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2021年02月27日
研究社 新和英大辞典 第5版
本の概要
Green Goddess の異名を持つ和英大辞典の系譜。研究社の新和英大辞典第5版の、ロゴヴィスタ版。
感想など
電子辞書ブラウザ Logophile に読み込んで使っている。たいてい、他の辞書と合わせて串刺し検索している。
といっても、私はこの辞書を実際に使い込めてはいないんだけど・・・。 IT系マニュアルの英日翻訳しかしていないので・・・。
でも多分すごく良い辞書。評判などから、きっとそうなんだと思う。
日英翻訳の練習で少し使ってみた感じからも、きっとそうなんだろうと感じた。
検索能力が極めて高いコンピューターの上で辞書を使うことが多い昨今においては、日英の翻訳の場合でも英和の電子辞書だけで事足りてしまうこともあるだろう。でもやはりガチの日英翻訳をやるためには、このような和英辞典は依然として必要になってくるのではないだろうか。
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posted by myreading at 21:28| 事典・図鑑・語学・辞書 --- 英米語
2021年01月03日
チーズはどこへ消えた? (扶桑社BOOKS)
★★★★
本の概要
世界的なベストセラーとなっているビジネス書。
内容は3つの部分に分かれている。メインの話は2つめの部分。これは劇中劇かつ童話のような形態をとっている。
1つめと3つめの部分については、そのメインたる2つ目の話についてリアリティのある登場人物たちが語り合うという、ちょっと面白い形式になっている。
原書は1998年に出版されている。
感想など
読みやすくそんなに多くない分量なので、すぐに読了した。大切なことが物語風に展開されるため、頭にすっと入りやすかった。
行き詰ったときやそうなりそうなときに恐れずに変化に対応することの大切さや面白さを、シンプルに疑似体験できた。
これは1998年に出版されたので、ちょうど家庭にもPCが急激に普及してきた時期と重なるのかな、と思った。それに類する変化への対応を迫られている登場人物が文中に出ていたというのもあり。
この話自体はとても有用だと思う。
特に日本ではこの種の教訓がもっと広まらないといけないのではないか。日本の労働生産性は、2019年、OECD加盟37カ国中21位だという。その原因の一つは、やはり依然として変化をむやみに嫌ってしまっていることにあるのではないか。
と言いつつ、一方で逆の懸念も感じた。
それは、「とにかくじゃんじゃん変化さえすればいい」、みたいな行き過ぎた思考も増えてしまっているのではないか、という懸念。
この本は、物事を真面目にこなしはするけれど保守的であるがゆえにうまくいっていない、という人々を暗に対象にしているように思う。しかし、そのことを変に解釈してしまい、基本や準備をやらないまま、とにかく変化がカッコいいとかスピーディに変えまくることがすげえんだ、みたいな短絡思考になってしまっている場面もけっこうあるのではないだろうか。それにより、保守的な人はそれに反発してますます保守的になる。そんなストレスフルなサイクルが、少なくとも日本の労働現場では長年繰り広げられてこなかったか?そんな気がすごくする。
この本では直接は言及されていないかもしれないけど、やはり基本は大事だし、バランスや周囲への説明も大事だろう。その上で、踏み込むところは早めに勇気をもって踏み込む。それがこの本の言いたい事のように思う。
登場する小人のホーがヘム自身に気づいて欲しいという態度は、そういう調和も意識してのことなのかもしれない。
ところでこの本を読みながら思い出したのが、NHKの番組「すイエんサー」。
この中のコーナーで、モデルの女子から成るすイエんサーガールズと、理系の大学生が、科学的な工作の課題を時間内で競い合う、というのを何回か見たことがある。すイエんサーガールズは、たいていほぼ直感で手を動かしつつみんなで楽しく盛り上がりながらこなしていくのにくらべ、理系大学生の方はホワイトボードで話し合ったり頭の中で計算や計画をしているうちに時間がなくなり、最終的にすイエんサーガールズの工作品の方が勝つというパターンを何回か目撃した。
これは変化を恐れるなということとは違うかもしれないけど、『チーズはどこへ消えた?』の迷路の中にいるネズミと小人の状況によく似ている気がした。これは、ある一定の状況下では考える前に手を動かせ、習うより慣れろ、考えるな感じろ、みたいな方策の方が有利な場合がある、というもう一つの教訓になっているのかも。この本でそのことが明示されているわけではないけど。
ともかく、変化すべき状況なのにその変化を恐れる自分がいた際には、もう一度読み返してみたい本。
続編もあるみたい。
そういえば、『仕事は楽しいかね』という似た雰囲気の本のことも思い出した。内容もそうだけど、優しげな表紙絵の感じや語り口がこの本を連想させる。
タグ:チーズはどこへ消えた?
