自転車乗りならYouTube自転車動画グランプリ(最優秀賞)ちゃいますの、
自転車を魚にたとえると、骨ばっかりで身が少なくて・・・しかも身のほとんどは自分自身のカラダなわけで、それ比べるとバイクは見どころがいっぱいあるし、クルマよりもイメージしやすい、
車載カメラの映像が年々より鮮明になってるのも大きいすね、自転車乗り特有のスウスウハアという息づかいも無く自転車の何倍もスピード出して走ってくれますし、
一般人でも簡単に高画質でぶれない映像がとれるから、いろんな人々がいろんな場所を快走しながらいろんな話をされるんでじつにおもろい、
なわけで、今年も年末になって自転車の免許しか持たない我々がバイク動画グランプリを決めるわけですが、
確か前回のグランプリは数年前に豊山(ゆたかやま)バイクチャンネルさんに差し上げたような、
アップロード回数は減っていますが、今もじっくり誠実にさまざまなレンタルバイクと向き合っておられます。
毎年とか言うてるけど、気ままなもんで、何年も前の話やなあ、
じゃあいきなり最優秀賞というのも何なんで、優秀賞から行きましょう、
静岡県で古いハーレーばかりを本国アメリカから買い付けて、レストア販売されているオールドマックスさんのバイク動画は楽しかったなあ、ここでしか観られない昔のハーレーがこれでもかと出てくるし、個性豊かな社長さんはじめメカニックの人々まで完全顔出しで、いかにも静岡県らしい明るさもあったりして、
そういえば、今年はハーレージャパン問題で揺れましたしね、各販売店に不人気車が押しつけられて、ハーレージャパンの社長が消えたり、廃業に追い込まれたディーラーさんがいたり、
この問題をよく取り上げられてたのが、こちら、四国は愛媛県でハーレーに乗っておられるお父さんのバイク動画・・・じっさいの話はほとんどクルマの中でされてるけど、とても落ち着いた話し方から、バイクやハーレーへの愛も感じられて、
こちらも観る動画というより完全に聞く動画ですけど、ソエジマックスさんがひたすらバイク愛を語る1時間のラジオもなんか知らず知らず最後まで聞いちゃいますね、
画面を見なくても楽しめるんで、流しっぱなしで皿洗いしてたり、やはり映画監督の前は俳優としても活躍されてたんで、声も良いし話もうまいし、ラジオ形式なんであまり作り込まないその場かぎりのさらっとした内容もリラックスした雰囲気で、
ソエジマックスさんといえば、今年はクロスカブで四国の山間部を徳島県東部から高知県の四万十川まで横断したり、非常に実り多い年だったような、
クロスカブを軽自動車に乗っけて旅するスタイルが確立して、一気に旅モード全開という勢いがスゴかった・・・しかもひとり旅なんで、自車映像を撮るためにカメラを三脚にセッティングして、自身で走ってまたそれを回収してという、気の遠くなるような作業も延々くり返されていて、さりげなくプロの映像クリエイターのすごみも感じさせてくれたり、
あと数年前に、ヤマハSR-400を3台所有してることでこのブログでも取り上げた『秘密基地ひろし』さんの動画も、バイクの走行動画こそほとんど無いけれど、毎回充実の内容で、
バイクを10台、クルマも3台くらい所有されていて、なによりスバルの自動車開発部門でずっと仕事されてた経験があるので、ここでしか聞かれない貴重な話が連続して飽きませんね、バイク関連の話も豊富にありますし、
SR-400もエンジンバラして500ccにパワーアップさせて、さらにそこからいろんな部品交換で走りのちがいを確かめたり、自転車乗りでもどんどん引き込まれる、
で、それらを越えて今回バイク動画グランプリ2025を受賞したのが、『もんげーライダー』さん、正式名『もんげーライダーHIROYA』さんということで、
自身の出身地である岡山県に完全特化したチャンネルで、バイク動画というより地元岡山県を徹底的に深く掘り下げて、ひとりテレビ局のような才能の豊かさを感じさせてくれるチャンネルで、まあ素晴らしいのひと言、
バイク動画っていう枠を完全に越えて、地元の歴史やグルメを徹底的に調べ上げて、
地元とはいえ、ここまで細かい部分まで掘り下げていくのかという、その情熱にも打たれるし、
グーグルマップや古地図まで登場しますし、バイクから降りて延々歩いたり、
語りもうまいし、自身も写すし、村や駅の中にもどんどん入って行ってくわしくレポートするし、気になるのはただ1点のみという、
と言いますと、
あちこちのグルメレポートに加えて、最近は酒を飲むチャンネルまで作ってるので、このままだとどう考えても体脂肪過剰で中年太りから糖尿病へというパターンが待ってるわけで、カラダこわす前にどこかでブレーキングかけてコースを変えてほしい、
しかし、これだけ豊かな世界が iPhone とソニーの安価なアクションカムで成立してるのもスゴいすね、
じっさい、どこのテレビ局にも負けないほど中身が充実してるし、とうとうワンオペの時代がやって来たという新鮮な感動も、
ワンオペってなんすか、
ワン・オペレーションの略で、複数人でこなす作業をひとりで全部負担すること・・・もともとは人件費削減のマイナス面として使われる言葉やけど、ここで言うワンオペはプラスイメージで、出演・ナレーション・カメラ撮影・ビデオ編集、これらをひとりで全部やり切ってしまう万能選手的な意味で、
映像資料としても、ここまで岡山県について広く深くとらえたのは初じゃないかと思いますし、やってる本人自身もだんだんのめり込んでるような勢いがあって楽しいすね、
バイク動画としてはかなり異色な位置づけなんで、グランプリ(最優秀賞)にするか迷ったけど、今までに無い新鮮さと動画としての高い完成度が飛びぬけていたので、
ぜひ岡山県下の全180駅をくまなく制覇して欲しいもんすね、
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PENTAX K-5 II s HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR