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2015年01月08日
Dirk Nowitzki 8
こんにちは!
昨日、石田衣良の「明日のマーチ」という本を読みました。
派遣切りにあった青年4人が、山形から東京まで約600`の道のりを歩いていく、というロードノベルなんですが、今まで読んだ本の中でもベスト3に入るくらい面白い内容でした。
最初、お金もないし、暇つぶしにと、歩き出した4人でしたが、メンバーの一人が開設しているブログがきっかけで、メディアや省庁を巻き込んだ一大ムーブメントとなっていきます!
派遣切りはされたが、明日へ向かって進もうという意味で、「明日のマーチ」と名付けられた4人組は、どんどん同志の仲間を集めていき、東京に着くころには、400人もの大軍団となります。
その4人が持つ過去に触れながら、一人一人その過去と向き合い、旅の中で折り合いをつけていきます。
昔、罪を犯した者、就職活動に失敗した者、親の破産で進学できなかった者、中国残留三世で将来は美容師になりたい者、それぞれのキャラクターは異なっているんですが、旅を続けていくうちにその四人の個性が見事にマッチしていくところが素晴らしかったです
さすがにメディアや省庁が付いて、国中を沸かせるといったストーリーは現実では考えにくいですが、序盤のひたすら歩き続け野宿を繰り返し、東京を目指すといったところは、自分も一度やってみたいという思いに駆られました。
社会人の方で最近仕事に疲れたな、と思ったみなさん、学生の方で将来何をするか決まっていないみなさん、ぜひこの本を読んでください
私は別に石田衣良さんの取り巻きではありませんが、この本は本当に面白いです
さて、ノビツキーのお話しです!
前回、ノビツキーが初のファイナルを経験して以来、しばらく不遇の時期を送ったと話しましたが、そんな彼にもついに歓喜の瞬間が訪れます!!
@再びファイナルの舞台へ
2010-11シーズン、マブスは57勝を挙げ、ウエスト3位の成績でプレーオフに進みます!
上位には、スパーズ、レイカーズがいて、特にレイカーズはコービーやガソルを中心に二連覇中のチームでした
この年も、ファイナルは厳しいかもしれないと思われましたが、一回戦のポートランド・トレイルブレイザーズに対して4勝2敗で勝ち上がると、続く準決勝のレイカーズに対してはスイープで下すというアップセットを成し遂げています
これで俄然ファイナルが見えてきたマブスは、カンファレンス・ファイナルでオクラホマシティ・サンダーと激突します
サンダーは若き二人のエース、デュラントとウェストブルックがチームを引っ張っており、マブスはこの二人にやや手を焼きますが、それでも総合力と経験で上回り、4勝1敗で見事ファイナル進出を果たします
これはヒートと対戦した2005-06シーズン以来、5年ぶりの快挙となります
そして、奇しくもファイナルの相手が5年前と同じヒートであり、ノビツキーは雪辱に燃えることになります
A二度目のファイナルにて、ついに・・・
5年ぶりの対戦となったヒートは、メンバーが大きく入れ替わり、生え抜きのウェイド、新加入にレブロン、ボッシュで新BIG3を形成していました
それまでイーストの王者に君臨していた、セルティックスを破ってのファイナル進出に、ヒートも勢いがありました
その中で始まったファイナル、ホームコートアドバンテージのあるヒートの本拠地で始まったシリーズは、マイアミ2連戦を終え、タイの1勝1敗となります
しかし、ダラスに戻った第3戦、ボッシュに決勝のジャンパーを決められ、痛い1敗を喫してしまいます。。
このままだと、5年前と同じ状況を作ってしまう、と思ったノビツキーは、ここから反撃出ます!
続くダラスの2試合を連勝し、王手を掛けた状態でマイアミに乗り込みます
5年前は王手を掛けられた状態で、ダラスに乗り込まれたため、ちょうど逆の状態になったといえます
その第6戦、ヒートは負けられない試合ということもあり、必死に戦ってきます
しかし、このときのマブスは、大黒柱のノビツキーをはじめ、経験豊富なジェイソン・キッド、ジェイソン・テリー、フォワードにはショーン・マリオン、インサイドの要にはタイソン・チャンドラーというタレントが揃い、総合力でヒートを上回っていました
結果的に、マブスはこの第6戦をものにし、初優勝を飾ります!!
ファイナルで平均26.0得点、10.2リバウンドを挙げ、チームの支柱となったノビツキーはファイナルMVPも獲得します
こうして、キャリアに唯一足りなかったチャンピオンリングをノビツキーは手に入れることとなったのです
※ノビツキーのファイナルでの活躍ぶりを動画にまとめたものです
次回は、ノビツキーのナショナルチームでの活躍ぶりと、プレイスタイルについて概観していきたいと思います!!
お楽しみに
ではまた!!
