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マレーシア機の撃墜事件が起きたばかりのウクライナ東部で２３日、ウクライナ軍の軍用機２機が親ロシア派の武装集団に撃ち落とされ、マレーシア機の撃墜事件の調査などへの影響が懸念されています。

ウクライナ国防省などによりますと、２３日午後、東部のドネツク州でウクライナ軍の軍用機「スホイ２５」２機が親ロシア派の武装集団の攻撃を受け、撃墜されたということです。
現場周辺は親ロシア派が掌握する地域で、ウクライナ軍との間で戦闘が続いており、国防省によりますと、当時は４機が軍事作戦を終えて基地に戻る途中だったということです。
撃ち落とされた２機に乗っていたパイロットは脱出したということです。
現場は今月１７日に起きたマレーシア航空の旅客機が撃墜された場所に近く、親ロシア派は、国際的な調査団の現地入りを可能にするため周辺での停戦に応じる構えを示していました。
国際的な調査団が、現場検証や墜落した機体の回収などを安全に行えるかどうかが事件の真相究明にむけて焦点になるなか、ウクライナ軍の軍用機が親ロシア派に撃墜されたことで、今後の調査への影響が懸念されています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140723/k10013239721000.html



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