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2013年06月05日

橿原神宮から観光ルートの真逆を訪ねよう

コチラから大きい画像でご覧いただけます
https://www.icloud.com/journal/ja-jp/#1;CAEQARoQZERUuABtLukjz2Qbnzsg-w;17CB824B-498D-40F9-A77E-A3F72F6EBDC7


b.さてすっかり、駅前で立ち話が長引きましたが、ここからどう行きましょう、

a.巨大な引力圏をなす橿原神宮(カシハラジングウ)へ行くしかないが、じつは一度も奥に入ったことがないんじゃ、

b.なぜです?

a.なんか厳(イカ)つくて入りづらい、すぐ外の深田池(フカタイケ)は大好きなんやけど、



b.じゃあ深田池へ、ここはどんな謂(イ)われある(=歴史のある)池なんすか、

a「.奈良時代につくられた池で、農業用と洪水調整用を兼ねている」、と、ため池博士も言われておる、

b.「ため池博士」という博士が居たのか、知らんかった、「ふかだ」じゃなく「ふかた」ってのも、

a.やはりため池博士の言葉には耳を傾けるべきじゃな、奈良はため池、多いからなおさら、で、気持ちよく広がる深田池をあとにして、

a.この駅いいなあ、近鉄橿原神宮西口駅、



b.さり気なく花壇もあるし、歩道のカラータイルも楽しげ、

a.なにより屋根がいい、コレ傑作やなあ、日本の駅舎ベスト20に入ってないか?

b.入ってませんね、

a.しかたない、ささやかながら、ここで賞を取らすぞ、ありがたく思えよ、

b.もしかしてあのキンキラ背広の「横山たかし」さんっすか、

a.もうよい、先へ進むぞ、まろの後からついて参れ、

b.この小川ぞいの南で良いんすか、

a.曽我川の支流のようだが、いやまて、なにやら雰囲気の良さそうな丘が西に見えるではないか、ちょっと行ってみよう、

b.住宅街の横手にこんもりとした古墳のような、

a.この生えてる木がまた良いなあ、

b.毎日この丘ながめて、ステキな駅舎から通勤・通学したら、ココロ豊かになりますね、自然と、

a.深田池も良いしなあ、

b.明日香村だけじゃもったいないエリア、

a.さあ、中を歩いてみよう、

b.「新沢千塚(ニイザワセンヅカ)古墳群」っていうのか、

a.「大半は直径15mの円墳、200年の間に600基の古墳が造られた」、

b.国の史跡ということもあって、順路も整備されてるし、草刈りもばっちり、

a.それに明るく暖かい雰囲気が漂ってる、

b.10メートルおきに写真撮りたくなるような、良いアングルの集合体ですね、ここ一帯、



a.俺らのご先祖様も眠っておられるのかも知れないな、ずっと居たくなるような幸せな気分になる、不思議と、

b.ここも完全に観光ルートをはずれてますが、名所ですね、

a.せっかく明日香村まで来たら、ここも是非(ゼヒ)、

b.隣接する公共の宿泊施設、サイクリングターミナル「千輪荘」は残念ながら閉館しましたが、

a.曽我川にそって南下してみよう、

b.だんだん昔ながらの集落も姿を現してきました、

a.こういう歴史ある村の路地はホッとするなあ、

b.いきなり、民家の庭に素晴らしい花々が、



a.拝観料とれるほどの素晴らしさ、古びた土蔵といい茅葺(カヤブ)き屋根といい、

b.勝手に他人(ヒト)の家の庭を撮影するのは、失礼かも知れないけど、

a.撮らずにはいられない素晴らしさ、

b.ここで一句、「住む人の心あらわる花の庭」、

a.こういうエリアは立て続けにシャッターチャンスが訪れる、そら来た、



b.おそらく常門会館と思われる敷地に建つ石段付きの石灯籠、

a.石段付きは珍しいなあ、すぐ横の樹木は無慈悲に刈り取られてるけど、

b.また新しい枝が伸び始めてる、この木も風格ありますね、

a.観光用というより、

b.ここに住む人たちが豊かに暮らせるような工夫があちこちにある、

a.ここも一町(カズチョウ)遺跡という有名な弥生時代の住居跡が見つかってるそうだ、

b.そこで一句、「一町(かずちょう)はココロ豊かに古代から」、

a.「一町(かずちょう)で暮らし豊かに弥生より」、


より大きな地図で 橿原神宮〜新沢千塚古墳群 を表示


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