posted by myreading at 10:27| 社会・ビジネス --- ビジネス
2021年01月02日
目指せ!資産1億円!図解でよくわかる たぱぞう式米国株投資(きずな出版)
★★★★
本の概要
個々人が資産運用する必要性と、米国株への投資に関して、図解を含み分かりやすいように書かれている。iDeco や NISA についても書かれている。
初めと終わりには、主人公?のプチストーリー的な漫画あり。
感想など
特に今の日本人の若い人にとって資産運用がどれだけ必要かということから書かれているため、超初心者の私にとってはとても分かりやすかった。というか、初心者向けの内容となっている模様。投資へのモチベーションを上げてくれる感もあり。
では実際にどうすればよいのかという点では、結構具体的なところまで書かれているのでありがたい。
タイトルの通り、米国株での運用を推す内容となっている。他ではなくなぜ米国株なのか、というところもちゃんと書かれている。
また、NISA や iDeco についてもかなり参考になった。
タグ:米国株
posted by myreading at 13:45| 実用・教育 --- マネー・家計
2020年11月23日
ビジネス技術実用英語大辞典V6 英和・和英 CD-ROM (日本語) CD-ROM – 2018/6/20
★★★★★
本の概要
所謂、海野さんの辞書。
辞書のタイトルの通り、ビジネスや技術に関する内容に重点が置かれている英和辞典。
電子辞書であり、EPWING辞書検索ソフトを別途用意し、そこから読み込む必要がある。
感想など
噂で聞いていた通り、ビジネス系やマニュアル系の文章を翻訳するのにけっこう役に立つ感じ。
私はIT系のマニュアルをたまに翻訳するのだが、そのときにも役に立っている。かつて練習で様々な技術寄りの文書を翻訳した際にも、一番しっくりくる訳語がよく見つかったのは、この辞書だった。
説明の詳しさについては、他のもっとメジャーな辞書には叶わないかもしれない。
しかし、対訳や例文の数は多い。コーパスみたいなのかも。特にビジネスと技術の分野で。他の辞書には載っていないけど、本当はこういう訳があればいいのに!というのがけっこうあったりする。
ちなみに、この辞書を引くのに私が使っているソフトは、Logophile。
あと辞書そのものとは関係ないけど、ケースのデザインがちょっと素敵かも
タグ:海野さんの辞書
posted by myreading at 14:45| 事典・図鑑・語学・辞書 --- 英米語
2020年11月18日
ジーニアス英和大辞典
★★★★
本の概要
『ジーニアス英和大辞典』の電子版。ゴヴィスタシリーズということで、「LogoVista電子辞典ブラウザ」を搭載。
感想など
ジーニアスといえば、中学生の頃、しきりに親や塾の先生や友達の親だとかが勧めてきた記憶がある。そんなイメージもあって、持ってて安心、という感じはある
確かに改めてよく見てみると、よく言われる通り、文法、語法、用法の説明が充実している。語源も載ってる。
堅実という感じ。信頼性も高いと感じる。
ただし、私のようにIT系の翻訳ばかりやる人にとってみたら、そこまでディープな意味の調べ方はしないせいか、この辞書の恩恵にあずかれていない気はしている。
文学とかでガチ英語に触れる人にとっては良いのかもしれない。
この辞書も、私は付属の「LogoVista電子辞典ブラウザ」を使っておらず、別途 Logophile に読み込んで使っている。
ダウンロード版
タグ:ジーニアス
posted by myreading at 00:33| 事典・図鑑・語学・辞書 --- 英米語
2020年11月16日
【最新版】リーダーズスペシャルセット2 (セット内容:リーダーズ英和辞典 第3版 リーダーズ・プラス 英和コンピュータ用語辞典)一度に辞書引きできる英和辞典 PCソフト