よければ、下のリンクをクリックしてください!!
NBAランキングへ
昨日、石田衣良の「明日のマーチ」という本を読みました。
派遣切りにあった青年4人が、山形から東京まで約600`の道のりを歩いていく、というロードノベルなんですが、今まで読んだ本の中でもベスト3に入るくらい面白い内容でした。
最初、お金もないし、暇つぶしにと、歩き出した4人でしたが、メンバーの一人が開設しているブログがきっかけで、メディアや省庁を巻き込んだ一大ムーブメントとなっていきます!
派遣切りはされたが、明日へ向かって進もうという意味で、「明日のマーチ」と名付けられた4人組は、どんどん同志の仲間を集めていき、東京に着くころには、400人もの大軍団となります。
その4人が持つ過去に触れながら、一人一人その過去と向き合い、旅の中で折り合いをつけていきます。
昔、罪を犯した者、就職活動に失敗した者、親の破産で進学できなかった者、中国残留三世で将来は美容師になりたい者、それぞれのキャラクターは異なっているんですが、旅を続けていくうちにその四人の個性が見事にマッチしていくところが素晴らしかったです
さすがにメディアや省庁が付いて、国中を沸かせるといったストーリーは現実では考えにくいですが、序盤のひたすら歩き続け野宿を繰り返し、東京を目指すといったところは、自分も一度やってみたいという思いに駆られました。
社会人の方で最近仕事に疲れたな、と思ったみなさん、学生の方で将来何をするか決まっていないみなさん、ぜひこの本を読んでください
私は別に石田衣良さんの取り巻きではありませんが、この本は本当に面白いです
さて、ノビツキーのお話しです!
前回、ノビツキーが初のファイナルを経験して以来、しばらく不遇の時期を送ったと話しましたが、そんな彼にもついに歓喜の瞬間が訪れます!!
@再びファイナルの舞台へ
2010-11シーズン、マブスは57勝を挙げ、ウエスト3位の成績でプレーオフに進みます!
上位には、スパーズ、レイカーズがいて、特にレイカーズはコービーやガソルを中心に二連覇中のチームでした
この年も、ファイナルは厳しいかもしれないと思われましたが、一回戦のポートランド・トレイルブレイザーズに対して4勝2敗で勝ち上がると、続く準決勝のレイカーズに対してはスイープで下すというアップセットを成し遂げています
これで俄然ファイナルが見えてきたマブスは、カンファレンス・ファイナルでオクラホマシティ・サンダーと激突します
サンダーは若き二人のエース、デュラントとウェストブルックがチームを引っ張っており、マブスはこの二人にやや手を焼きますが、それでも総合力と経験で上回り、4勝1敗で見事ファイナル進出を果たします
これはヒートと対戦した2005-06シーズン以来、5年ぶりの快挙となります
そして、奇しくもファイナルの相手が5年前と同じヒートであり、ノビツキーは雪辱に燃えることになります
A二度目のファイナルにて、ついに・・・
5年ぶりの対戦となったヒートは、メンバーが大きく入れ替わり、生え抜きのウェイド、新加入にレブロン、ボッシュで新BIG3を形成していました
それまでイーストの王者に君臨していた、セルティックスを破ってのファイナル進出に、ヒートも勢いがありました
その中で始まったファイナル、ホームコートアドバンテージのあるヒートの本拠地で始まったシリーズは、マイアミ2連戦を終え、タイの1勝1敗となります
しかし、ダラスに戻った第3戦、ボッシュに決勝のジャンパーを決められ、痛い1敗を喫してしまいます。。
このままだと、5年前と同じ状況を作ってしまう、と思ったノビツキーは、ここから反撃出ます!
続くダラスの2試合を連勝し、王手を掛けた状態でマイアミに乗り込みます
5年前は王手を掛けられた状態で、ダラスに乗り込まれたため、ちょうど逆の状態になったといえます
その第6戦、ヒートは負けられない試合ということもあり、必死に戦ってきます
しかし、このときのマブスは、大黒柱のノビツキーをはじめ、経験豊富なジェイソン・キッド、ジェイソン・テリー、フォワードにはショーン・マリオン、インサイドの要にはタイソン・チャンドラーというタレントが揃い、総合力でヒートを上回っていました
結果的に、マブスはこの第6戦をものにし、初優勝を飾ります!!
ファイナルで平均26.0得点、10.2リバウンドを挙げ、チームの支柱となったノビツキーはファイナルMVPも獲得します
こうして、キャリアに唯一足りなかったチャンピオンリングをノビツキーは手に入れることとなったのです
※ノビツキーのファイナルでの活躍ぶりを動画にまとめたものです
次回は、ノビツキーのナショナルチームでの活躍ぶりと、プレイスタイルについて概観していきたいと思います!!
お楽しみに
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