むーさんの負けてたまるか

今回は歩行の話です
長くて面白く無いかもです
元気な方はスルーのほうが
良いかもです(^^;)
でも片麻痺現役の
リハビラーさんと
フォローされてる方は
是非　読んで欲しいです

リハビリ入院時代に
外歩きしている動画を見て
弟が何気なく言った言葉
がありました
「ロボットみたいやね
でもよく歩いているよ
あとは膝が使えたら
最高だね！」

膝？？ひざ・・・
これって一番の課題で
最も困難な部分なのです
杖だろうが装具だろうが
全てはしなやかで
流れるような膝の動きを
補助しているのです

膝が動けば足首も連動します
何より歩くって運動が
完成に近づくのです

とても残念ですが
マヒーズは足を自力で
膝から下を後ろに方向に
曲げることはできません
できない人が多いのです
勿論　あたしもでした

ある意味でこの麻痺が
歩行を困難にしていると
言ってもいいかもしれません

足首と膝 あたしはこの２つの
ために五年間リハビリしてきたと
言っても過言じゃありません
麻痺してるのだから
しょうがないだろ!
と言われてしまえば
終わりですが
あたしは負けるのが
嫌いな野郎なのです
ですから懲りずに
自分なりにやってきました
一日 二日でできれば
誰も苦労はしませんー
５年はゆうに超えました

昨年Uリハビリ病院の
理学療法士さんに依頼され
自主研究の協力で
トレッドミルを使い
歩行の３D解析を
久しぶりに行いました

　　↑トレッドミルです画像はお借りしました

入院時代は麻痺側足首の
評価は０でした　
つまり動いて無いのです
当然でしょうか　(^^;)
今回の評価は１です！
驚きました
たった１でも　
あたしには１００億に値します
科学的な解析値で足首の動きが
認められたのです
物凄く嬉しかったです
自分がやってきたことは
無駄じゃなかった！
本当に自分を信じた
自分を褒めたいです
五年間の想いは
通じたのかもです
百忍通意です←大袈裟(^^;)

膝から下も昨年あたりから
ホンの僅かですが
曲げれるようになりました
これもPTさんに確認
認知してもらいました

自然に回復したのか？
訓練してできたのか？
それはわかりません

でも そんな事は
どうでもいいのです
自分でやってきた
結果がこれなら
それでいいのです

じゃあ どうしたか？
誰にでも効果があるか
有効かはわかりません
でもどなたか一人にでも
何かのヒントになれば
あたしの本望なのです
あくまでもあたしの
独り言として書いてみます
責任は持てません　(^^;)

これは通所での
熱血バレーPT IGさんとの
試行錯誤とアドバイスが
大きな役割を果たしています
読んでくれていると思うので
改めて「ありがとう！」です

彼は以前に模擬階段で
手すりをなるべく使わず
麻痺側を階段一段目に固定し
健足で二段目に登り元に戻る
そんなリハビリを
指示してくれました
最初は怖いしできませんでした
手すりを持てば楽勝ですが
それでは意味がないのです

これは麻痺側の足が
踏み込んだ体重移動をささえ
再度の移動でまた支える
本来持ってた膝の動きを
取り戻す訓練の
ナニモノでもないのです

その日からあたしは
自宅や公園での自主リハで
毎回この練習をしました
膝がわなわな震えることも
しょっちゅうでしたし
危ない場面もありました
でも懲りずに続けました

始めて三月くらいで
手すりなしでも
出来るようになりました
これは今でも続けています

要は体重移動を
常に麻痺側の膝で
感じることです

歩く訓練の最中も同じです
膝から下を曲げようとす
訓練をした訳じゃないのです
膝を積極的に使おうとした
訳でもありません
もっとも膝を柔らかく使って
足を振り出せすなら
とっくにしてます (苦笑)

求めたい結果は
正面がっぷり四つでは
得られない場合も多いのです

出所後 暫くはとにかく
がむしゃらに歩きました
何も考えてない訳じゃ
ありませんでしたが
とにかく歩くことだけで
精一杯でした

杖無し練習を始めても
歩くための方法は
力技と言ってもいいか
しれませんでした

この事を理解してからは
外歩きの際は常に
膝への荷重を感じる
この事をとにかく
意識しました

あと大事なポイントが
いくつかあります
長くなったので
今回はここまでにして

次回にします

負けてたまるか！で
やってやりましょうぜ！


まだまだ続きます