自転車用ヘルメット着用が努力義務になって、さっそくノーヘルで死亡事故か・・・しかも昔よう走ったサイクリングロードで、
ニュース画像には、塗装も美しい高級そうなロードバイクが写ってますが、自転車同士の正面衝突で、ハンドルはグニャっとあらぬ方向へ、
そんな高級自転車でノーヘルってことは、本格的に乗り始めて、まだ間もないのか、
62才で無職とあるし、定年を迎えて、これから自転車を本格的に趣味にしようとしてたんかも・・・しかし、自転車同士の衝突事故なんで、ヘルメットさえしていれば、死亡事故にまでは至らなかったんじゃないすか、
自分も、38才で自転車に目覚めた最初のころは、恥ずかしくて、かぶり始めるまでに、3年くらいかかってるし、努力義務は強制でないから圧倒的にかぶってない大人ばかり…小さい子供の着用率は近年劇的に向上してるけど、年齢が上がるにつれて、ごくごく少数の例外を除いて誰もかぶらんようになる、
ニュースによると、人気のサイクリングロードってことですけど、
川ぞいの平坦(へいたん)なコースで、京都嵐山から奈良へ向かう、近畿でもいちばん有名なサイクリングロード、
じゃあ、自転車に目覚めたころも、まずこの道をたどって遠くへ、
嵐山に住んでたし、京都市中心部はそうとう過密なこともあって、広々した川ぞいの景色を楽しみながら、クルマや信号を気にせず走れるサイクリングロードはとても便利で、毎日といってええほど走ってた・・・ただ1点だけ残念なのは、お役所仕事っていうのか、京都府エリアの端っこでいきなり道が無くなり、そこからわずか数キロ先の奈良公園や平城京跡(へいじょうきょうあと)までは、これという道案内もなく一般道を走らされるんで、恐ろしく達成感の味わえないサイクリングロードになってる、
ちなみに、今回事故があった京都府京田辺市ってどんな町なんすか、
京都嵐山から40qちょっとサイクリングロードやけど、その半分もだいぶ過ぎたあたりに広がる、コース上もっとも大きな町と違うかなあ、
もっと手前の三川(さんせん=桂川・宇治川・木津川)合流地点に広がる京都府八幡(やわた)市も歴史ある大きな町ですが、
それに比べると、京田辺市はもっと広々していて、田園地帯に戦後急速に生まれた新しい町という感じ、
同志社大学も、京都市中心部からここへ一部移転して、本家(ほんけ)とは比較にならないほど広大なキャンパスで、のびのびやってますね、
奈良・大阪・京都・滋賀(しが)の主要エリアへまんべんなく近い好立地条件にくわえて、バイパス道や私鉄・JRなど交通機関も整ってるし、地価も安いことやし、この先さらに伸びてくんちゃうか、
しかし、今回の事故、ヘルメットをされていた女性のかたは一命を取り留めてるんで、つくづくヘルメットの重要性を痛感しますね、
加えてサングラスも、転倒時の安全性まで考慮して作られたスポーツ用でないと、金属パーツがむき出しになってたりして、かえって危険、
そういえば、滝川クリステルさんも、先日ノーヘルで自転車に乗っているとき転倒して、サングラスで目のふちを切って何針も縫ってますね・・・ちなみにあとグローブも大事では、
転ぶときは反射的に手が先に出るんで、手の平の傷を軽くするためにも、また夏場にハンドルが汗で滑らなくするためにも、年間通してグローブしてるほうがまちがい無い、
最低限、ヘルメット・サングラス・グローブのサイクリスト3点セットだけはそろえて、というか必ず身につけて、楽しい自転車生活をおくってほしいすね、
これから、花粉も一段落して梅雨入りまでは、自転車乗りにとっても最高の季節なんで、自分に言い聞かせる意味でもいくつか注意点を、
では、どうぞ、
目の前の青信号に急いで飛び込む自転車乗りが事故に遭うケースが非常に多いので、一句、
『目の前の 青信号は やりすごそう』
『水飲んで ゆっくり渡ろう 青信号』
大きな町では、抜いたり抜かれたりのバトル状態が起きやすく、そうなると周囲が見えなくなって非常に危険な走り方になるので一句、
『水飲めば 停まる勇気も 湧(わ)いてくる』
水をちょびっと飲むだけで、気持ちを変える良いきっかけ作りができると、
ボトルを取る時、片手運転になるんで、カラダのバランスを取ろうとスローダウンして、そこに気持ちを集中さすから、危険運転のさいはぜひ一度試してほしい・・・もちろん、それが無理そうなら、ちゃんと停車してから水分補給すればええわけで、
水を飲むことで気分も変わるし、あえて停まることで、走ってるときに気づけなかった道ばたの花々にも目が行きますしね、
そこでカメラを取り出せば、最高のひと時が過ごせるし、
2023年04月17日
2023年04月12日
ジオスのピストバイクに元々付いてた700×25cのタイヤ・・・良かれと思い、3ミリ太い700×28cに交換したら、まったくオモロない自転車になってもうた…
ジオスのピストバイクのタイヤ、換(か)えたんすか、
クロモリフレームのピストバイクを8s台でかつ破格の10万円以下で組もうとすれば、どこかで大幅なコストダウンパーツを差し込まねばならず、結果、ジオスのピストバイクのサドルは、石よりも硬くなり、タイヤもいちばん安価で無難なパナレーサーの定番タイヤ 「パセラ」あたりになるわけで、じゃあ同様にコスパ最高のIRC(InoueRubberCompany=井上ゴム工業)の「メトロ」に換えたらどうなるか、それも気になって、
メトロといえば、もう1台、シクロクロスにフロントバッグとかつけて、街乗り用に乗りやすくした、少し重めの総重量11sの自転車に履(は)かせてますが、もう他のタイヤを試す気が無くなるほど気に入ってるとか、
こちらもクロモリフレームやけど、振動吸収性に優れたタイヤとフレームの相乗効果で、じつに柔らかくなめらかな乗り味で、もう他のタイヤを試す気が無くなるほど気に入ってて、そんならジオスのピストもこのタイヤにしたら、使い回しも効(き)くし、サイドの耐久性がイマイチなパセラよりも、安心感も増すし、チューブも共有できるし、まず間違いなかろうということで、
ちなみに、ジオスのピストに元々付いてたパセラは25cなんで、今回はめた28cのメトロは、ひとまわり太くなるわけですが、乗り味に変化とか、
問題はそこや…たった3ミリ太くなっただけで、こんなに乗り味がつまらなくなるもんかと、
じっさい、どんな感じですか、
これまでジオスのピストに感じていたワクワクドキドキ感が見事に消え去って、ただの無難な軽い自転車に成り下がったような、
タイヤひとつでそんなに変わるもんなんすか、
ずっと11sくらいの、わりと重めの自転車に乗ってきて、9s未満の自転車に乗るのは、3年前に購入した、このピストが人生初なんで、そのせいかなあ、
ちなみに、スポーツタイプの自転車でシングルスピードっていうのも、この自転車が人生初ですが、
なもんで、このふたつが要因となって、いまだかつて無いほど、タイヤの変化を敏感に感じ取ってるんかも、
25cと28cでは、タイヤの太さに加えて空気圧もそうとう違いますしね、
それもあるなあ…ちなみに、パセラの25cが115psi一択に対し、メトロのほうは上限が95psiで、下限に至っては75psiという低圧ぶり、
空気圧がこれだけ違うと、乗り味もそうとう変わってしまうと、
ピストバイクは変速できないんで、立ちこぎの機会も増えて来て、車体を左右に大きく切り返しながら踏み込んで行く場面が多くなるけど、細く硬いタイヤで感じていた軽快なヒラヒラ感や加速感が、太く柔らかいタイヤに換えたとたん、ビックリするほど鈍く重くつまらなく、
もっと言うと、どんな感じですか、
太く柔らかいタイヤになると、いちいちワンテンポずれながら車体が反応するようなもどかしさがあって、タイヤとフレームの双方で振動を吸収するせいか、クロモリフレーム自体のしなりや振動吸収性もハッキリ感じ取れなくなり、ダイレクトにガツンと来る加速感も失われて、全体にもやもやっとした印象に、
安心感や快適さと引き換えに、ゾクゾクするような加速感やヒラヒラ感が消えてしまうと、
ジオスのピストバイクに元々付いてた石より硬いサドルを、イタリアが世界に誇るSMP社製サドルに交換したときは、自転車全体が劇的にレベルアップしたけど、今回、柔らかく太いタイヤに換えたことで、自転車全体から面白みが消えて去って、無難に走ることは走るけど何か退屈で悲しい・・・車体が変わると、タイヤの印象もこれほど大きく変わるもんなんや、
ということで、IRCメトロは、相性バツグンな重めのシクロクロス用に使うことにして、さっそくピスト用に新しいタイヤを注文したと、
おつとめ価格のパセラでも別にええねんけど、せっかくタイヤの重要性に気づいたことやし、ワンランク上のタイヤにしようかとあれこれ見てて、パナレーサーやIRCなど、国内メーカーの渋い脇役的信頼感も捨てがたいけど、今回の目玉はワクワクドキドキ感の復活なんで、やはり同じイタリア製でそろえるのが最良かと思い、数年前のモデルチェンジで上位クラスにせまる高性能化を果たした「ビットリア・ルビノプロ」の25cを、
しかし、日本製とイタリア製で、そんなに違うもんすか、
イタリア製は今回初やけど、ずっと以前、ドイツ製の、パンクせんタイヤの世界基準「シュワルベ・マラソン」を中心に、ときおり味変(あじへん)的に日本製のタイヤをあれこれ試しながら走ってた数年間があって、そのとき、どの国産タイヤよりも「シュワルベ・マラソン」が、ハッキリ味を出して自己主張してくるという経験があるもんで、
タイヤという部品としての存在感を主張するとか、そういうことすか、
日本製のタイヤは、自己主張しないで水のように他の部品と一体化して自転車に溶け込んで行くような印象なんやけど、ドイツ製の「シュワルベ・マラソン」の方は、同じようにスムーズで快適な走りであっても、タイヤ自体にハッキリした味があって、いつも乗ってる最中に、タイヤ自体から良い感触・良い手ごたえが伝わってくるんや、
じゃあ、イタリアのタイヤなら、タイヤの自己主張や味わいも、より鮮明になると、
ジオスのピストも、実質的には、台湾製フレームやし、今回購入するビットリアのルビノプロも、タイの工場で作られてるけど、デザインをふくめた総合的な味付けは、まぎれもないイタリアの感性でまとめ上げてるわけで、
価格面や信頼性は、アジアにお願いしながら、デザインをふくめた思い切りの良い味付けで、イタリアらしさを打ち出すと・・・そういう棲(す)み分けも、なかなか賢明な策かもしれませんね、
イタリア製のタイヤは初やし、じっさいに履き替えたらどうなるんか、今から楽しみや、
クロモリフレームのピストバイクを8s台でかつ破格の10万円以下で組もうとすれば、どこかで大幅なコストダウンパーツを差し込まねばならず、結果、ジオスのピストバイクのサドルは、石よりも硬くなり、タイヤもいちばん安価で無難なパナレーサーの定番タイヤ 「パセラ」あたりになるわけで、じゃあ同様にコスパ最高のIRC(InoueRubberCompany=井上ゴム工業)の「メトロ」に換えたらどうなるか、それも気になって、
メトロといえば、もう1台、シクロクロスにフロントバッグとかつけて、街乗り用に乗りやすくした、少し重めの総重量11sの自転車に履(は)かせてますが、もう他のタイヤを試す気が無くなるほど気に入ってるとか、
こちらもクロモリフレームやけど、振動吸収性に優れたタイヤとフレームの相乗効果で、じつに柔らかくなめらかな乗り味で、もう他のタイヤを試す気が無くなるほど気に入ってて、そんならジオスのピストもこのタイヤにしたら、使い回しも効(き)くし、サイドの耐久性がイマイチなパセラよりも、安心感も増すし、チューブも共有できるし、まず間違いなかろうということで、
ちなみに、ジオスのピストに元々付いてたパセラは25cなんで、今回はめた28cのメトロは、ひとまわり太くなるわけですが、乗り味に変化とか、
問題はそこや…たった3ミリ太くなっただけで、こんなに乗り味がつまらなくなるもんかと、
じっさい、どんな感じですか、
これまでジオスのピストに感じていたワクワクドキドキ感が見事に消え去って、ただの無難な軽い自転車に成り下がったような、
タイヤひとつでそんなに変わるもんなんすか、
ずっと11sくらいの、わりと重めの自転車に乗ってきて、9s未満の自転車に乗るのは、3年前に購入した、このピストが人生初なんで、そのせいかなあ、
ちなみに、スポーツタイプの自転車でシングルスピードっていうのも、この自転車が人生初ですが、
なもんで、このふたつが要因となって、いまだかつて無いほど、タイヤの変化を敏感に感じ取ってるんかも、
25cと28cでは、タイヤの太さに加えて空気圧もそうとう違いますしね、
それもあるなあ…ちなみに、パセラの25cが115psi一択に対し、メトロのほうは上限が95psiで、下限に至っては75psiという低圧ぶり、
