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2024年09月07日

「秋サケ」文化を啓発し、シロザケの外食メニューを開発すべき

サケの季節になりましたが、家であまり料理をしない人にとって、とれたてのシロザケを選んで食べる方法って結構難しいな、と感じます。

わが国で天然で獲れる鮭は、シロザケだけです。だから、旬の季節はしっかりシロザケを食したいと思うのですが、魚屋やスーパーならともかく、外食やおそうざいではサケの種類がわからないことが多い。

弁当の鮭は、ニジマスなどのいわゆるサーモンでもサケ弁と表示してもよいと行政が指針を示していますし、パッケージ裏のラベルを見ても結局は種類がよくわからないことがおおいんですよね。

わたしは養殖のアトランティックサーモンやニジマスの刺身なんかも好きですし、そこら辺の事には寛容なのですが、種類を知りたいと思うことはしばしば。

今の時期にとれたてのシロザケを食べるということは、日本に住んでいるからこそのことですからね。とかく、日本人に食べ物の旬とか季節感がなくなったといわれる昨今ですが、その感覚は大切にしたいものです。
マーケティング的にも、そういう旬の知識が人口に膾炙したほうが、物が売れると思うんですよ。

ブログを始めてから、特にそう思います。

単にサケが好きだからはじめたブログですがいろいろ調べていくうちに、知ったうえで食べてみたいというか。これはシロザケに限らず、サーモン含めすべての種類で。

前回は「秋鮭が新鮮な季節だから、白子を食べてみよう」とか、1年前では絶対思わなかったことです。確実に啓蒙されてます。

これきれいごとで言っているのではなく

知識が増えると、購買意欲もわいてくるんですよ。

人々の欲望を喚起するパワーがあるんです。

コンビになりファストフード、ファミレスの季節限定メニューのCMとかで「秋サケの季節になりましたー」なんて言って紹介してくれたら、食欲はかきたてられるし、教育的な意味も大きいんじゃないかしら。

個人経営の飲食店なら、いますぐメニュー開発やるべきですよ。

とりあえず今の時期、外食や中食(おそうざい)で、サケの種類を知るためには、シロザケでなくては概念的に成立しない「秋サケ」の言葉に注目していけばいいのでしょうね。

それに加え、春の「時知らず」なんかも、シロザケにしかない概念です。マーケティングに使ってほしいですね。大量生産するほど獲れないから無理なのかな。
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