【最新版】リーダーズスペシャルセット2 (セット内容:リーダーズ英和辞典 第3版 リーダーズ・プラス 英和コンピュータ用語辞典)一度に辞書引きできる英和辞典 PCソフト |
★★★★★
本(ソフト)の概要
英和辞典の『リーダーズ』と、その強化パーツというかバディというか有能な子分のような存在である『リーダーズ・プラス』、そして『英和コンピュータ用語辞典』までついた、スペシャルな電子辞典セット。
基本的には、付属のLogoVista電子辞典ブラウザで引く。
感想など
リーダーズとリーダーズ・プラスは、10年以上前にカシオの電子辞書で初めて使ったときから、とても印象がよい。 翻訳の勉強のために様々なジャンルを翻訳していたとき、調べたい単語と見つけたかった意味が一番引っかかってくれた辞書。その時は超主力として活躍してくれた。
今でも仕事として翻訳をするときには、主力の一つとして役立ってくれてる。
でも、『英和コンピュータ用語辞典』の方はというと、既にITに馴染んでいる人にとっては特にだけど、今となってはそんなに強力な味方とはいえないかも・・・。
LogoVista電子辞典ブラウザがついているが、私はそれを使わないで、代わりにLogophile を使っている。他の辞書と一緒に串刺し検索するために。
タグ:リーダーズ
posted by myreading at 22:24| 事典・図鑑・語学・辞書 --- 英米語
2020年11月03日
カラー版 一番やさしい資産運用の教科書 [資産運用勉強シリーズ]
★★★★
本の概要
「資産運用」について、初心者向けに図やカラーをふんだんに使いつつ、資産運用の基本から、色んな種類の資産運用までを、全般的に説明している本。
感想など
私も「資産運用」とやらにそろそろ手をださなければな〜と思い、超初心者向けと思われるこの本を読んでみた。
「一番やさしい」と書かれている通り、図や絵やカラーやレイアウトがとても豊富で、極力平たい言葉で、基本的なところから順を追って説明されており、確かに分かりやすいと感じた。
それでも、わりとお金おんちぎみな私にとっては、読んでて迷子になりそうなことも少々あった。でもそれは、私がこれまでお金の増やし方について、具体的にはあまりにちゃんと学んでこなかったせいなんだと思う。もともとビビりなのもあり。
一通り読んだので、次は改めて初めから読みながら、ワーク的な部分に取り組んでいきたいと思う。
できれば少しでも金を増やしたい!!!ので
タグ:資産運用
posted by myreading at 21:12| 実用・教育 --- マネー・家計
2020年09月27日
小説 カノジョは嘘を愛しすぎてる (小学館文庫)
★★★
本の概要
漫画と映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のノベライズ版。
感想など
つい手にとったところ、一気に最後まで読んでしまった。
アラフォーのおじさんにとってはピュアな恋愛な刺激が強すぎる作品。そのあまりのきれいでイケてすぎるストーリーに心が動揺してしまう、、。
何年か前に映画を見たときは、大原櫻子のかわいさと歌の良さに終始感動していた記憶がある。ストーリーそのものはあまり覚えてなかったけど・・・。
この本を読んでストーリーを復習でき、またその甘くほろ苦く再び甘い展開にまたも動揺・・・。でも若いピュアなエネルギーを少しでももらえた気がして気分がリフレッシュできた
posted by myreading at 10:30| 文学・小説 --- 映画原作・ノベライズ
2020年09月25日
世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療
