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2013年06月19日

大好きな近江の山へお別れに

こちらから大きな画像をご覧になれます
(iPadのiPhotoジャーナルで作成しました)
https://www.icloud.com/journal/ja-jp/#1;CAEQARoQZERUuABtLukjz2Qbnzsg-w;E94C0418-7C95-4C05-A4CB-695E5B37A0CC

b.JR河瀬駅、聞き慣れない名前の駅ですが、ここはいったい、

a.JRびわ湖線の地味な駅、ふたつ先は彦根駅なんだけど、クラスのおとなしい生徒のように控えめな存在、

b.真新しい駅舎ですけど、なにか挟(ハサ)まってる、駅名のプレートに、

a.コンサートのチラシか、せっかくきれいな駅なのに、「新駅舎すぐに始まる悪意かな」、

b.けれどもヒト居ませんね、えーちなみに、日時ほか公表いたしますと、昨年2012年の7月29日、朝10時前、カメラはキャノンのパワーショットG12、

a.たぶん通勤通学用の駅じゃないかな、だから、休みの日は閑散としてるんだ、きっと、

b.この駅で降りるのは、

a.今回が初めて、あと三ヶ月で京都から岡山に引っ越すから、今まで降りてない駅で降りとこうかと、

b.それに、お気に入り荒神山(コウジンヤマ)の最寄り駅でもある、

a.今回、おそらく最後の荒神山になるんだろうな、

b.じゃあ、さっそく機動開始、駅前の町並みはこの駅舎のように真新しいなあ、

a.「A列車で行こう」っていう鉄道経営ゲームがあるけど、それで作ったみたいだ、

A列車で行こうDS

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昔からつづく伝統あるゲーム「A列車で行こう」。マニアの熱い支持のおかげで続いてきたゲームだけど、DS版はマニアでなくても、なかなか遊びやすいと好評のようです。


b.駅を中心にさまざまな医院が点在、平和堂やコメリといったスーパーやホームセンターもそろってるし、学校に工場、住宅街、たしかにテレビゲームっぽい作りですね、神社やお寺が見あたらないのも印象的、

a.ゲーム空間に居るみたいでちょっと面食らう(=びっくりして落ち着かない)な、まあしばらく行ってみようか、

b.ココは彦根市、日夏町っていうんですね、

a.「夏休み 旅する町も日夏かな」、

b.この幹線道路を渡ると雰囲気ガラっと変わって、これが昔ながらの集落ですね、道ばたにオニユリも咲いて何かホッとする、



a.「鬼百合(オニユリ)の、その名と色で暑気払い」、この花見ると元気になるな、暑さの中、しっかり自己主張して、

b.味のある集落はあっけなく尽きて荒神山のふもとの川に到着、「宇曽川」と書いて「うそがわ」、ウソ〜、

a.言うと思った、小学生じゃないんだから、もう少しひねってほしい、

b.あれが荒神山すか、大きなタンクがふたつある、



a.いや、あれはとなりの名もない丘やけど、なんのタンクだろう、調べてくれたまえ、

b.「彦根市 荒神山 巨大なタンク」で検索、出てきました、平成になって作られた上水道の配水タンクです、どうりでデカいと思った、

a.河瀬駅前の新しい町にも供給されるんだろうな、この丘の水、

b.駅前の新町とセットで作られたんとちゃいますか、平成ってことは、

a.このタンクを作るさい、同時に山城の発掘調査も行われたのか、

b.いっそのこと、このブログ見ていただく方が早いかと、

a.そうだな、写真に加えて、さりげないスケッチがとりわけ良いや、

http://www.ken-tmr.com/yamazaki-yamasiro/yamazaki-yamasiro.html

そんなステキなブログの作者、田村さんっていったい?
http://www.gaido.jp/suteki/suteki.php?ID=467


b.それに、別ルートから二度も登られてる、こんな名もない丘に、

a.自転車で素通りする我々も見習わなくては・・・

b.そういうわけで、巨大な配水タンクから多くを学んだ今回、次回はここから再開ということで、

a.おお、待っちくりい、オレにも、もうちっとやらしちくりい、

b.そうすか、じゃあそろそろ荒神山登りますか、チャリンコで、

a.自転車やクルマが使える登り口はふたつしかない、今回は西から登って東へ降りることにしよう、ミミズのように簡単な道筋じゃ、



b.あれは穀物の貯蔵庫のようですね、

a.配水タンクに劣らず巨大やな、

b.その奥にずっと広がる森は、

a.「愛知川(えちがわ)の堤防、深き森となり」、「愛知川の堤(つつみ)の木陰(こかげ)、涼む夏」、

b.ところで、山のなかほどにあるこの神社は初めてですか、



a.岡山に引っ越したら、もう二度と来ることもないかと思って、一度お礼がしたくてなあ、何度も来てるから、

b.頂上の荒神山神社とは別なんすか、

a.それすら知らないんだ、さっそく調べてくれたまえ、

b.え〜、ここは稲村神社といいまして、付近の村々の産土神(ウブスナガミ)、つまりこの土地の神様が祭られてるようです、また春祭りには村々が大きな太鼓の御輿(ミコシ)をかついで稲村神社の境内に集結、大いに太鼓を打ち鳴らし、それが終わると田植えが始まるそうです、

a.なるほど、なんも知らんかった、それで、境内がこんなに広いのか、

b.ソテツもすくすく伸びてる、

a.「稲村の太鼓で伸びる蘇鉄(ソテツ)かな」、

b.ずいぶん見晴らせるポイントに来ました、あの煙突のけむりは、



a.滋賀県大津市に本社を置く、日本電気硝子(ガラス)の工場、液晶ガラスパネルの製造では、旭硝子・アメリカのコーニング社と並んで世界三強、やるな、

b.手前にも平べったい工場らしき建物が、

a.シートベルトやエアバッグ、チャイルドシートなど自動車関連の製品を作ってるタカタの工場、本社は東京赤坂だけど、主力工場は滋賀県中心だから近江商人の会社かも、

b.なんでそんなくわしいんすか、

a.聞かれるままに、ウェブで調べてしゃべってるだけや、ホンマなんでもわかるな、おおかたのことは、

b.便利すぎて怖いくらいや、ホンマ、



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