空気圧がこれだけ違うと、乗り味もそうとう変わってしまうと、
ピストバイクは変速できないんで、立ちこぎの機会も増えて来て、車体を左右に大きく切り返しながら踏み込んで行く場面が多くなるけど、細く硬いタイヤで感じていた軽快なヒラヒラ感や加速感が、太く柔らかいタイヤに換えたとたん、ビックリするほど鈍く重くつまらなく、
もっと言うと、どんな感じですか、
太く柔らかいタイヤになると、いちいちワンテンポずれながら車体が反応するようなもどかしさがあって、タイヤとフレームの双方で振動を吸収するせいか、クロモリフレーム自体のしなりや振動吸収性もハッキリ感じ取れなくなり、ダイレクトにガツンと来る加速感も失われて、全体にもやもやっとした印象に、
安心感や快適さと引き換えに、ゾクゾクするような加速感やヒラヒラ感が消えてしまうと、
ジオスのピストバイクに元々付いてた石より硬いサドルを、イタリアが世界に誇るSMP社製サドルに交換したときは、自転車全体が劇的にレベルアップしたけど、今回、柔らかく太いタイヤに換えたことで、自転車全体から面白みが消えて去って、無難に走ることは走るけど何か退屈で悲しい・・・車体が変わると、タイヤの印象もこれほど大きく変わるもんなんや、
ということで、IRCメトロは、相性バツグンな重めのシクロクロス用に使うことにして、さっそくピスト用に新しいタイヤを注文したと、
おつとめ価格のパセラでも別にええねんけど、せっかくタイヤの重要性に気づいたことやし、ワンランク上のタイヤにしようかとあれこれ見てて、パナレーサーやIRCなど、国内メーカーの渋い脇役的信頼感も捨てがたいけど、今回の目玉はワクワクドキドキ感の復活なんで、やはり同じイタリア製でそろえるのが最良かと思い、数年前のモデルチェンジで上位クラスにせまる高性能化を果たした「ビットリア・ルビノプロ」の25cを、
しかし、日本製とイタリア製で、そんなに違うもんすか、
イタリア製は今回初やけど、ずっと以前、ドイツ製の、パンクせんタイヤの世界基準「シュワルベ・マラソン」を中心に、ときおり味変(あじへん)的に日本製のタイヤをあれこれ試しながら走ってた数年間があって、そのとき、どの国産タイヤよりも「シュワルベ・マラソン」が、ハッキリ味を出して自己主張してくるという経験があるもんで、
タイヤという部品としての存在感を主張するとか、そういうことすか、
日本製のタイヤは、自己主張しないで水のように他の部品と一体化して自転車に溶け込んで行くような印象なんやけど、ドイツ製の「シュワルベ・マラソン」の方は、同じようにスムーズで快適な走りであっても、タイヤ自体にハッキリした味があって、いつも乗ってる最中に、タイヤ自体から良い感触・良い手ごたえが伝わってくるんや、
じゃあ、イタリアのタイヤなら、タイヤの自己主張や味わいも、より鮮明になると、
ジオスのピストも、実質的には、台湾製フレームやし、今回購入するビットリアのルビノプロも、タイの工場で作られてるけど、デザインをふくめた総合的な味付けは、まぎれもないイタリアの感性でまとめ上げてるわけで、
価格面や信頼性は、アジアにお願いしながら、デザインをふくめた思い切りの良い味付けで、イタリアらしさを打ち出すと・・・そういう棲(す)み分けも、なかなか賢明な策かもしれませんね、
イタリア製のタイヤは初やし、じっさいに履き替えたらどうなるんか、今から楽しみや、
2023年04月07日
めずらしく映画レビュー…『ナバロンの要塞』・『質屋』・『未知との遭遇』
10年以上昔に録画した名作映画を今ごろ、
そもそも映画じたいが、大がかりで長時間やし、名作映画ほど、集中して何回も観ることになるんで、時間的にも気分的にもそうとう余裕が無いと、観ようという気にすらならんわけで、
この二日で立て続けに3本、『ナバロンの要塞(ようさい)』、『質屋』、『未知との遭遇』と来て、どうすか、
『ナバロンの要塞』は、いちど30年ほど前に観たくらいで、中身も完全に忘れてたけど、同じ第2次世界大戦がテーマでも、ドキュメント風に生々しく作り上げたスピルバーグ監督の『プライベート・ライアン』にハマったあとなんで、これと比較すると、あまりに安っぽさが目立ちすぎて、もう2度と見る気が起こらんほど、
『痛快戦争アクション映画』ていう安い言葉があったような気もしますが、その手の作品であったと、
さまざまな近代戦争が、近親相姦を繰り返して世界中に散らばる人間的感覚を全く無くしてしまった『上品で文化的な』超富裕層が、うざい一般庶民を地獄へ送り込む代わりに工業を発展させ富を独占するための暴力装置であることが分かってきてるけど、そこで命を落としたり、その後の人生で苦しみ続けたりする人たちが限りなく居てるのに、『痛快戦争アクション』は無いやろ、
次に観たのは、今回初となる、1960年代のアメリカ映画『質屋』ですけど、これも広くとらえれば第二次世界大戦ものというか、
ナチスのユダヤ人収容所で家族を失いひとり生き延びた元大学教授の主人公が、ニューヨークに移住して質屋を経営しながら、戦争の傷におびえ苦しみ続けるという、重厚で陰気なモノクロ映画、
これはどうでした、
スカパーの洋画専門チャンネル ザ・シネマの『トラウマ(心的外傷)映画館』特集で取り上げられた作品だけあって、最初から最後までずっと重苦しく、『プライベート・ライアン』とはまったく異質な手法で、戦争の恐ろしさ・おぞましさを伝えてくる、
第二次世界大戦の終結から四半世紀、世界で最も裕福な戦勝国アメリカの大都会ニューヨークで、戦争の傷に苦しみ続ける主人公という設定ですが、この時代、殺されなかった数多くの富めるユダヤ人が、ヨーロッパからアメリカへ移住してるんすね、
敬愛する指揮者クレンペラーも、奥さんが焼いたパンの中に大量の紙幣を隠し入れて命からがらヨーロッパを抜け出して渡米し、同じように亡命した現代音楽家のシェーンベルグと出会ったりしてるもんな、
それにしてもこの作品、安っぽさが売りになってしまった現在のハリウッド映画からは想像もできないほど中身が深く濃いすね、
俳優の演技に始まり、クインシー・ジョーンズのジャズ映画音楽、ときおり記録映画風に差し挟まれる1960年代ニューヨークの街角映像もひじょうに新鮮で、内容的にも深く・・・あまりに重苦しいから、くりかえし観てたら、こっちまでトラウマになりそうな恐ろしさもあったりして、安っぽくない映画のすごさを見せつけられたような、
3本目『未知との遭遇』は、『プライベート・ライアン』と同じスピルバーグ監督の初期を代表する名作ですが、
数十年にわたって何度も見続けてきたけど、やっぱり何回観ても、オモロイもんはオモロイ、
1970年代の作品なんで、ごく最初期の家具みたいにドデカいテープ巻き上げ式のローテク・コンピューターが登場したり、
録音機材も、重(おも)デカいオープンリール式やし、カメラも、単3電池8本でモーターを回してフィルムを巻き上げる式の、クソ重デカいモータードライブを装着した、ものものしいニコンF3やし、そういった昔の小物関係を観る楽しみもあったりして、
10数年前にスカパーで大量に録画した映画の数々ですけど、名作であればあるほど古臭くならないどころか、ますます光り輝いてるというのもさすがというか、
ほかにもスピルバーグ本人が、自身の作り上げた映画と人生を振り返る90分の記録映像もあったりして・・・当然すぎる話やけど、YouTubeで流れるアマチュア動画とは比較にならんほど、映像の質には天地の開きもあるわけで、
YouTubeから追放されたおかげで、過去の名作にじっくり付き合う時間的・精神的余裕も生まれ、ある意味よかったような、
何事も、とらえ方ひとつやけど、動画を作る側の忙しさから7年ぶりに引き離された結果、時間を気にせんと観る側に徹することができて、これはもしかしてええ事なんかも…
ちなみに、これから動画を作る気は、
無論あるがな・・・還暦(かんれき=60才)過ぎてるけど、ココロは6年制動画小学校を卒業したばかりの詰め襟(つめえり)中学1年生や・・・正味(しょうみ)の話が(じっさいのところ)、
そもそも映画じたいが、大がかりで長時間やし、名作映画ほど、集中して何回も観ることになるんで、時間的にも気分的にもそうとう余裕が無いと、観ようという気にすらならんわけで、
この二日で立て続けに3本、『ナバロンの要塞(ようさい)』、『質屋』、『未知との遭遇』と来て、どうすか、
『ナバロンの要塞』は、いちど30年ほど前に観たくらいで、中身も完全に忘れてたけど、同じ第2次世界大戦がテーマでも、ドキュメント風に生々しく作り上げたスピルバーグ監督の『プライベート・ライアン』にハマったあとなんで、これと比較すると、あまりに安っぽさが目立ちすぎて、もう2度と見る気が起こらんほど、
『痛快戦争アクション映画』ていう安い言葉があったような気もしますが、その手の作品であったと、
さまざまな近代戦争が、近親相姦を繰り返して世界中に散らばる人間的感覚を全く無くしてしまった『上品で文化的な』超富裕層が、うざい一般庶民を地獄へ送り込む代わりに工業を発展させ富を独占するための暴力装置であることが分かってきてるけど、そこで命を落としたり、その後の人生で苦しみ続けたりする人たちが限りなく居てるのに、『痛快戦争アクション』は無いやろ、
次に観たのは、今回初となる、1960年代のアメリカ映画『質屋』ですけど、これも広くとらえれば第二次世界大戦ものというか、
ナチスのユダヤ人収容所で家族を失いひとり生き延びた元大学教授の主人公が、ニューヨークに移住して質屋を経営しながら、戦争の傷におびえ苦しみ続けるという、重厚で陰気なモノクロ映画、
これはどうでした、
スカパーの洋画専門チャンネル ザ・シネマの『トラウマ(心的外傷)映画館』特集で取り上げられた作品だけあって、最初から最後までずっと重苦しく、『プライベート・ライアン』とはまったく異質な手法で、戦争の恐ろしさ・おぞましさを伝えてくる、
第二次世界大戦の終結から四半世紀、世界で最も裕福な戦勝国アメリカの大都会ニューヨークで、戦争の傷に苦しみ続ける主人公という設定ですが、この時代、殺されなかった数多くの富めるユダヤ人が、ヨーロッパからアメリカへ移住してるんすね、
敬愛する指揮者クレンペラーも、奥さんが焼いたパンの中に大量の紙幣を隠し入れて命からがらヨーロッパを抜け出して渡米し、同じように亡命した現代音楽家のシェーンベルグと出会ったりしてるもんな、
それにしてもこの作品、安っぽさが売りになってしまった現在のハリウッド映画からは想像もできないほど中身が深く濃いすね、
俳優の演技に始まり、クインシー・ジョーンズのジャズ映画音楽、ときおり記録映画風に差し挟まれる1960年代ニューヨークの街角映像もひじょうに新鮮で、内容的にも深く・・・あまりに重苦しいから、くりかえし観てたら、こっちまでトラウマになりそうな恐ろしさもあったりして、安っぽくない映画のすごさを見せつけられたような、
3本目『未知との遭遇』は、『プライベート・ライアン』と同じスピルバーグ監督の初期を代表する名作ですが、
数十年にわたって何度も見続けてきたけど、やっぱり何回観ても、オモロイもんはオモロイ、
1970年代の作品なんで、ごく最初期の家具みたいにドデカいテープ巻き上げ式のローテク・コンピューターが登場したり、
録音機材も、重(おも)デカいオープンリール式やし、カメラも、単3電池8本でモーターを回してフィルムを巻き上げる式の、クソ重デカいモータードライブを装着した、ものものしいニコンF3やし、そういった昔の小物関係を観る楽しみもあったりして、
10数年前にスカパーで大量に録画した映画の数々ですけど、名作であればあるほど古臭くならないどころか、ますます光り輝いてるというのもさすがというか、
ほかにもスピルバーグ本人が、自身の作り上げた映画と人生を振り返る90分の記録映像もあったりして・・・当然すぎる話やけど、YouTubeで流れるアマチュア動画とは比較にならんほど、映像の質には天地の開きもあるわけで、
YouTubeから追放されたおかげで、過去の名作にじっくり付き合う時間的・精神的余裕も生まれ、ある意味よかったような、
何事も、とらえ方ひとつやけど、動画を作る側の忙しさから7年ぶりに引き離された結果、時間を気にせんと観る側に徹することができて、これはもしかしてええ事なんかも…
ちなみに、これから動画を作る気は、
無論あるがな・・・還暦(かんれき=60才)過ぎてるけど、ココロは6年制動画小学校を卒業したばかりの詰め襟(つめえり)中学1年生や・・・正味(しょうみ)の話が(じっさいのところ)、
2023年04月02日
STEAMさんの隠れ名作テトリス「TICO」のむずいバージョンが、限りなく奥深くてやめられん!