★★★★
本の概要
抗がん剤治療専門家をはじめとする3名の専門家が、ちゃんとした科学的根拠に基づいたがん治療とは何か、ということを解説している。それと同時に、がんに関する様々なトンデモ医療情報が世の中に平然と蔓延している中、それらを鵜呑みにすることに対して警笛を鳴らす本。
感想など
今後の自分の健康についての、特にがんにかかるのではないかという不安から、がんに関する一般向けの本を探し、その中で一番信頼できそうだと感じたこの本を手にとってみた。
本当に科学的で合理的ながん治療とは何かということについて、医療関係者ではない普通の一般ピープルである私が知り得る知識としては、かなり信頼性が高くて網羅的なものを得ることができたのではないかと思う。
それと同時に、インターネット上を含め、がんに関するトンデモ情報や、そうでなくても効果が極めて薄かったり逆効果になってしまうような治療法の情報は、世の中に想像以上に蔓延しているということがよく分かった。そして普段賢明な人ほど、このような情報に引っかかりやすいということ。
この事は、スティーブ・ジョブズが亡くなってしまった原因にもつながるのではないか。
がんにかかってしまったらまずは「標準治療」に目を向ける、というシンプルなことを覚えられただけでも収穫なのに、それ以外の多くのことをこの本から学ぶことができた。
この本はがんの話だが、がん以外の情報リテラシー全般に関することにも警笛を鳴らされた感じがした。人々に求められる情報リテラシーは日に日に高度になってきている。一昔前なら、怪しい情報というのは、ある程度判断力がある人ならたいていすぐに判別できたと思う。でも今はそんな人でも、以前より引っかかりやすくなったのではないか。フィッシングサイトやフィッシングメール、そして詐欺まがいや誇大広告系のステマを含むコンテンツは、今では、文体、体裁、トリック的な科学的エビデンスの提示などなど、かなり洗練されており、ぱっと見ただけではそれがそうだとは分からないことが多くなってきたように思う。
でも逆に、信頼性の高いちゃんとした情報を発信し続けている機関や専門家もあるんだということも、改めて認識できた。しかしどれがそうなのかを判別するためにも、やはり自分の情報リテラシーを日頃から意識しておく必要があるだろう。
あとこの本にはがんの予防というか、がんになりやすい行為についても書かれている。私はさっそく加工された「赤い肉」の取り過ぎと酒の飲み過ぎには注意しようと思った。
タグ:がん
posted by myreading at 08:58| 実用・教育 --- 医学エッセイ
2020年08月29日
スタンフォード式 最高の睡眠
★★★★
本の概要
睡眠に関する最新の研究結果を通じて、睡眠の重要性と、生活の質を高めるための誰もが実践できるような内容が書かれている。著者は、スタンフォード大学の睡眠研究の権威。
感想など
よりよく眠るための実践的な内容が多く、とてもためになった。日々の日常的な実践方法だけでなく、時間がない日に使えそうな臨時対策についても書かれている。
また、それらを裏付ける科学的根拠ももちろんちゃんと書かれているので、信頼できるし、頭で理解もしやすい。
大事なところにはじめから線が引いてあったりするのも分かりやすかった。
私にとって一番新しい考え方だったのは、睡眠と覚醒は表裏一体であり、それらは質を互いに高めあったり低めあったりするということ。
なので私は、良い睡眠をとるためにも、日中頑張って覚醒していこう≒日々頑張って生きていこう!と思った。 そして睡眠との正のスパイラルを図りたい。
それ以外にも、書いてあったこと全般を早速実践していきたいと思う。
タグ:睡眠
posted by myreading at 12:25| 実用・教育 --- 健康法