正直ネットでの評価はそんなに良くない、私としても割とビビリつつゲオにGOしたアニメ。意外と面白かった。
ガンダムのリメイクのようなポジで、宇宙国家が独立戦争を起こした世界で民間人の少年がたまたまロボット(ドラグナーではメタルアーマー)に乗り込んでしまい、そのまま戦いに身を投じていくと言う流れ、とは言え最初から仲良し3人組であり、軽いノリの3馬鹿で雰囲気は割と違います。その片スパロボで拾われていたり。
このアニメ、監督が神田監督なので、特定のキャラが強い、結局1vs1が複数箇所で起こるジャンプ形式ではなく、チームで補い合う戦い方をしているってのが最大の特徴なんじゃないでしょうか。ロボットアニメは合体するか主人公とそのおまけになるか、ワンマンかメンツが安定しないかそもそも戦闘メインではないかといった感じでな中、連携を重要視する作風になっています。ガラットは未視聴なのでよくわからないのですが、バイファム、ドラグナー、08小隊と同じ傾向にあって、大体同格3機のチームが基本で、バイファムに至っては脇役メカ>主人公メカと言う設定ですし。これらの作品はそんなに売れなかったせいもあってか、あまり後代に引き継がれず、結果的に神田監督のロボットアニメのアイディンティティになってるかと。
基本的に主人公であるケーンだけで戦っているのではなく、脇役2名のタップやライトに色々無茶振りしながら戦っていきます、所謂敵との会話しながら戦闘や無言戦闘、独り言等ではなく3人組で戦闘中もやり取りをしながらの戦闘展開、お互いに指示を出し合いながらの戦闘でありそれが作品の最大の特徴になっているかと。スパロボでもやたら合体技が多いのも要はそういった内容だったからです。
難点としては如何せんあまりドラグナーならではの尖った所がないのが一番辛いところ、連携協力は別にこれだけでもないですし、後半のギャグ化も前番組のZZが前半ギャグ路線、この辺多くのマイナー作品と共通かと。目立って新しいとか特定のグループからは大人気とか、そういった要素があまりない事かと。後リアル系全般の問題として、敵側の機体が多い割に印象に残らないのがチラホラ居ること、私自身出番がないが名前が覚えやすいズワイやギミック的に特徴的なガンドーラ等は印象に残るが、それ以外は意外と印象に残らなかったり。また世界感の描写が薄めで、一部のナレーション以外の背景があまり描写されていなかった、これも難点ではあります。
メカ紹介(作品内固有名称はメタルアーマー、略してMA、モビルじゃないよ)細かい点覚えてない部分があったのでこれ書くために公式HP参照しに行ってみたらまだ残ってて驚く、期間限定とか言ってた気がするんだが・・・、詳しくは公式の方を見てください。
地球連合側
D1
白兵戦用、ガンダム枠。
サーベル、レールガン
ケーンが見切りを習得してほぼNT化したため後半は強い。
序盤は格闘ができなくなる代わりにキャノン砲が使える外装パーツキャバリアーを装備していたがすぐにリストラ。
ドラグーン登場後カスタム化される。
D2
砲撃用、ガンキャノン枠
レールガン、キャノン、ミサイル、ガトリングガンと装備が充実。
ドラグーン登場後D1と同じくカスタムされる。
D3
ガンタンクが不人気だったため3号機はタンクではない機体と言う事で作られたらしい機体。
頭にレドームがついた電子専用の機体。ミ非常に高性能でミサイルの軌道を逸らしたり大活躍。
前半は地味ながら最強クラスの戦闘力を誇る。よく皿を割られる。武器はレールガンとミサイル位で地味。
ドラグーン登場後もカスタムされない完成度、強化はされたが。
ドラグーン
量産型、ジム枠
試作型3機のいいとこどりをした機体、ドラグナーより性能は上らしいが、電子戦に関してはD3ほどでも無いらしく具体的にどれくらいかは不明、初登場時こそ強かったがそれ以降はマイヨ中心になったりしてそこまで活躍シーンなし。画面外というかナレーションでの活躍(ドラグーン量産後各地のギガノス軍が追い詰められていく状況)していた気はする。
戦闘用ポッド
ボール枠
ドラグーン開発までの地球軍の主力、ドラウ程度ならなんとか相手に出来るがゲルフクラスだと全く歯が立たない。これ見てるとボールはもっと早く作れなかったのかなーとこいつを見てると思う。
アイダホ
母艦、ホワイトベースと違い大気圏は航行できないので地球降下以降は母艦変更。
ギガノス帝国側
ファルゲン
ギガノスの蒼き鷹マイヨプラート専用MA。青い。
ドラウ
旧ザク枠。そんなに出番がなかった気がする。
ゲバイ
ザク枠、シャアに相当するマイヨが乗ってくれないので出番の割に目立たず。
グンジェム隊用のカスタム型のスタークゲバイもパイロットのゴルが早く退場でそれほど目立ってなかったような。
ダイン
開始時の敵の最新型ポジ、グンジェム隊のミン中尉用のカスタム機スタークダイン有りだが、ミン中尉だけ長生きするせいでギガノスのMAの中では印象が強い。
ゲルフ
エース用高性能機。プラクティース用。白兵戦が得意で敵のD1といったところ。
ヤクトゲルフ
砲撃用、敵のD2。とは言えストーリーの進行上敵感はあまりない気がする。
レビゲルフ
電子戦用、敵のD3、上に同じ。
ガンドーラ
ゲルドーラ
下半身と上半身が分離するメタルアーマー、動きが特殊なので印象に残る。ガンドーラが地上用バイク型、ゲルドーラが海用のボート型。ガナン用カスタム機スタークガンドーラ有り、非常に悲しいやられ方だったが。
シュワルグ
ダウツィン
飛行パーツフォルグ使わず飛行できるフォルグアーマーらしいが、大体のMAが飛べるので正直印象は薄かったり。
ダウツィンはグンジェム隊のジン用のカスタム有り。
ズワイ
水泳部枠、出番は少ないが蟹を思わせるネーミングと赤色のせいで何となく覚えられる。
ゲイザム
1機だけ作られたMA、巨大青龍刀を装備している。世紀末の悪役グンジェム用なので、機体そのものよりもパイロットの印象が強い。
ギルガザムネ
ジオング枠?の割には結構長く出てる。
股間に高性能なホーミングミサイルを搭載。3機並ぶと敵が認識できない欠陥が有り、しかもその機体が撃墜されたせいなのか修正されず最終回でもやられてしまった。
鉄騎兵
序盤に登場したバイク、マゼラアタック枠。