もう何年やってるんすか、このテトリス、
まだ3〜4年くらいか、
ほぼ毎日やってると、
いや、それでも、10年以上も前から、iPad用に購入して今でもバリバリやり続けてる、ひとり遊びトランプゲームの最高峰、DigitalSmoke 社の「Solitaire(ソリティア)City」に比べたらまだまだ、
ファミコン時代はあれだけ人気だったテトリスも、今では、探すほうが難しいくらいで、スチームさんのなかでも1番目立たない地味なエリアにひっそり眠ってる感じですけど、なんでやってるんすか、
TICO と書いて「ティコ」って読ませるんか、それすら知らんけど、結局ファミコン時代から、テトリスは何やかんやで、ゲーム機が変わってもずっとやり続けていて、やはりハイテクゲーム時代になっても、テトリスとかソリティアっていうシンプルなゲームって、スポーツでいう走り込みのようなもんで、
ゲーム熱が上がっても下がっても、取りあえずこれだけは欠かさずやってきたと、
最低のこの2つさえやってれば、とりあえず満足というか、この2つから他のすべてのゲームに広げていけるような基礎体力というか、
しかし、このTICOですけど、テトリスだけで、しかもたった2種類だけというシンプルさ…デザイン的にもパッとしませんし、なんかショボい(見すぼらしい)ような見た目ですけど、
この時代、音とグラフィックを売りにするテトリスもあるんやけど、じっさいやり始めたら、これがいちばん奥深くてオモロイ、
ひとつは昔ながらのテトリスで、最初はこればかりですか、
こっちは落下の最高速にも慣れて、1年くらいで飽きが来て・・・けど、もうひとつのムズいほうのテトリスは、しっかりした歯ごたえがあって、飽きることを知らず、最近はこればっかり、
使われてる基本的な図形は、
オリジナルから、いくつか変更されてて、その中でも十字型の図形が、憎い上司というか、嫌な先輩というか、とにかくあちこちでスムーズなゲームの進行を邪魔してきて、これをいかに手なずけて消し去るか、そのせめぎあいがじつに奥深くて楽しい、
つまり、だんだん腕が上がってくると、十字が連続しても、うまいこと消し去ることが出来るようになると、
このウザい十字を、うまいこと自分のペースに巻き込んで消し続けていくと、10分とか続けられるようになって来て、最近では調子がええ時とか、たまに30分越えという大記録も夢では無くなってきて、
逆に調子が悪いときは、
パチンコでも、調子悪いと、両替の時点で、何度入れてもお札がもどってきたりするけど、それと同じように、疲れてたりすると、とたんにあの『憎いあん畜生(ちくしょう)』の十字がこれでもかと、湧(わ)き出してきて、数分で撃沈(げきちん)ということもけっこうあったり・・・ランダムに出てくる図形の出現パターンが読みづらい楽しさもあったり、
具体的には、どんな感じですか、
すべての図形が思った通りに出て来てくれて好調なときもあれば、逆に出てきて欲しくない図形ばかりが嫌がらせのように連続したりで、好調・不調の波を読むことも非常に難しく、20分好調だったのに、突然不調の波が襲ってきて、1分足らずで撃沈(げきちん=船が攻撃されて沈没)したり、
そういうわけで、フライトシミュレーター用の高性能なパソコンでも、いちばん遊び続けてるのが「TICO」であると、
最近は、「TICO」専用に24インチのディスプレイをタテ置きにして遊んだり、
ちなみに、点数とかでなく、時間で区切ってるんすか、
基本10分越えを最低目標タイムとしてるけど、時間があれば30分越えに何度も挑戦したり、
30分越えは、1日1回くらいは成功すると、
いや、週に1〜2回ていどか・・・20分過ぎてくると、集中力もだんだん低下して、
それで、あれこれタイマー系のアプリを探してたんすか、
そう、キッチンタイマーでもええねんけど、できればプレイ画面のすぐ横で見えるようにしておきたい、
で、あれこれ試したけど、なかなかシンプルでええやつが見つからないと、
で、けっきょく意外というか、もともとWindows11に入っている「クロック」っていうタイマーの使い心地が最高で、これは「TICO」同様、地味やけどイチ押しアプリや、
Windows11といえば、もともと入ってるウイルスセキュリティソフトも、有料の他社製を購入する必要がないほど最高レベルですし、フライトシミュレーターも永い眠りから完全復活しましたし、ブラウザもグーグルを上回る検索機能を獲得(かくとく)しつつありますし、
中曽根元首相夫人の隠し子であるとのうわさが絶えない「死ね死ねワクチン大魔王」にして、何としてでも人類の口をこじ開けて、無理やりコオロギを食わそうとするド悪魔の疫病神(やくびょうがみ)ビル・ゲイツが本社を去ってから、ホンマええことづくめやな、
まだ3〜4年くらいか、
ほぼ毎日やってると、
いや、それでも、10年以上も前から、iPad用に購入して今でもバリバリやり続けてる、ひとり遊びトランプゲームの最高峰、DigitalSmoke 社の「Solitaire(ソリティア)City」に比べたらまだまだ、
ファミコン時代はあれだけ人気だったテトリスも、今では、探すほうが難しいくらいで、スチームさんのなかでも1番目立たない地味なエリアにひっそり眠ってる感じですけど、なんでやってるんすか、
TICO と書いて「ティコ」って読ませるんか、それすら知らんけど、結局ファミコン時代から、テトリスは何やかんやで、ゲーム機が変わってもずっとやり続けていて、やはりハイテクゲーム時代になっても、テトリスとかソリティアっていうシンプルなゲームって、スポーツでいう走り込みのようなもんで、
ゲーム熱が上がっても下がっても、取りあえずこれだけは欠かさずやってきたと、
最低のこの2つさえやってれば、とりあえず満足というか、この2つから他のすべてのゲームに広げていけるような基礎体力というか、
しかし、このTICOですけど、テトリスだけで、しかもたった2種類だけというシンプルさ…デザイン的にもパッとしませんし、なんかショボい(見すぼらしい)ような見た目ですけど、
この時代、音とグラフィックを売りにするテトリスもあるんやけど、じっさいやり始めたら、これがいちばん奥深くてオモロイ、
ひとつは昔ながらのテトリスで、最初はこればかりですか、
こっちは落下の最高速にも慣れて、1年くらいで飽きが来て・・・けど、もうひとつのムズいほうのテトリスは、しっかりした歯ごたえがあって、飽きることを知らず、最近はこればっかり、
使われてる基本的な図形は、
オリジナルから、いくつか変更されてて、その中でも十字型の図形が、憎い上司というか、嫌な先輩というか、とにかくあちこちでスムーズなゲームの進行を邪魔してきて、これをいかに手なずけて消し去るか、そのせめぎあいがじつに奥深くて楽しい、
つまり、だんだん腕が上がってくると、十字が連続しても、うまいこと消し去ることが出来るようになると、
このウザい十字を、うまいこと自分のペースに巻き込んで消し続けていくと、10分とか続けられるようになって来て、最近では調子がええ時とか、たまに30分越えという大記録も夢では無くなってきて、
逆に調子が悪いときは、
パチンコでも、調子悪いと、両替の時点で、何度入れてもお札がもどってきたりするけど、それと同じように、疲れてたりすると、とたんにあの『憎いあん畜生(ちくしょう)』の十字がこれでもかと、湧(わ)き出してきて、数分で撃沈(げきちん)ということもけっこうあったり・・・ランダムに出てくる図形の出現パターンが読みづらい楽しさもあったり、
具体的には、どんな感じですか、
すべての図形が思った通りに出て来てくれて好調なときもあれば、逆に出てきて欲しくない図形ばかりが嫌がらせのように連続したりで、好調・不調の波を読むことも非常に難しく、20分好調だったのに、突然不調の波が襲ってきて、1分足らずで撃沈(げきちん=船が攻撃されて沈没)したり、
そういうわけで、フライトシミュレーター用の高性能なパソコンでも、いちばん遊び続けてるのが「TICO」であると、
最近は、「TICO」専用に24インチのディスプレイをタテ置きにして遊んだり、
ちなみに、点数とかでなく、時間で区切ってるんすか、
基本10分越えを最低目標タイムとしてるけど、時間があれば30分越えに何度も挑戦したり、
30分越えは、1日1回くらいは成功すると、
いや、週に1〜2回ていどか・・・20分過ぎてくると、集中力もだんだん低下して、
それで、あれこれタイマー系のアプリを探してたんすか、
そう、キッチンタイマーでもええねんけど、できればプレイ画面のすぐ横で見えるようにしておきたい、
で、あれこれ試したけど、なかなかシンプルでええやつが見つからないと、
で、けっきょく意外というか、もともとWindows11に入っている「クロック」っていうタイマーの使い心地が最高で、これは「TICO」同様、地味やけどイチ押しアプリや、
Windows11といえば、もともと入ってるウイルスセキュリティソフトも、有料の他社製を購入する必要がないほど最高レベルですし、フライトシミュレーターも永い眠りから完全復活しましたし、ブラウザもグーグルを上回る検索機能を獲得(かくとく)しつつありますし、
中曽根元首相夫人の隠し子であるとのうわさが絶えない「死ね死ねワクチン大魔王」にして、何としてでも人類の口をこじ開けて、無理やりコオロギを食わそうとするド悪魔の疫病神(やくびょうがみ)ビル・ゲイツが本社を去ってから、ホンマええことづくめやな、
2023年03月29日
YouTubeから『ほな、バイなら!』
しかし、テレ朝さんも、やり口(くち)エグいな、
なにブツブツ言うてるんすか、
東日本大震災前に録画してた、CSテレ朝チャンネルの人気番組『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』、そのええとこばかりを抜き出して、著作権にひっかからんように用心深く再編集して、YouTubeにアップロードしてたんやけど、10本くらい公開したところで、いきなり3回連続で著作権侵害の警告を食らうという、
3回連続で警告って、YouTubeから存在自体が消されるという、あのいちばん重いペナルティが科せられるという、
それならそうと、最初から警告してくれたら、こっちとしても対応のしようもあったんやけど、完全なるあと出しジャンケンやもんな、
YouTubeでの著作権チェックでは、問題無しでずっと来てたのに、時間差攻撃で、後日、テレ朝から突然チェックが入ったと、
こっちとしては YouTube側の著作権チェックを信用してるもんやから、放送回順にどんどん公開してたんやけど、そんなある日、テレ朝の方から、改めてこれらすべてが著作権侵害であるということで、とつぜん1日に3回連続で警告受けてYouTubeから即、永久追放…一銭にもならん動画をシコシコ作り続けてきたオレが可哀そうや、
たしかにエグいすね、もっと早めに言ってくれたら、1〜2回の警告で自主規制できてたのに、
YouTube側の著作権チェックにしても、基本AI(人工知能)のやってることなんで、あとあと訂正されて警告を受けることも、何度かあったけど、それにしても、もうちょっと人間的なやり方があってもええような、
まあ、著作権スレスレを攻め過ぎてきた、ここ数年の報(むく)いって事やないすか、
にしても、2016年の春先から作り始めた、800本くらいの動画が、いっさい見られへんっていうのもなあ、
じゃあ、改めてアカウントを新規に立ち上げて、別人としてゼロから始めると、
今はショックで、アカウントを作る気にもなれず、腑抜(ふぬ)けのようにログインせんまま、1視聴者としてながめてるだけや、
しかし最近のYouTubeって、うざい広告まみれで、地上波テレビなみに、言いたいことも言えなくなってますし、そろそろこちら側から見限ってもええような、
それはたしかにな・・・これまでアップロードした動画も、高画質なまま手元に残ってるわけやし、収益化とはそもそも無縁やったし、ショックはショックやけど、その反面、こころが軽くスッキリしたような、
