2015年01月26日
Jason Kidd 4
こんにちは!
一昨日の試合であるすごい記録が誕生しました
ウォーリアーズVSキングスの一戦で、クレイ・トンプソンが第3Qだけで37点を挙げ、1Q間の最高得点を塗り替えたのです
はっきりいって人間離れした記録でして、1試合だけで37点も挙げるのは難しいのに、それをたったの1Qだけで達成してしまったんです
単純計算すると、4倍して一試合148点取っちゃうことになります(笑)
まあ実際はそういうことはあり得ませんが、こういった化け物の数字が出る程、トンプソンの爆発力は凄いということです
その37点の内訳を見てみると、FG13/13、3P9/9、FT2/2であり、なんとスリーを一本も外していないようなんです
現在のところ、トンプソンのスリー成功率は50%程度であり、これを9回連続成功させようとすると、なんと0.195%というか確率になることが分かります
確かにこのクウォーターは途中からトンプソンにしかボールを集めない事態も発生しましたが、それでもすべてのシュートを成功させるというのは神懸っています
スプラッシュブラザーズで相棒を組んでいるカリーも感動し、「相棒、さすが!」という表情を見せていました
カリーは全体で最多の得票数でオールスターに出場しますが、トンプソンも監督推薦で是非とも出場してほしいものです
スプラッシュブラザーズの鮮やかな競演を目にしたいものですね
※トンプソンの圧巻の第3Q
さて、興奮冷めやらぬ中、キッドのお話しに入っていきたいと思います
昨日はルーキーイヤーのことについてお話ししたので、今日は二年目以降について語っていきたいと思います
@まさかの失墜
The 3 J'sの誕生でマブスのプレーオフ進出も間近と言われて迎えた1995-96シーズン、災難が襲います
まず、開幕前にロイ・タープリー、ドナルド・ホッジという二選手が薬物違反でNBAを去り、ロースターの支障が出ます
さらには開幕4連勝と好調できていたところに、The 3 J'sの一角であるマッシュバーンが怪我をし、以後の試合の全休を余儀なくされてしまいます。。。
この不意な出来事だらけの中で、チームにも不協和音が生じ、The 3 J'sのジャクソンがチームメイトと殴り合いの喧嘩をしてしまい、チームのケミストリーは最悪の状態に陥ってしまいます
その中でキッドだけは奮闘し、オールスターにもファン投票で選出され、マブス史上初のオールスター先発選手となり、試合ではゲームハイの10アシストを記録します
シーズン成績も、平均16.6得点6.8リバウンド9.7アシスト2.2スティールであり、9.7アシストはリーグ2位、2.2スティールはリーグ4位、6.8リバウンドはガードの選手の中では1位の好記録であり、さらに史上6人目の通算700アシスト500リバウンド以上達成者となります
ポイントガードらしからぬオールラウンドな活躍を見せたキッドでしたが、チームは負けが込み、26勝56敗と前年の勝率を割り込んでしまいます。。。
※キッドのオールスターでの活躍ぶり(アシストもオールスター仕様になっています(笑))
A崩壊するThe 3J's
チームのドタバタ劇はシーズンが終わってからも尾を引き、コーチ陣が一新されるなど大改革が行われます
渦中にいたキッドは来日した際、あのマイケル・ジョーダンから「今の君の実力があれば、十分に他のチームでやっていける。素晴らしい可能性を浪費している。」という言葉を受けます
こうした精神面でマブスでプレイする準備が出来ないまま、シーズンに突入し、新ヘッドコーチが取り入れたトライアングル・オフェンスにも翻弄される形で、チームは敗北を積み重ねていきます。。。
キッドはヘッドコーチとの軋轢を生んでいき、さらにはジャクソンとの関係性も日に日に悪化していきます
二人はある歌手を巡って、三角関係になっており、コート外でももはや危険水域に達していました
この状況を見た首脳陣はトレードを模索し始め、12/26に遂にマブスとサンズでの大型トレードが成立します
キッドがサンズに放出され、さらには2/14にはマッシュバーンも放出され、完全にThe 3J'sは崩壊されてしまうのです
キッドは心機一転、アリゾナで再スタートを切ることとなるのでした
次回はサンズに移籍したキッドについてお話ししていきたいと思います
ではまた!!
