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2013年06月25日

家棟川から烏丸半島へ

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b.家棟川(ヤノムネガワ)ってどこから流れてるんすか、

a.あの近江富士の付近から流れて来るらしい、でも川沿いのサイクリングロードは途中で有耶無耶(ウヤムヤ)になって草むらのなかで途切れたまま、

b.じゃあ適当なところで家棟川ともお別れして、今度は野洲川へ、

a.集落から集落へゆるやかに曲がる昔の道をたどっていくと、ソバの畑に配水タンクが見えて、野洲川にかかる川田大橋が見えてくる、

b.河口から7番目の川田大橋から上流をながめる、近江太郎(野洲川の別称)はきょうも元気ですね、白鷺(シラサギ)と川鵜(カワウ)が点々とくつろいでます、



野洲川物語―流域住民の永年の悲願、近江太郎「野洲川」の鎮静。ここで繰り広げられた男達の葛藤。

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a.立ち止まって、橋の上から景色をながめる幸せ、

b.たしかにこれは橋という名の展望台ですね、野洲川と近江富士がワンセットで絵のようだ、


河川敷からのながめもどうぞ、

b.「夏草の茂る河原の近江富士」、

a.ここまで来ると定石どおり、公園化がすすむ野洲川の昔の川筋もたずねておきたい、

b.また作りかけの部分も多い平成の傑作自然公園「びわ湖地球市民の森」、

a.ああやっぱりココ、なんか落ち着く、

b.良い橋が出来てますね、さりげない簡素な木の橋、

a.しかし、今回はこの公園をさらっと横切って道なりに進もう、

b.と、なぜか正面には運転免許センター、戦後の昭和を感じさせる生真面目(キマジメ)な外観で、ふと小学校の校舎を思い出す、



a.水草の茂る手前の内湖も良い、

b.びわ湖はもう近いんすか、ここから、

a.湖岸道路はすぐそこだけど、えらい静かだな、

b.ココからびわ湖に船を出すんですね、

a.漁だけじゃ生計は苦しいだろう、半農半漁の暮らしなのか、

b.残暑でヒト気のない釣り堀の奥にまたもや近江富士、

a.このあたりはどこにいても近江富士が見える、ときに少しうるさいほど、

b.「円錐で角度選ばず富士の山」、

a.とうとう世界遺産に登録された、ほんまもんの富士山ですが、あれもあれで、時にうんざりしませんかねえ、いつも目の前にあったら、

b.いくら好きな相手でも、年がら年中、目の前に居座られたら苦痛だもんな、たまに気分変えたくなるんじゃねえの、反対側向いたりして、

a.というわけで、大きな存在感の近江富士から目をそらすべく、烏丸(カラスマ)半島公園にやって参りました、

b.いかにもバブル経済の乗りで作られたような正面広場、



a.施設はあちこちくたびれ始めてるけど、遠目にはまだ元気そうだ、

b.だけど、いずれこのデカい噴水のモニュメントも金属疲労を起こすんでしょうね、維持補修の費用にどれほどかかるか、ぜんぶ税金だし、良くも悪くもやってくれますね、

a.アーチのてっぺんは、びわ湖の形に穴があいてて、そこから水が吹き出るしかけ、まだ一度も見たことないけど、

b.日本有数のハスの群生地をバックに咲くこれはタチアオイで良いんすか、

a.そんなとこやろ、



b.花潜り(ハナムグリ)が名前通り、花粉まみれで花に潜(モグ)ってます、

a.「花ムグリ花粉まみれの花モグリ」、


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