いちいち著作権にビクビクしながら作り続けんでもええという解放感すか、
それもあるし、この7年間というもの、収益化の見込みも無く、誰が観るとも分からん動画を、ようここまで念入りに作り続けたもんやなあという達成感みたいな、
独学なりに動画の作り方もそれなりに覚えて、それはそれで財産ですけど・・・今後はどうするんすか、
どうするんやろ、今はこれといって何も考えてないけど、
10年前の『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』を非公開で再編集するとか、
それは無いなあ・・・やり始めたらとたんに、先日のショッキングな出来事が蘇(よみがえ)ってくるし、
しかし、著作権スレスレでもアップロードしたかったわけですし、
それはそうや・・・当時のさまぁ〜ずさんの面白さって無かったし、
ちょうど、テレビ東京で『モヤモヤさまぁ〜ず2』が始まって世間の注目が集まってきたころすね、
さまぁ〜ずさんが、マリオでいう無敵状態になって、なんも恐れることなく、やればやるだけオモロくなってきたころ、
思えば、もやサマ自体も、いきなり2(ツー)から始まってましたし、
開発初期の人工知能をあえて採用して、メチャ変な日本語でナレーションさせてたし・・・さまぁ〜ずさんを起用した伊藤隆行(たかゆき)プロデューサーの才能もここで大々的に開花して、さらに勢いがついて、
伊藤プロデューサーといえば、後日、鬼越トマホークの衝撃的デビューで有名になった、深夜番組『ざっくりハイタッチ』もメチャおもろかったですね・・・けっきょく攻めすぎて、放送倫理とかいう偽善団体に潰(つぶ)されてしまいましたが、
『もやさま』最初期の街角千円自販機シリーズも、忘れられない面白さやったなあ、
最初は30分の深夜番組として、打ち切りすれすれみたいにして始まったけれど、今ではテレビ東京の看板(かんばん=顔)になってますし・・・ただ、面白さからいうと、『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』同様、2010年前後が神がかってました、
大江アナが出演してた最初の時代が、とにかく無敵状態、
ところで、話は現時点にもどって、録画してまで観たい最後の地上波『水曜日のダウンタウン』ですが、前回、奇(く)しくも(偶然にも)著作権がらみで1本やってましたね、
YouTubeではおなじみになった著作権かいくぐり特殊画面で、最後までやり切ったなあ・・・さすが『水曜日のダウンタウン』…これからも、偽善だらけ規制だらけで、オモロくも何とも無くなったテレビ業界で、しっかり最後の毒を吐き続けてほしい、
ちなみに、YouTubeよりも3年早く、2013年から始めた、こちらファンブログですが、最近まったく文字ばかりになってますけど、
YouTubeショックで、写真もなんも、いっさいのせる気、無くしてるんや、
まあ、これはこれで、マルチメディア全盛の時代、逆に新鮮ですけど、
あと10年ぶりに、ポメラで下書き始めたら、なんか文章だけのほうがスッキリして、むしろええような気もしてきて、それもあるんやけど、
ちなみに今回の騒動・・・憎いあん畜生(ちくしょう)、テレ朝さんにひと言あれば、どうぞ、
10年前の『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』は、ほんま今観ても無敵状態でオモロいから、著作権とか七(しち)めんどくさいこと言うのやったら、テレ朝さんの方で、自主的にYouTubeに順次アップロードするなりして、観るチャンスを失った人々へ向けて、あらためて上質な笑いを公開すべきや・・・もうどうでもええけど・・・ああ、あと伝説の『逆回転コマネチ』までは、なんとかアップロード続けたかったなあ・・・そして千人にも満たないチャンネル登録者の皆様には、感謝しかない・・・今まで付き合っていただき、ほんまにアリガトサ〜ン、ほなバイなら・・・
なにブツブツ言うてるんすか、
東日本大震災前に録画してた、CSテレ朝チャンネルの人気番組『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』、そのええとこばかりを抜き出して、著作権にひっかからんように用心深く再編集して、YouTubeにアップロードしてたんやけど、10本くらい公開したところで、いきなり3回連続で著作権侵害の警告を食らうという、
3回連続で警告って、YouTubeから存在自体が消されるという、あのいちばん重いペナルティが科せられるという、
それならそうと、最初から警告してくれたら、こっちとしても対応のしようもあったんやけど、完全なるあと出しジャンケンやもんな、
YouTubeでの著作権チェックでは、問題無しでずっと来てたのに、時間差攻撃で、後日、テレ朝から突然チェックが入ったと、
こっちとしては YouTube側の著作権チェックを信用してるもんやから、放送回順にどんどん公開してたんやけど、そんなある日、テレ朝の方から、改めてこれらすべてが著作権侵害であるということで、とつぜん1日に3回連続で警告受けてYouTubeから即、永久追放…一銭にもならん動画をシコシコ作り続けてきたオレが可哀そうや、
たしかにエグいすね、もっと早めに言ってくれたら、1〜2回の警告で自主規制できてたのに、
YouTube側の著作権チェックにしても、基本AI(人工知能)のやってることなんで、あとあと訂正されて警告を受けることも、何度かあったけど、それにしても、もうちょっと人間的なやり方があってもええような、
まあ、著作権スレスレを攻め過ぎてきた、ここ数年の報(むく)いって事やないすか、
にしても、2016年の春先から作り始めた、800本くらいの動画が、いっさい見られへんっていうのもなあ、
じゃあ、改めてアカウントを新規に立ち上げて、別人としてゼロから始めると、
今はショックで、アカウントを作る気にもなれず、腑抜(ふぬ)けのようにログインせんまま、1視聴者としてながめてるだけや、
しかし最近のYouTubeって、うざい広告まみれで、地上波テレビなみに、言いたいことも言えなくなってますし、そろそろこちら側から見限ってもええような、
それはたしかにな・・・これまでアップロードした動画も、高画質なまま手元に残ってるわけやし、収益化とはそもそも無縁やったし、ショックはショックやけど、その反面、こころが軽くスッキリしたような、
いちいち著作権にビクビクしながら作り続けんでもええという解放感すか、
それもあるし、この7年間というもの、収益化の見込みも無く、誰が観るとも分からん動画を、ようここまで念入りに作り続けたもんやなあという達成感みたいな、
独学なりに動画の作り方もそれなりに覚えて、それはそれで財産ですけど・・・今後はどうするんすか、
どうするんやろ、今はこれといって何も考えてないけど、
10年前の『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』を非公開で再編集するとか、
それは無いなあ・・・やり始めたらとたんに、先日のショッキングな出来事が蘇(よみがえ)ってくるし、
しかし、著作権スレスレでもアップロードしたかったわけですし、
それはそうや・・・当時のさまぁ〜ずさんの面白さって無かったし、
ちょうど、テレビ東京で『モヤモヤさまぁ〜ず2』が始まって世間の注目が集まってきたころすね、
さまぁ〜ずさんが、マリオでいう無敵状態になって、なんも恐れることなく、やればやるだけオモロくなってきたころ、
思えば、もやサマ自体も、いきなり2(ツー)から始まってましたし、
開発初期の人工知能をあえて採用して、メチャ変な日本語でナレーションさせてたし・・・さまぁ〜ずさんを起用した伊藤隆行(たかゆき)プロデューサーの才能もここで大々的に開花して、さらに勢いがついて、
伊藤プロデューサーといえば、後日、鬼越トマホークの衝撃的デビューで有名になった、深夜番組『ざっくりハイタッチ』もメチャおもろかったですね・・・けっきょく攻めすぎて、放送倫理とかいう偽善団体に潰(つぶ)されてしまいましたが、
『もやさま』最初期の街角千円自販機シリーズも、忘れられない面白さやったなあ、
最初は30分の深夜番組として、打ち切りすれすれみたいにして始まったけれど、今ではテレビ東京の看板(かんばん=顔)になってますし・・・ただ、面白さからいうと、『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』同様、2010年前後が神がかってました、
大江アナが出演してた最初の時代が、とにかく無敵状態、
ところで、話は現時点にもどって、録画してまで観たい最後の地上波『水曜日のダウンタウン』ですが、前回、奇(く)しくも(偶然にも)著作権がらみで1本やってましたね、
YouTubeではおなじみになった著作権かいくぐり特殊画面で、最後までやり切ったなあ・・・さすが『水曜日のダウンタウン』…これからも、偽善だらけ規制だらけで、オモロくも何とも無くなったテレビ業界で、しっかり最後の毒を吐き続けてほしい、
ちなみに、YouTubeよりも3年早く、2013年から始めた、こちらファンブログですが、最近まったく文字ばかりになってますけど、
YouTubeショックで、写真もなんも、いっさいのせる気、無くしてるんや、
まあ、これはこれで、マルチメディア全盛の時代、逆に新鮮ですけど、
あと10年ぶりに、ポメラで下書き始めたら、なんか文章だけのほうがスッキリして、むしろええような気もしてきて、それもあるんやけど、
ちなみに今回の騒動・・・憎いあん畜生(ちくしょう)、テレ朝さんにひと言あれば、どうぞ、
10年前の『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』は、ほんま今観ても無敵状態でオモロいから、著作権とか七(しち)めんどくさいこと言うのやったら、テレ朝さんの方で、自主的にYouTubeに順次アップロードするなりして、観るチャンスを失った人々へ向けて、あらためて上質な笑いを公開すべきや・・・もうどうでもええけど・・・ああ、あと伝説の『逆回転コマネチ』までは、なんとかアップロード続けたかったなあ・・・そして千人にも満たないチャンネル登録者の皆様には、感謝しかない・・・今まで付き合っていただき、ほんまにアリガトサ〜ン、ほなバイなら・・・
2023年03月24日
自転車で 桜の撮影 滋賀・京都
京都を離れて10年以上過ぎたけど、今でも時々、幸せなフラッシュバックというか、とつぜん脳裏(のうり)に、京都やびわ湖の、あの道この道が、旅情豊かに浮かび上がって、むしょうに行きたなる、
40歳手前で自転車に目覚めたおかげで、おとなり滋賀県のびわ湖エリアを、まるで自分の町みたく走るようになるとは、
自転車乗りにとってびわ湖といえば、まっさきに、ビワイチ(びわ湖一周)が思い浮かぶもんやけど、自分の場合は、カメラとセットで自転車に目覚めたもんで、ゆっくり景色を見ながら、写したい場所で立ち止まってはカメラを取り出す、その繰り返しが基本のリズムで、長いコースを延々走り続けるとかいう気持ちがほとんど無かった、
週末になると、滋賀県以外にもあちこち、輪行(自転車と公共交通機関を併用した移動手段)を駆使して日帰り旅行をしましたが、やはりいちばん多かったのがびわ湖、それも京都からより気楽に立ち寄れる南エリアが中心でした、
桜の季節は、あえて行きの電車は使わんと、嵐山を早めに発(た)って、桜の名所を自転車で結びながら、南禅寺、蹴上(けあげ)へ・・・そこからゆるい坂をアップダウンして、東山区から山科区へ、
ここの山科疎水(そすい)が、四季を通して素晴らしい散歩道で、
山ぎわの林のなか、高台を流れる疎水にそって土の道が細く続いていて、ときおり真下を走るびわ湖線や山科区の町並みが見晴らせたり、歴史的社寺にも事欠かず・・・そのまま、東へ進めば、疎水(そすい)はトンネルに吸い込まれ、自転車は道なりに急坂を登り始め、清水の湧(わ)く三井寺(みいでら)裏手の峠を越えれば、そこは早くも滋賀県、
