音楽は前作に続いて相変わらずよく作画等ビジュアル面は色々残念。シナリオモチーフが前作が必殺仕事人なら今度は新選組、そのせいもあってか悪人退治路線から、紛争〜戦争のリアルロボット路線へ欠点は多数ありながらやっぱり面白い。ノリの軽さは前作と同じだが如何せん元ネタが元ネタなのでより暗く重い、そして悲劇気味。
大アトゥーム計画(ブライガーのヌビアコネクションの計画、木星を使って太陽系に新惑星を作る)によって新惑星が大量に生まれた後の時代、36の新惑星は太陽系管理機構ドメスチックバクーフ(幕府モデル)によって統治されていた。然しバクーフの支配も600年が経過、外宇宙からやってきた異星人達と接触、然しバクーフはそれに対処できず、弱体化が露見、ロングー星(長州モデル)ら新惑星が台頭してバクーフとの対立を深めていた。そんな中アステロイドベルトの暴走族の一団が「銀河烈風隊」を結成、将軍の護衛をしたことでキョウラーク星(京洛星)の警備の任務につくことになったという話。
地味に「地球人型vs地球人型」路線のロボットアニメは意外と少なく、またどちらも「地球人の範疇」で人間としての体を維持(改造して人間やめて怪物化してない)したり分化(未来人、本体と離れて幾千年、やっぱり多くが怪物化してたり)だと更に少なくなる。ガンダム以降影響下にあるアニメが色々出たものの、それらの要素を持っているのはダグラムやドラグナー等ごく少数であり他は敵が巨人のマクロス、敵が人間型異星人のレイズナー、人型だがやや特殊な事情のザブングル、完全に人間型だが宇宙人のボトムズと意外とない。J9はその片どっちも地球人の範疇の人間同士だったりします。最近はギアスやらなんやらでいくらか増えてますが、80年代の作品群を見ると意外と少ないんですよね意外と。
それからどうでもいいといえばいいがサスライガーにて一部のエピソードが拾われてたり。
メカ紹介
リアル系よりの作りなので名前のある機体が多いです。
銀河烈風隊+バクーフ陣営
バクシンガー
ブライガーと同じシンクロン原理でう巨大化後5機のバイクが合体する。変形シーンは後期にはカッコイイバンクが新調されたが、肝心のパイスーが残念。一応ミサイル何かを背負ったり、OPで本編では1回も使われないワイヤーガンを毎回撃ってるが、ほぼ幕ソードオンリーで戦う。ブライガーに続き瞬殺王であり強い、デザインに新選組感はあまりない。
ブライダー
ブライガーにあやかった量産機。ランス製のパーツを使っており高性能だがバクシンガーほどでも無い。バクシンガーってなんなんだ。昭和スーパー系主役メカっぽい成分はあるが主役メカになりきれない位のデザイン(主観)。
テングーム
味方側のやられメカポジであり、大して活躍せずやられてしまう。銀河烈風隊も活躍の褒美として貰ったが、その次の戦闘で破壊されるという悲しさ。
バクロン
80年代スーパー系の主役に何となくなれない位の雰囲気のロボット(超主観)、あんまり活躍しない。そもそも出番が余りなくてデザインが分かりにくいが、要はカラフルでマスクつけてる奴。名前があるメカの中では最も影が薄いんじゃないか?トランスフォーマーでいうスキッズ並かそれ以下の出番の少なさ。
新太陽系連合陣営
二オーム
ロングー星の主力やられメカ量産機、一応仁王型らしい。オープニングでも登場し本篇でも出番多数。最もよく出てきた割にスパロボに参戦を逃すという悲しいメカ。ブライガーの後半にもこんなの出てたような・・・何か関係があれば面白いなと思ったり。
クラウワンカ
ゴワハンドの主力。二オームがザクならドム位の立ち位置。胸の蛇を飛ばして攻撃するなどスーパー系の敵っぽいギミック多数、だがやっぱり弱い。スパロボ参戦したのは何故かこいつ。
トルシンド
トルサ星の量産機、バクロン並に影が薄い。
クリスタルゴ
外宇宙製の虫型メカ、圧倒的な高性能でバクーフメカ程度なら圧倒できる、がバクシンガーにはかなわず。
ダイモ
頭に巨大?ビーム砲を装備した何か。
その他
装甲車とかバイクとか焼き討ちメカとか色々。
ブライガーと違ってえらく大量になってしまった・・・。
久しぶりにロボットアニメの記事ですね。サスライガーもぼちぼち書きます。
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