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一昨日の試合であるすごい記録が誕生しました
ウォーリアーズVSキングスの一戦で、クレイ・トンプソンが第3Qだけで37点を挙げ、1Q間の最高得点を塗り替えたのです
はっきりいって人間離れした記録でして、1試合だけで37点も挙げるのは難しいのに、それをたったの1Qだけで達成してしまったんです
単純計算すると、4倍して一試合148点取っちゃうことになります(笑)
まあ実際はそういうことはあり得ませんが、こういった化け物の数字が出る程、トンプソンの爆発力は凄いということです
その37点の内訳を見てみると、FG13/13、3P9/9、FT2/2であり、なんとスリーを一本も外していないようなんです
現在のところ、トンプソンのスリー成功率は50%程度であり、これを9回連続成功させようとすると、なんと0.195%というか確率になることが分かります
確かにこのクウォーターは途中からトンプソンにしかボールを集めない事態も発生しましたが、それでもすべてのシュートを成功させるというのは神懸っています
スプラッシュブラザーズで相棒を組んでいるカリーも感動し、「相棒、さすが!」という表情を見せていました
カリーは全体で最多の得票数でオールスターに出場しますが、トンプソンも監督推薦で是非とも出場してほしいものです
スプラッシュブラザーズの鮮やかな競演を目にしたいものですね
※トンプソンの圧巻の第3Q
さて、興奮冷めやらぬ中、キッドのお話しに入っていきたいと思います
昨日はルーキーイヤーのことについてお話ししたので、今日は二年目以降について語っていきたいと思います
@まさかの失墜
The 3 J'sの誕生でマブスのプレーオフ進出も間近と言われて迎えた1995-96シーズン、災難が襲います
まず、開幕前にロイ・タープリー、ドナルド・ホッジという二選手が薬物違反でNBAを去り、ロースターの支障が出ます
さらには開幕4連勝と好調できていたところに、The 3 J'sの一角であるマッシュバーンが怪我をし、以後の試合の全休を余儀なくされてしまいます。。。
この不意な出来事だらけの中で、チームにも不協和音が生じ、The 3 J'sのジャクソンがチームメイトと殴り合いの喧嘩をしてしまい、チームのケミストリーは最悪の状態に陥ってしまいます
その中でキッドだけは奮闘し、オールスターにもファン投票で選出され、マブス史上初のオールスター先発選手となり、試合ではゲームハイの10アシストを記録します
シーズン成績も、平均16.6得点6.8リバウンド9.7アシスト2.2スティールであり、9.7アシストはリーグ2位、2.2スティールはリーグ4位、6.8リバウンドはガードの選手の中では1位の好記録であり、さらに史上6人目の通算700アシスト500リバウンド以上達成者となります
ポイントガードらしからぬオールラウンドな活躍を見せたキッドでしたが、チームは負けが込み、26勝56敗と前年の勝率を割り込んでしまいます。。。
※キッドのオールスターでの活躍ぶり(アシストもオールスター仕様になっています(笑))
A崩壊するThe 3J's
チームのドタバタ劇はシーズンが終わってからも尾を引き、コーチ陣が一新されるなど大改革が行われます
渦中にいたキッドは来日した際、あのマイケル・ジョーダンから「今の君の実力があれば、十分に他のチームでやっていける。素晴らしい可能性を浪費している。」という言葉を受けます
こうした精神面でマブスでプレイする準備が出来ないまま、シーズンに突入し、新ヘッドコーチが取り入れたトライアングル・オフェンスにも翻弄される形で、チームは敗北を積み重ねていきます。。。
キッドはヘッドコーチとの軋轢を生んでいき、さらにはジャクソンとの関係性も日に日に悪化していきます
二人はある歌手を巡って、三角関係になっており、コート外でももはや危険水域に達していました
この状況を見た首脳陣はトレードを模索し始め、12/26に遂にマブスとサンズでの大型トレードが成立します
キッドがサンズに放出され、さらには2/14にはマッシュバーンも放出され、完全にThe 3J'sは崩壊されてしまうのです
キッドは心機一転、アリゾナで再スタートを切ることとなるのでした
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