そろそろ広い見晴らしが欲しい気持ちを抑えながら、少しさびれた長等(ながら)商店街のアーケード通りを、歩行者に気をつけながらゆるゆると進み、びわ湖のほとりへ、
そういえば、疎水のトンネルは三井寺の真下からびわ湖へつながるんやけど、トンネル出口から両わきに続く桜並木がまた素晴らしかったなあ、
桜の季節は、峠を下って右寄りに長等商店街へ向かうより、左寄りに三井寺方面に向かうほうが正解すね、
ああ、ホンマ行きたなってきた・・・あそこって、疎水ぞいの鉄柵にもサクラのデザインがほどこしてあるんや、
しかし、なんで行かないんすか、新幹線なら日帰りも可能ですけど、
行ったら最後、どんどんエスカレートして、しまいに京都や滋賀に実際もどりたくなるの分かってるんで、逆につらくなりそうで、
ちなみに、京都・滋賀といえば、空間の広がり方が真逆なんで、隣同士でたがいの魅力を高め合う関係というか、
天一(てんいち=天下一品(京都が生んだラーメン界の宝))で、ラーメンライス頼むように、こってりスープの京都、あっさり白ごはんの滋賀は絶妙な組み合わせなんや、
しかし、滋賀が白ごはんて、ちょっと過小評価ちゃいます、
いやいや、美味しい白ごはんこそ、日本人の食のベースやし、基本中の基本という意味では、
浜大津からは、左に山、右にびわ湖を見ながら、住宅街を北へ器用に通り抜けて、JR湖西線ぞいにびわ湖大橋へ向かうルートもありますが、
そっちは若いヤングには通じひんけど、ドーナツ盤でいうB面というか・・・たしかに皇子(おうじ)公園のサクラに始まって、いくつもの名所旧跡が連続するこちらも捨てがたいけど、やはりメインはなぎさ公園やな、
つまり、観光船でにぎわう浜大津港から、びわ湖にそってクルマの入れない散歩道をゆるゆる東へ走ると、
なぎさ公園でたったひとつの残念ポイントは、びわ湖に注ぐ小川のたんびに車道すれすれの細い歩道まで引きもどされる事・・・しかし、これに文句言ったらさすがにバチ当たるやろな、
とはいえ、なぎさ公園にも少し飽きて来たころは、びわ湖が見えない奥まった住宅街を静かに流すことも、
そこがまたええ味出しててなあ、ああまた行きたなってきた、
ここの住宅街も、歴史がギュッと詰まったエリアなんで、オススメ散歩コースですね、京都の町中ともまたちょっと違った雰囲気がありますし、観光名所のような混雑もありませんし、なにか辻辻(つじつじ=それぞれの小道)に深い味わいもあって、
そんな中、松尾芭蕉が住んでいた幻住庵(げんじゅうあん)が、周囲の深い森とセットで地味に保存されていたり、
それこそ、ペンタックスKPと40oパンケーキの出番すね・・・もちろん RICHO GR という手もありますが、
ああ、幻住庵、行きたなってきた、GR 欲しなってきた、
フィルム換算28oを貫いてきたGRも、近年は40oが選べるんで、さらに迷いますね、
「このさい思い切って両方とも購入したろか」とか思い始めると、今度は PENTAX K3mark3 の姿も見え隠れしてくるし・・・迷いはさらに迷いを生み、
ともあれ、花見を口実に、びわ湖方面まで足を延ばそうかとか、そんな気分にさせる良い季節ですね、
京都中心部もええねんけど、さすがに桜のシーズンは人出が半端(はんぱ)ないし、過密な京都在住のばあいは、広々したびわ湖こそ、最適な気分転換にもなるんで、とくにオススメや、
ちなみに、帰路は最寄り(もより)の駅前で自転車を袋詰めして、JRでもどるとして、とりあえず京都駅だけは避けたいと、
北口は自転車乗り入れ禁止やし、南口も物すごい混雑やし、そもそもホームに降りてから改札までの長いこと人の多いこと・・・だったらおとなりの西大路駅か、もっとオススメは、桂川を越えてまうけど、広々した桂川駅西口が、よりのんびり広々としてて快適、
あと、自転車からホイールを外して輪行する場合は、あつかいが非常に難しい油圧ディスクブレーキは危険だらけですね・・・いや、ホイールを外さない折りたたみ式でも、油圧のブレーキホースがまちがって変な曲がり方で折りたたまれる危険性もあるし、やはりそうとう気い使いますね、
折りたたみ自転車も、安すぎて逆に不安な5万円前後から始まり、RICHO GR 1台分 2台分と値ははね上がって、じっさい選択にメチャ迷うけど、けっきょく買うとなればどのあたりの価格帯がお買い得かなあ、
4台持ってるのに、さらに買うんすか、
いやいや、もし読者が購入するとして、
いや、今のは完全に自分が買おうとして、
そんなこと無いて、
ただでさえ最近は、輪行しなくなってますし、
いや、輪行とはまた別に、今まで一回も乗ったことがない小径車(しょうけいしゃ)への憧れっていうのもあるし、
そもそも折りたたむ必要性からしてありませんし、
フレーム剛性が上がる折りたたまん式小径車も、アラヤさんとかいろんなメーカーさんから出てるし、
もしかして、欲しくなってるんは、そのアラヤさんのモデルですか、
・・・
40歳手前で自転車に目覚めたおかげで、おとなり滋賀県のびわ湖エリアを、まるで自分の町みたく走るようになるとは、
自転車乗りにとってびわ湖といえば、まっさきに、ビワイチ(びわ湖一周)が思い浮かぶもんやけど、自分の場合は、カメラとセットで自転車に目覚めたもんで、ゆっくり景色を見ながら、写したい場所で立ち止まってはカメラを取り出す、その繰り返しが基本のリズムで、長いコースを延々走り続けるとかいう気持ちがほとんど無かった、
週末になると、滋賀県以外にもあちこち、輪行(自転車と公共交通機関を併用した移動手段)を駆使して日帰り旅行をしましたが、やはりいちばん多かったのがびわ湖、それも京都からより気楽に立ち寄れる南エリアが中心でした、
桜の季節は、あえて行きの電車は使わんと、嵐山を早めに発(た)って、桜の名所を自転車で結びながら、南禅寺、蹴上(けあげ)へ・・・そこからゆるい坂をアップダウンして、東山区から山科区へ、
ここの山科疎水(そすい)が、四季を通して素晴らしい散歩道で、
山ぎわの林のなか、高台を流れる疎水にそって土の道が細く続いていて、ときおり真下を走るびわ湖線や山科区の町並みが見晴らせたり、歴史的社寺にも事欠かず・・・そのまま、東へ進めば、疎水(そすい)はトンネルに吸い込まれ、自転車は道なりに急坂を登り始め、清水の湧(わ)く三井寺(みいでら)裏手の峠を越えれば、そこは早くも滋賀県、
そろそろ広い見晴らしが欲しい気持ちを抑えながら、少しさびれた長等(ながら)商店街のアーケード通りを、歩行者に気をつけながらゆるゆると進み、びわ湖のほとりへ、
そういえば、疎水のトンネルは三井寺の真下からびわ湖へつながるんやけど、トンネル出口から両わきに続く桜並木がまた素晴らしかったなあ、
桜の季節は、峠を下って右寄りに長等商店街へ向かうより、左寄りに三井寺方面に向かうほうが正解すね、
ああ、ホンマ行きたなってきた・・・あそこって、疎水ぞいの鉄柵にもサクラのデザインがほどこしてあるんや、
しかし、なんで行かないんすか、新幹線なら日帰りも可能ですけど、
行ったら最後、どんどんエスカレートして、しまいに京都や滋賀に実際もどりたくなるの分かってるんで、逆につらくなりそうで、
ちなみに、京都・滋賀といえば、空間の広がり方が真逆なんで、隣同士でたがいの魅力を高め合う関係というか、
天一(てんいち=天下一品(京都が生んだラーメン界の宝))で、ラーメンライス頼むように、こってりスープの京都、あっさり白ごはんの滋賀は絶妙な組み合わせなんや、
しかし、滋賀が白ごはんて、ちょっと過小評価ちゃいます、
いやいや、美味しい白ごはんこそ、日本人の食のベースやし、基本中の基本という意味では、
浜大津からは、左に山、右にびわ湖を見ながら、住宅街を北へ器用に通り抜けて、JR湖西線ぞいにびわ湖大橋へ向かうルートもありますが、
そっちは若いヤングには通じひんけど、ドーナツ盤でいうB面というか・・・たしかに皇子(おうじ)公園のサクラに始まって、いくつもの名所旧跡が連続するこちらも捨てがたいけど、やはりメインはなぎさ公園やな、
つまり、観光船でにぎわう浜大津港から、びわ湖にそってクルマの入れない散歩道をゆるゆる東へ走ると、
なぎさ公園でたったひとつの残念ポイントは、びわ湖に注ぐ小川のたんびに車道すれすれの細い歩道まで引きもどされる事・・・しかし、これに文句言ったらさすがにバチ当たるやろな、
とはいえ、なぎさ公園にも少し飽きて来たころは、びわ湖が見えない奥まった住宅街を静かに流すことも、
そこがまたええ味出しててなあ、ああまた行きたなってきた、
ここの住宅街も、歴史がギュッと詰まったエリアなんで、オススメ散歩コースですね、京都の町中ともまたちょっと違った雰囲気がありますし、観光名所のような混雑もありませんし、なにか辻辻(つじつじ=それぞれの小道)に深い味わいもあって、
そんな中、松尾芭蕉が住んでいた幻住庵(げんじゅうあん)が、周囲の深い森とセットで地味に保存されていたり、
それこそ、ペンタックスKPと40oパンケーキの出番すね・・・もちろん RICHO GR という手もありますが、
ああ、幻住庵、行きたなってきた、GR 欲しなってきた、
フィルム換算28oを貫いてきたGRも、近年は40oが選べるんで、さらに迷いますね、
「このさい思い切って両方とも購入したろか」とか思い始めると、今度は PENTAX K3mark3 の姿も見え隠れしてくるし・・・迷いはさらに迷いを生み、
ともあれ、花見を口実に、びわ湖方面まで足を延ばそうかとか、そんな気分にさせる良い季節ですね、
京都中心部もええねんけど、さすがに桜のシーズンは人出が半端(はんぱ)ないし、過密な京都在住のばあいは、広々したびわ湖こそ、最適な気分転換にもなるんで、とくにオススメや、
ちなみに、帰路は最寄り(もより)の駅前で自転車を袋詰めして、JRでもどるとして、とりあえず京都駅だけは避けたいと、
北口は自転車乗り入れ禁止やし、南口も物すごい混雑やし、そもそもホームに降りてから改札までの長いこと人の多いこと・・・だったらおとなりの西大路駅か、もっとオススメは、桂川を越えてまうけど、広々した桂川駅西口が、よりのんびり広々としてて快適、
あと、自転車からホイールを外して輪行する場合は、あつかいが非常に難しい油圧ディスクブレーキは危険だらけですね・・・いや、ホイールを外さない折りたたみ式でも、油圧のブレーキホースがまちがって変な曲がり方で折りたたまれる危険性もあるし、やはりそうとう気い使いますね、
折りたたみ自転車も、安すぎて逆に不安な5万円前後から始まり、RICHO GR 1台分 2台分と値ははね上がって、じっさい選択にメチャ迷うけど、けっきょく買うとなればどのあたりの価格帯がお買い得かなあ、
4台持ってるのに、さらに買うんすか、
いやいや、もし読者が購入するとして、
いや、今のは完全に自分が買おうとして、
そんなこと無いて、
ただでさえ最近は、輪行しなくなってますし、
いや、輪行とはまた別に、今まで一回も乗ったことがない小径車(しょうけいしゃ)への憧れっていうのもあるし、
そもそも折りたたむ必要性からしてありませんし、
フレーム剛性が上がる折りたたまん式小径車も、アラヤさんとかいろんなメーカーさんから出てるし、
もしかして、欲しくなってるんは、そのアラヤさんのモデルですか、
・・・
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2023年03月21日
数値で計れない味わいを優先する文科系レンズ、ペンタックス・リミテッドシリーズ…その中でもひときわ薄い40oパンケーキレンズから学んだ多くのことがら…
レギュラーコーヒー、もう1回ドリップしてるんすか、
ミルクを混ぜると少し薄まるから、その分コーヒー多目に使うんで、もしかすると、もう1回ドリップしても飲めるんやないかと、
飲めたんすか、
深煎り豆のせいもあるけど、苦みがちょうどええ感じで薄まって、がぶ飲み用に最適・・・もっと早く気いついたら良かった、
