むーさんの負けてたまるか

hアハ外伝
母の事で富山に戻り
その間を短い期間だけど
装具も杖も無しで過ごしました
杖さんは持って行きましたが
使いませんでした
装具君は家で静かに
待機してもらいました
装具君を持たずの宿泊移動は
リハ病院を出て初めての事です
今までは微妙に心配でしたので

あたしの足は発症当初
あまり良い状態では
ありませんでした
ブログ見て頂くと
なんだか飛び跳ねて
あまり酷い状態の麻痺には
感じないかもしれませんが
実際はそんな楽しい状態では
ありませんでした

でもそんな事を気にしても
仕方が無いので
気合でイケイケで来たのです
そこで今回感じたことを
母外伝としてお話します



あたしのようなマヒーズの
一つの目標は
杖なし装具なしかもしれません
それが良いかどうかは別にして
とても身軽になり
行動範囲が広がるのは
紛れもない事実です
大袈裟に言えば健常者の皆さんが
大混雑の駅をスキー靴を履き
ストックを持って移動すると
想像してみてください
キツイでしょ？
車椅子の方はもっと大変です
目の自由が効かない人もです

あたしはマヒーズ初期の頃から
杖なし装具無しで日常生活を
過ごしたいと思ってきました
おかげで疎かにした左手は
未だお休み中ですが (^^;)

車を運転する際に装具君は
非常に厄介です
足の感覚が薄くなり
足の位置がわかり難いばかりか
足の自由度が微妙に奪われ
長時間運転では変にしびれます
車への乗降でもデカイ装具君は
ドアなどに引っかかり挟まります
装具君は運転には不向きかもです
結構な重さもありますしね

装具が無いと尖足で
つま先が引っかかり
つまずいたり
体幹的に身体を保持できず
歩行困難な場合もあります
当然です　
あたしもそうでした



もし運転するマヒーズさんなら
運転中だけでも外してみるのも
ありかもですよ
何でも挑戦ですからねー
一つずつ一つずつ
ゆっくりでいいのです
何もしないで現状に満足してたら
何も得ることはできません
今そこにあるチャンスを
掴まないと
全てが逃げ去ると
あたしは思います

装具や杖はマヒーズには
本当に大事な友人です
でも少し離れてみることも
時にはアリかもしれません

今回の富山の往復で
運転が約8時間弱
歩数もそこそこでした
問題があったかどうかは
わかりません
ただ何とか無事に
帰って来ました
麻痺の度合いにもよります
体幹の強さにもよります
皆んなが同じではありません
決して無理はしないで下さい
ただ
ひとつでも上を目指せば
現状が楽になる事も
あるんじゃないでしょうか

あたしは思います
あたしたちマヒーズは
たとえ歩けなくても
立ち止まってはいけません
常に前へなのです

大好きで何度も紹介する
TAKAさんの様に
前に！前になのです
泣いてる暇があれば
前になのです
創意工夫して前になのです


今回の富山行きは
母がくれた装具君からの
卒業試験だったのかも
しれませんねぇ
母はあたしに
どんな時でもどんな状況でも
そこにあるチャンスを
掴まないと逃げ去る事を
教えてくれたのでしょう
前にROOMさんがあたしに
投げかけてくれた言葉
ピンチこそチャンスに！
まさにこの事かもです
やれることをやってみるのが
掴むことになるんでしょう
大問題も装具君もある意味
本質は同じだぜ＾ｗ＾

あたしも母も改めて
負けてたまるか！です





ちなみに今回の話は
装具君との決別と言う
意味ではありません
トレーニングや歩容の調整
１０ｋｍを超えるような歩行など
色んな状況を考えながら
上手に装具君と付き合って
いくって事です
ですから、装具君！
これからもよろ〜ス！！
なのです







まだまだ続きます