に撤退を指示したと明らかにしました。
ウクライナでは今月25日に暫定政権の主導で大統領選挙が予定されていますが、東部のドネツクやルガンスクでは親ロシア派の武装集団による妨害活動が相次いでおり、選挙の実施が危ぶまれています。
プーチン大統領としては、部隊の撤退を表明することでウクライナ東部での緊張緩和に向けてロシアも努めている姿勢を見せ、欧米からのさらなる非難や制裁を避けたいねらいがあるとみられます。
一方、アメリカのホワイトハウスは「ロシアの部隊が撤退するなら歓迎だ」としながらも、「これまでにも数回、同じような話があったが、いまだに撤退の兆候は見られない」と指摘し、ロシアに対し実際に軍の部隊を撤退させるよう求めました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140520/t10014567991000.html
タグ:ロシア プーチン大統領 ウクライナ 国境周辺 ロシア軍 部隊 撤退 指示 発表 欧米 批判 制裁 大統領府 声明 ショイグ国防相 暫定政権 主導 東部 ドネツク ルガンスク 親ロシア派 武装集団 妨害活動 緊張緩和 アメリカ ホワイトハウス 兆候
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