1度目は砂糖・ミルク・シナモン入りでまったりと、2度目は2番出しドリップでスッキリと、2種類の味わいが楽しめると・・・これと同じように、まったりとスッキリが両方味わえるペンタックスのレンズがありますよね、
APS-C用リミテッドシリーズの中で、もっとも画角が近くて選択に迷うこのふたつやろ、
まったり万能な35oマクロを、クセの無い優等生的ブレンドコーヒーとすれば、スッキリ極薄(ごくうす)な 40oパンケーキは、ガテマラとかコロンビアとか、1種類の豆の味わいだけで勝負するような、潔(いさぎよ)さを売りとするレンズ、
40oパンケーキを購入した直後は、あまりに遠景の周辺解像度が甘いので、ショックのあまり落ち込むほどやったけど、よくよく考えれば、これほど薄いレンズで、周辺解像度を上げる事じたい無理なことで、
周辺解像度を高めるためには、何枚も補正用のレンズを重ねるから、どうしても大きく重いレンズになって、そうなると、最低でも35oのマクロレンズくらいの大きさは必要になりますね、
それなのに、ナゼ、画角も近い40oで、こんな超薄いレンズをあえて世に送り出したんか、
そのわけが、自分なりに分かってきたと、
先日、そろそろレンズも増えてきたんで、補欠とレギュラーに分けようかと・・・そうなってくると、とうぜん平均的に写りが良い35oマクロがレギュラー入りして、40oは補欠あつかい・・・ところが、わずか数日で、むしょうに40oパンケーキが恋しくなって、
写りを犠牲にしてまで、極薄にしたこのレンズの魅力に、すっかりハマっていた自分に気づいたと、
ポメラやピストの時と同様、このレンズも引き算美学の典型というか、マイナス面がそのままプラスに転じていて、もう愛(いと)おしくて手放せなくなってるんや、
万能で無いからこそ、自分から進んでレンズのマイナス面を補っていく楽しみがあると、
レンズの構成枚数が少ないほど、中心部から周辺部になるほど画質は落ちていく・・・だったら、それを理解した上で、自分のほうで写し方を工夫するという、優等生レンズではありえない新たな楽しさも増えるわけ、
たとえば、写したいモノを中心部において、周辺はぼかすことで、より写したいモノを強調するとか、解像度の高い中央に遠景を配置して、描写が甘くなる四隅(よすみ)は近景で囲んでやるとか、
思えば、われわれ人間の視界というのも、このパンケーキレンズ同様、中心部から周辺部へ行くほど集中力も下がれば、見え方もぼんやりしていくわけで、
すみずみまで解像する重くて大きいレンズも、あればあったで便利で素晴らしいけど、その対極にあるこのパンケーキレンズは、ある意味、レンズの本質をもっとも正直に体現してるというか、
さらに言うと、このレンズをリミテッドレンズ用にデザインされたKPに装着して出かけるときの、レンズとボディが一体化したような軽快感っていうのは、他では味わえない独特な快感で、
それは、高級コンデジ(コンパクト・デジタルカメラ)とも、また異質な軽快感というか、
もともとコンパクトボディを目指したKPやけど、一眼レフ並みの大きさは確保されてるわけで、このボディにパンケーキレンズを装着すると、両者が一体化して、ずっと手にしていたいような塊(かたまり)感が生まれて、軽量コンパクトなコンデジ特有のレンズ繰り出しちょい待ちのもどかしさも無く瞬時に撮影できて、しっかりした重さと大きさも感じられて、これはおそらくKPのボディとリミテッドパンケーキレンズの組み合わせでしか実現しないような、独特な魅力であって、高級コンデジと一眼レフのエエとこ取りみたいな、
しかもパンケーキレンズの弱点を自分から進んで補(おぎな)っていこうとするから、よりカメラやレンズと深く関わっていけるし、
ちょうど、無変速自転車になると、変速しない分、自分でこぎ方を意識的に変えて走るようになるから、より深く自転車と付き合えるようになるのと、まったく同じような、
ところで、マクロレンズなので遠景イマイチという評価もちょくちょく聞く、リミテッド標準35mmマクロレンズですけど、じっさいどうすか、
勝手に名付けてる、お買い得な軽量プラ(プラスチック)マウント清貧(せいひん)三姉妹レンズ(35o・50o・18-55o(ちなみにペンタックス標準ズームレンズ中、最大撮影倍率第1位がコイツ…しかも簡易防滴仕様))の出来が、外見の安っぽさとは裏腹に、じつに素晴らしいもんで、マクロとはいえ同じ35oやし、必要ないかと思ってたけど、いざ購入して写してみると、より写りも良く、言われてたような遠景のイマイチ感も皆無で、近くから遠くまでじつにシャープ・・・リミテッドレンズに共通するたったひとつの残念ポイント、『せっかくメタルなのに伸縮式フードは、すべて作りが中途半端でじっさい使いづらいな問題』は、このレンズにも当てはまるから、ハクバさんの標準49o用メタルフードに交換してるけど…
じゃあ、あえてリミテッドレンズで一本選ぶとすれば、この優等生マクロではなく、むしろ極薄40oパンケーキであると、
リミテッドレンズの中でただひとつ、小さなレンズキャップがネジ式で、裏側には、PENTAXのロゴがさりげなく印字されてるという芸の細かさ…フジツボ型フードもかっこええし、なによりKPに付けて手の平に置いたときの重さと大きさが絶妙・・・あえて極薄設計にして周辺解像度の甘さをそのままに、レンズ本来の性質を逆に気づかせてくれる憎い演出などなど、9回裏大逆転的名作レンズとして自信を持ってお勧めしたい・・・特に文科系カメラユーザーたちに、
そういう意味でも、リミテッド専用デザインのKPも、また復活させて欲しいもんすね、 K-3 mark3 で実現したペンタプリズム加工技術を駆使した、カメラ史上最高の光学ファインダーを搭載(とうさい)して、
ちなみに、KPのデザイナーさんは、35oマクロを装着したとき最もカッコよく見えると言われていますが・・・くわしくは、アマゾンKindleストアの電子書籍 「PENTAX KP オーナーズ BOOK」 からどうぞ・・・開発者へのインタビューも多く、リミテッドレンズの解説本としても、たいへん良く出来ています!
2023年03月16日
ポメラやピストみたいに、思いっきり機能を絞り込んだ 引き算美学のカメラが欲しいだけなんや!
カメラを語るとき、定期的にこの問題が浮上しますね・・・誰も買いそうもない、フィルムだけデジタルセンサーに換装(かんそう)しただけの、メチャ不便そうなカメラ、ノドから手が出るほど欲しい問題、
時々むしょうに、メチャメチャ不便でメチャメチャ引き締まった、ちょうどフィルムカメラ時代の銘機(めいき=傑作) PENTAX LX を現代によみがえらせたような、スタイリッシュなデジタルカメラとレンズが欲しくなるんや、
メチャ不便って事は、当然動画も撮影出来ないし、
そう、露出(明るさ調整)やピント合わせも自分の目と指先で、
だったら、このさい液晶も無しにしますか、
おお素晴らしい、だんだんチミも、引き算美学の趣旨が分かってきたみたいやな、
そうなると、どうしても使いたくなるのが、ペンタックスさんの光学ペンタプリズムファインダーすね・・・今のところ20万円前後で売られているK-3mark3 のみに搭載されているアレ、
カメラの歴史に刻(きざ)まれるであろう、高品位ガラス製ペンタプリズム光学ファインダーの素晴らしい視界を、より純粋に楽しむためには、液晶なんて無い方がええに決まってるし、機能を最低限に絞り込めば、その分より引き締まったボディに出来るし、価格もぐっと下げられるし、バッテリーもより小さくより長持ちするし、ええこと尽(ず)くめなんやけど・・・自分の言うてること、まちごうてるかな、
いや、ごく少数かもしれませんが、確実に存在するんちゃいます、この手のネオクラシックみたいな発想・・・ただ、いざ作るとなると、こんな頑固なカメラが果たして一定数、売れるのやら、
フィルムカメラがそろそろ終わりを迎えようとしていた1990年後半から、自転車とセットでカメラを趣味としはじめたんやけど、当時は、カメラが自動でピントを合わせるオートフォーカスが、手動でピントを合わせる昔の方式をどんどん駆逐(くちく=追放)していく時代でもあり、
ええ事やないすか、誰でも便利に使えるようになって、
けど、その便利さと引き換えに、カメラが家電化していって、高機能化するほど、それまであった美しさや気品が、どんどんそぎ落とされていくような時代でもあり、便利でありがたい反面、ホンマにこれでええんかなあという疑問も、一部のカメラファンには根強くあって、
そういえば、フィルムカメラも終わり頃になると、レンズの方も家電化して、安くて軽くて広角から望遠までもれなくカバーする高倍率ズームレンズが登場してきますね・・・ジャパネットで、家電化したカメラボディと抱き合わせで、今だけの大幅値引きとか、ハイテンションで売ってそうな、
この高倍率ズームレンズの登場とセットで「自重(じじゅう)落下」っていう変なカメラ用語が世に出たのもこのころで、
高倍率のズームレンズになると、望遠になるほど、カメラのサイズがメチャ長くなるんで、ぶら下げてるだけでみずからの重さで勝手にニョキニョキとレンズが伸びてしまうという、メチャだらしない現象すね、
これなんか、便利さばかり追求して、持つ喜びを無くした家電カメラの典型的なマイナスイメージやけど、じっさいズームの倍率は上がるし、ピント合わせは機械まかせやし、便利は便利・・・でもその反面、機能と価格に集中するあまり、どんどんオモチャっぽくなってくような、
つまり前世紀終わり頃には、すでにカメラが美しさや気品みたいなものを失い始めていたと、
なもんで、フィルムカメラ時代の終わりに、RICHO GR 初号機が世に出たとき、便利なほど正義とされる家電カメラの安っぽさとは一線を画した、気骨(=独自の信念)を感じさす、引き算の美学を体現するカメラが登場して、静かなる大ブレイクを引き起こしたんや、
なんで「静かなる」なんすか、
カメラ業界も、今とはまったく違って、作れば作るだけ売れる平和な時代やったから、RICHO GR の登場は、ごく一部の熱烈な支持者を獲得したけど、家電化していくカメラ業界全体の流れを変えるほどのチカラは無かったんや、
で、カメラもデジタル時代に突入して、さらに家電化が加速していくと、
それに加えて、動画撮影もふくめた果てしない高機能化を追求するために、ハイエンドモデルの価格が、大阪のギャグやないけど、ハイ100万円とか、異様に跳ね上がるというダブルパンチ、
そんな時代に逆行するかのように、ペンタックスさんが、今年に入って、フィルムカメラ再生プロジェクトを立ち上げましたが、これについては、
自分でフィルム現像するかなりな手間ヒマを考えると、フィルム部分だけをデジタル化しただけの、フルマニュアルカメラがどうしても欲しい・・・それ以上でもそれ以下でもないフィルムカメラみたいなデジタルカメラが、
AF機能が無い、自分の目と指先でピントを合わせる、マニュアルフォーカスレンズもセットで売り出して欲しいと、
最初のレンズとしては、現在売られているリミテッドシリーズの、標準マクロをそのまま流用して、スカスカしないピントリングに作り替えて、被写界深度が正確に計れる距離目盛りと絞り目盛りが刻印された、できればフードもスカスカしない固定式にして、
そういえば、リミテッドレンズシリーズの伸縮式フードは、いずれも見た目・使用感ともに何とかなりませんかねえ、
ともあれ、標準マクロに加えて、同じリミテッドシリーズから広角21mmと望遠70mmもフルマニュアルレンズにすれば、この3本でおおかた行けるんちゃうか、
ということは、APS-c のセンサーを使うと、
フィルムカメラとの統一性を考えると、フルサイズセンサーのほうがええか、
ペンタックスのフルサイズ一眼レフは、動画撮影とかあれこれ詰め込んでるんで、ボッテリ肥満気味で、見た目もイマイチなんで、PENTAX LX 風のスリムでスタイリッシュなフルサイズ一眼が登場したら売れるんちゃいます、
そういえば、フルサイズ用の標準レンズとかも色々あるもんなあ・・・レンズ構成はそのまま、AF機能無くして、よりスリムに小型化すればええか、
そうなると、動画や液晶を捨てきれない他社のフルサイズカメラと比べても、画期的にスリムなボディが実現するわけで・・・問題は果たして何台売れるか、
需要あると思うけどなあ・・・特にマクロレンズになると、自分の目と指でピントを合わせる機会がメチャ増えるし、スカスカしないトルク感のあるピントリングを自分の指で回す喜びもセットなわけやし、オートフォーカスのイラチ(せっかち)で安っぽいノイズも消え去るわけで、どんなに心静かで豊かなカメラ生活が送れることやろ、
くわえて、フルマニュアル化によって、液晶ほか、多くの部材が不要になって、コストダウンが図(はか)れるメリットも、
動画とかAI(人工知能)は、他のミラーレスメーカーさんに競い合ってもらうとして、ペンタックスさんには、カメラが最もカメラとして輝いていたその時代のエッセンスをとことん現在進行形で追求していって欲しいもんやなあ・・・じっさいそうとう需要あると思うねんけどなあ、
時々むしょうに、メチャメチャ不便でメチャメチャ引き締まった、ちょうどフィルムカメラ時代の銘機(めいき=傑作) PENTAX LX を現代によみがえらせたような、スタイリッシュなデジタルカメラとレンズが欲しくなるんや、
メチャ不便って事は、当然動画も撮影出来ないし、
そう、露出(明るさ調整)やピント合わせも自分の目と指先で、
だったら、このさい液晶も無しにしますか、
おお素晴らしい、だんだんチミも、引き算美学の趣旨が分かってきたみたいやな、
そうなると、どうしても使いたくなるのが、ペンタックスさんの光学ペンタプリズムファインダーすね・・・今のところ20万円前後で売られているK-3mark3 のみに搭載されているアレ、
カメラの歴史に刻(きざ)まれるであろう、高品位ガラス製ペンタプリズム光学ファインダーの素晴らしい視界を、より純粋に楽しむためには、液晶なんて無い方がええに決まってるし、機能を最低限に絞り込めば、その分より引き締まったボディに出来るし、価格もぐっと下げられるし、バッテリーもより小さくより長持ちするし、ええこと尽(ず)くめなんやけど・・・自分の言うてること、まちごうてるかな、
いや、ごく少数かもしれませんが、確実に存在するんちゃいます、この手のネオクラシックみたいな発想・・・ただ、いざ作るとなると、こんな頑固なカメラが果たして一定数、売れるのやら、
フィルムカメラがそろそろ終わりを迎えようとしていた1990年後半から、自転車とセットでカメラを趣味としはじめたんやけど、当時は、カメラが自動でピントを合わせるオートフォーカスが、手動でピントを合わせる昔の方式をどんどん駆逐(くちく=追放)していく時代でもあり、
ええ事やないすか、誰でも便利に使えるようになって、
けど、その便利さと引き換えに、カメラが家電化していって、高機能化するほど、それまであった美しさや気品が、どんどんそぎ落とされていくような時代でもあり、便利でありがたい反面、ホンマにこれでええんかなあという疑問も、一部のカメラファンには根強くあって、
そういえば、フィルムカメラも終わり頃になると、レンズの方も家電化して、安くて軽くて広角から望遠までもれなくカバーする高倍率ズームレンズが登場してきますね・・・ジャパネットで、家電化したカメラボディと抱き合わせで、今だけの大幅値引きとか、ハイテンションで売ってそうな、
この高倍率ズームレンズの登場とセットで「自重(じじゅう)落下」っていう変なカメラ用語が世に出たのもこのころで、
高倍率のズームレンズになると、望遠になるほど、カメラのサイズがメチャ長くなるんで、ぶら下げてるだけでみずからの重さで勝手にニョキニョキとレンズが伸びてしまうという、メチャだらしない現象すね、
これなんか、便利さばかり追求して、持つ喜びを無くした家電カメラの典型的なマイナスイメージやけど、じっさいズームの倍率は上がるし、ピント合わせは機械まかせやし、便利は便利・・・でもその反面、機能と価格に集中するあまり、どんどんオモチャっぽくなってくような、
つまり前世紀終わり頃には、すでにカメラが美しさや気品みたいなものを失い始めていたと、
なもんで、フィルムカメラ時代の終わりに、RICHO GR 初号機が世に出たとき、便利なほど正義とされる家電カメラの安っぽさとは一線を画した、気骨(=独自の信念)を感じさす、引き算の美学を体現するカメラが登場して、静かなる大ブレイクを引き起こしたんや、
なんで「静かなる」なんすか、
カメラ業界も、今とはまったく違って、作れば作るだけ売れる平和な時代やったから、RICHO GR の登場は、ごく一部の熱烈な支持者を獲得したけど、家電化していくカメラ業界全体の流れを変えるほどのチカラは無かったんや、
で、カメラもデジタル時代に突入して、さらに家電化が加速していくと、
それに加えて、動画撮影もふくめた果てしない高機能化を追求するために、ハイエンドモデルの価格が、大阪のギャグやないけど、ハイ100万円とか、異様に跳ね上がるというダブルパンチ、
そんな時代に逆行するかのように、ペンタックスさんが、今年に入って、フィルムカメラ再生プロジェクトを立ち上げましたが、これについては、
自分でフィルム現像するかなりな手間ヒマを考えると、フィルム部分だけをデジタル化しただけの、フルマニュアルカメラがどうしても欲しい・・・それ以上でもそれ以下でもないフィルムカメラみたいなデジタルカメラが、
AF機能が無い、自分の目と指先でピントを合わせる、マニュアルフォーカスレンズもセットで売り出して欲しいと、
最初のレンズとしては、現在売られているリミテッドシリーズの、標準マクロをそのまま流用して、スカスカしないピントリングに作り替えて、被写界深度が正確に計れる距離目盛りと絞り目盛りが刻印された、できればフードもスカスカしない固定式にして、
そういえば、リミテッドレンズシリーズの伸縮式フードは、いずれも見た目・使用感ともに何とかなりませんかねえ、
ともあれ、標準マクロに加えて、同じリミテッドシリーズから広角21mmと望遠70mmもフルマニュアルレンズにすれば、この3本でおおかた行けるんちゃうか、
ということは、APS-c のセンサーを使うと、
フィルムカメラとの統一性を考えると、フルサイズセンサーのほうがええか、
ペンタックスのフルサイズ一眼レフは、動画撮影とかあれこれ詰め込んでるんで、ボッテリ肥満気味で、見た目もイマイチなんで、PENTAX LX 風のスリムでスタイリッシュなフルサイズ一眼が登場したら売れるんちゃいます、
そういえば、フルサイズ用の標準レンズとかも色々あるもんなあ・・・レンズ構成はそのまま、AF機能無くして、よりスリムに小型化すればええか、
そうなると、動画や液晶を捨てきれない他社のフルサイズカメラと比べても、画期的にスリムなボディが実現するわけで・・・問題は果たして何台売れるか、
需要あると思うけどなあ・・・特にマクロレンズになると、自分の目と指でピントを合わせる機会がメチャ増えるし、スカスカしないトルク感のあるピントリングを自分の指で回す喜びもセットなわけやし、オートフォーカスのイラチ(せっかち)で安っぽいノイズも消え去るわけで、どんなに心静かで豊かなカメラ生活が送れることやろ、
くわえて、フルマニュアル化によって、液晶ほか、多くの部材が不要になって、コストダウンが図(はか)れるメリットも、
動画とかAI(人工知能)は、他のミラーレスメーカーさんに競い合ってもらうとして、ペンタックスさんには、カメラが最もカメラとして輝いていたその時代のエッセンスをとことん現在進行形で追求していって欲しいもんやなあ・・・じっさいそうとう需要あると思うねんけどなあ、
2023年03月12日
もう一度、初心にもどろう春ピスト・・・ジオスのクロモリ・フリーギア・ピストに3年間乗って感じた上質な乗り味について
より上質な乗り味と股間の健康を維持するためにも、石より硬いサドルだけは、同じイタリアブランドのSMP社製に交換することを強くお勧めします。また、現在ジオスは、デザイン以外、すべて台湾で生産されていますが、気分にムラがあるイタリアの職人に任せるよりもはるかに安全性が高いと思われます。ちなみに、おなじ自転車でも、台湾製と中国製では、品質に天と地ほどの開きがあって、あのジャイアントやメリダやテクトロもメインドイン台湾であります。
しかし、正直な話、振動吸収性に優れるクロモリフレームとか言いますけど、拾(ひろ)う振動は、しっかり拾(ひろ)いますよね、
たしかに、アスファルトの舗装路も、ピンからキリまであって、荒れたアスファルトを走るくらいなら、土の道の方が、むしろ優しかったりするもんなあ、逆に言うと、ピストの細いタイヤでもけっこうグラベルを走れたりするわけで、
そういう意味では、悪路に強いマウンテンバイク寄りのピストバイク(無変速自転車)も欲しくなりますよね、
油圧ディスクブレーキなんか、普段使いには絶対必要ないと思い込んでたけど、しっかり整備されたディスクブレーキの上質な感触を一度味わってしまうと、これをピストで使わん手は無いもんなあ、
さらに手元レバーでワンタッチでロック(固定)できるフロントサスペンションと振動吸収性に優れた太くて低圧なスリックタイヤがあれば、ガタガタの路面もウソみたいに快適ですし、
26インチから27.5インチになるだけで、驚くほど巡航性能も上がるんで、むしろまったり街乗りするには、マウンテンバイクのほうが最適かも、
しかし、身長170センチ以下の小柄な人にとって、このフレームサイズはちょっとデカすぎるんで、26インチシリーズは必ず残しておくべきかと、
できることなら、昨年購入した、街乗りマウンテンバイクの最強モデル、『アラヤ・マディーフォックス・セカンドジェネレーション』を、そのままシングルスピード化したモデルなんか出たら、ええねんけどなあ、
そうなれば、8速用コンポが不要になるんで、より軽量化した上にさらに安価に購入できますし・・・しかし、ピストといえば、常に気になるのが、固定ギアとフリーギアの違いなんですけど、それについては、
これについては、YouTube動画でもあまりハッキリ言うてる人が居ないんで不思議なくらいやけど、とにかく固定ギアは、想像以上にとても危険なことだけは、しっかりとアタマにたたき込んでおいた方が、
ジオスのピストバイクで、生まれて初めて固定ギアを試したんすね、
もともとジオスのピストバイクは、というか、全般的に安全性を考慮して、ピストバイクにはフリーギアを装着するのが一般的やけど、固定ギアがある以上、いちどは体験したくなり、
これが、乗ったとたん恐怖を覚えるほど危険であったと、
もちろん、しっかりと練習を重ねて、段階を踏んでいけば、固定ギアでも安全に乗れるはずやけど、そのためには、所有する自転車すべてを固定ギアにするくらいの覚悟が無いと・・・ともかく、フリーギアと固定ギアが体の中に混在してる状態やと、ちょっと気がゆるんだすきに、かならずひどいケガをするはず、
と言いますと、
生まれてこのかた、フリーギア一筋(ひとすじ)でカラダが慣れてしまってるんで、ペダルを回さずに滑走(かっそう)することが出来ない固定ギアだと、特に下り坂の場合は、どこまでもペダルの回転に足を回し続けなければならんし、ついついペダルを回さず滑走する習慣が身に染(し)みついてるから、ふと足を休めようもんなら、回り続けるペダルの強力なパワーに足が巻き込まれてしまう危険性が常につきまうわけで、
同じ自転車とはいえ、まったく別の乗り物ととらえて、1から乗り方をトレーニングするくらいの覚悟が必要であると、
ヒトそれぞれやけど、自分にとって、ペダルを休めて滑走する楽しさは、自転車の大きな魅力なんで、これを捨ててまで、固定ギアで走ろうとはとても・・・さらに言えば、ピストバイクの定番スタイルには、固定ギアに加えて、ペダル固定用の独特なクリップを使うんやけど、自分はずっとシマノ製マウンテンバイク用ビンディングペダルを愛用してるんで、ピストであってもこのタイプのペダルを使って、他の自転車とフィーリングを統一したいし、もっと言えば、ピストの定番スタイルを壊すような、フロントサスペンションや油圧ディスクブレーキモデルのマウンテンバイク寄りなピストもどんどん世に出てきて欲しい、
で、最後にフリーギアのジオス・クロモリピストですけど、3年間乗ってみてどうすか、
還暦過ぎて初体験となるピストやけど、変速が無いとこれほど自転車は静かで上質感が増すのかと、それがいちばん大きな驚きやった、
具体的に言うと、
前回の繰り返しになるけど、ブレーキレバーから変速機能が省かれるんで、見た目も操作感もスッキリして、パーツの剛性感も増すし、操作音も静かになるし、変速時のノイズもまったく無くなるし、変速に不可欠な、プーリーという2個ワンセットの小さな歯車が不要になることで、ペダルも軽くなれば、チェーンからのノイズも激減するし、見た目も目方(めかた=重さ)も改善されるし、変速という便利なお助け機能が無くなることで、自分の足で積極的にスピード調整するようになるんで、より自転車と深いつきあいができるし、
あえて、便利さを捨てることで得られるものは、あまりにも大きかったと、
そう、もうそれに尽きるな・・・しかも変速機能が不要なぶん、より安価により軽量で高級なフレームを味わえるというオマケまでついてくるし、
ひとことで、自転車にとっての上質感って何すか、
『力強い静けさ』かなあ…言い換えると、ペダルを踏みこむ体のチカラが、ダイレクトに自転車を前に進めてる実感、と同時に、足を休めて滑走するときの、まるで地面に接地してないようなゾクゾクするような静かでなめらかな走行感覚、この両者を交互に味わいながら、どこまでも走って行けるような、そんな世界、
モーターサイクルとも徒歩やランニングとも全く異なる、自転車乗りだけに開かれた特等席の楽しみがここにあると、
キングジムのポメラが、携帯電話やタブレットに詰め込まれてる便利機能をすべて捨て去ることで、日本語入力の上質な楽しみを実現したように、自転車から便利な変速機能を省くことで、逆に自転車本来の楽しさがダイレクトに伝わって来るという・・・これはホンマに大きな驚きと発見やった、
しかし、正直な話、振動吸収性に優れるクロモリフレームとか言いますけど、拾(ひろ)う振動は、しっかり拾(ひろ)いますよね、
たしかに、アスファルトの舗装路も、ピンからキリまであって、荒れたアスファルトを走るくらいなら、土の道の方が、むしろ優しかったりするもんなあ、逆に言うと、ピストの細いタイヤでもけっこうグラベルを走れたりするわけで、
そういう意味では、悪路に強いマウンテンバイク寄りのピストバイク(無変速自転車)も欲しくなりますよね、
油圧ディスクブレーキなんか、普段使いには絶対必要ないと思い込んでたけど、しっかり整備されたディスクブレーキの上質な感触を一度味わってしまうと、これをピストで使わん手は無いもんなあ、
さらに手元レバーでワンタッチでロック(固定)できるフロントサスペンションと振動吸収性に優れた太くて低圧なスリックタイヤがあれば、ガタガタの路面もウソみたいに快適ですし、
26インチから27.5インチになるだけで、驚くほど巡航性能も上がるんで、むしろまったり街乗りするには、マウンテンバイクのほうが最適かも、
しかし、身長170センチ以下の小柄な人にとって、このフレームサイズはちょっとデカすぎるんで、26インチシリーズは必ず残しておくべきかと、
できることなら、昨年購入した、街乗りマウンテンバイクの最強モデル、『アラヤ・マディーフォックス・セカンドジェネレーション』を、そのままシングルスピード化したモデルなんか出たら、ええねんけどなあ、
そうなれば、8速用コンポが不要になるんで、より軽量化した上にさらに安価に購入できますし・・・しかし、ピストといえば、常に気になるのが、固定ギアとフリーギアの違いなんですけど、それについては、
これについては、YouTube動画でもあまりハッキリ言うてる人が居ないんで不思議なくらいやけど、とにかく固定ギアは、想像以上にとても危険なことだけは、しっかりとアタマにたたき込んでおいた方が、
ジオスのピストバイクで、生まれて初めて固定ギアを試したんすね、
もともとジオスのピストバイクは、というか、全般的に安全性を考慮して、ピストバイクにはフリーギアを装着するのが一般的やけど、固定ギアがある以上、いちどは体験したくなり、
これが、乗ったとたん恐怖を覚えるほど危険であったと、
もちろん、しっかりと練習を重ねて、段階を踏んでいけば、固定ギアでも安全に乗れるはずやけど、そのためには、所有する自転車すべてを固定ギアにするくらいの覚悟が無いと・・・ともかく、フリーギアと固定ギアが体の中に混在してる状態やと、ちょっと気がゆるんだすきに、かならずひどいケガをするはず、
と言いますと、
生まれてこのかた、フリーギア一筋(ひとすじ)でカラダが慣れてしまってるんで、ペダルを回さずに滑走(かっそう)することが出来ない固定ギアだと、特に下り坂の場合は、どこまでもペダルの回転に足を回し続けなければならんし、ついついペダルを回さず滑走する習慣が身に染(し)みついてるから、ふと足を休めようもんなら、回り続けるペダルの強力なパワーに足が巻き込まれてしまう危険性が常につきまうわけで、
同じ自転車とはいえ、まったく別の乗り物ととらえて、1から乗り方をトレーニングするくらいの覚悟が必要であると、
ヒトそれぞれやけど、自分にとって、ペダルを休めて滑走する楽しさは、自転車の大きな魅力なんで、これを捨ててまで、固定ギアで走ろうとはとても・・・さらに言えば、ピストバイクの定番スタイルには、固定ギアに加えて、ペダル固定用の独特なクリップを使うんやけど、自分はずっとシマノ製マウンテンバイク用ビンディングペダルを愛用してるんで、ピストであってもこのタイプのペダルを使って、他の自転車とフィーリングを統一したいし、もっと言えば、ピストの定番スタイルを壊すような、フロントサスペンションや油圧ディスクブレーキモデルのマウンテンバイク寄りなピストもどんどん世に出てきて欲しい、
で、最後にフリーギアのジオス・クロモリピストですけど、3年間乗ってみてどうすか、
還暦過ぎて初体験となるピストやけど、変速が無いとこれほど自転車は静かで上質感が増すのかと、それがいちばん大きな驚きやった、
具体的に言うと、
前回の繰り返しになるけど、ブレーキレバーから変速機能が省かれるんで、見た目も操作感もスッキリして、パーツの剛性感も増すし、操作音も静かになるし、変速時のノイズもまったく無くなるし、変速に不可欠な、プーリーという2個ワンセットの小さな歯車が不要になることで、ペダルも軽くなれば、チェーンからのノイズも激減するし、見た目も目方(めかた=重さ)も改善されるし、変速という便利なお助け機能が無くなることで、自分の足で積極的にスピード調整するようになるんで、より自転車と深いつきあいができるし、
あえて、便利さを捨てることで得られるものは、あまりにも大きかったと、
そう、もうそれに尽きるな・・・しかも変速機能が不要なぶん、より安価により軽量で高級なフレームを味わえるというオマケまでついてくるし、
ひとことで、自転車にとっての上質感って何すか、
『力強い静けさ』かなあ…言い換えると、ペダルを踏みこむ体のチカラが、ダイレクトに自転車を前に進めてる実感、と同時に、足を休めて滑走するときの、まるで地面に接地してないようなゾクゾクするような静かでなめらかな走行感覚、この両者を交互に味わいながら、どこまでも走って行けるような、そんな世界、
モーターサイクルとも徒歩やランニングとも全く異なる、自転車乗りだけに開かれた特等席の楽しみがここにあると、
キングジムのポメラが、携帯電話やタブレットに詰め込まれてる便利機能をすべて捨て去ることで、日本語入力の上質な楽しみを実現したように、自転車から便利な変速機能を省くことで、逆に自転車本来の楽しさがダイレクトに伝わって来るという・・・これはホンマに大きな驚きと発見やった、
2023年03月08日
もう一度、初心にもどろう春ピスト・・・無変速だからこそ味わえる自転車本来の魅力!
還暦過ぎて生まれて初めてのピストバイク…購入して早くも3年になりますが、すっかり暮らしに定着したような、
所有する自転車の4台中3台が、フロント3速、リア8速なんで、ポツンと1台だけ、無変速自転車が存続できるか、自分でも正直なところ半信半疑やったけど、いざ乗り始めてみると、無変速だからこそ分かる自転車本来の味わいというか、基本に立ち帰る清々(すがすが)しさというか、
変速機の便利さが邪魔して見えなかった自転車の素(す)の魅力が味わえるというか、
いま文章を打ってる、このポメラもそうやけど、引き算の美学というか、機能を全部乗せしないことで、初めて得られる静けさとか、落ちつきとか、集中力とか・・・自転車にも同じようなことがあてはまるような、
単純に考えてみても、変速機が無いことで、シフトチェンジのノイズが無くなるし、チェーンの取り回しもシンプルになることでさらにノイズは減っていくし、変速のために細くする必要が無いチェーンは、剛性感がより増して、ペダルを踏み込むチカラをしっかり受け止められるし、より低価格でより上質なフレームを体験できるし、
乗車中、変速をいっさい気にかけんでもええという、心理的な清々(すがすが)しさもあるし、
よく言われる無変速ならではの坂道のつらさについては、どうすか、
どうしようも無くなったら自転車から降りて歩くしか無いけど、自分の生活範囲内で、最適のギア比をたったひとつに絞りこむ楽しさも逆にあったりして…結果、自分の体力をよりハッキリ知ることもできるし、
で、いろいろ試した結果、フロント50t、リア20tで落ち着いたと、
坂が多い町なんで、これ以上重くすると、登れる坂がほとんど無くなるし、反対にこれ以上軽くしたら、登れる坂は増えるけど、平地で速度が増すと足が空回りするし・・・自分の脚力(きゃくりょく)と住んでる町の地形を掛け合わすと、ここらが最適解かと、
リアをあえて最も軽い20tにすれば、フロントにより大きなチェーンリングが使えるんで、見た目も、より美しくなりますし、
シフター(変速機)とブレーキが一体化して便利やけど、見た目はボッテリしたデュアルコントロールレバーも、ブレーキだけになるんで、よりスッキリ感が増して、パーツとしての剛性感や美しさも上がるし、
変速に頼らない結果、立ちこぎの場面も大幅に増えるんで、走りが単調にならないというプラス面も、
変速が無いぶん、登り坂にそなえて早め早めにスピードを蓄(たくわ)える必要があるんで、道の傾斜をより敏感に感じ取れるようになるし、より頭を使って走るような、
この坂を登りきれるか、自分のカラダにいちいち自問自答するんで、自身の体力も、より敏感に感じ取れるようになるし、
けど、残念なのは、油圧ディスクブレーキの素晴らしさをピストで味わうためには、ドロップハンドルを諦めなければならないという、
ロードバイクは、マウンテンバイクよりかなり遅れて、今ごろになってディスクブレーキを受け入れ始めてるんで、繊細かつ強力な油圧ディスクブレーキの素晴らしさをいったん知ってしまうと、一刻も早く、仕上げの美しい変速無しのスリムなドロップハンドル用油圧ディスクブレーキレバーが欲しくなる、
シマノさん、どう見てもその場しのぎ的なグラベルロード用コンポを開発するヒマがあるなら、早いとこ、こっちのほうを世に出してくんしゃい、
グラベルロード用に作られた、変速無し油圧ディスクブレーキレバーの美しくない外観がこちら…しかも左手だけという・・・話題の部分から自動再生されます。
というわけで、日に日に暖かく、自転車乗りの姿も急に多く見かけるようになりましたが、
この春はひとつ、初心に立ち返って、自転車に初めて乗れた時の初々しい感動がよみがえるピストバイク(無変速自転車)でもって、危険なドライバーにも十分気を使いながら、既知未知(きち・みち)の町や村を駆け抜けて行かれますように、