今も昔もそう大きく変わっていないと思いますが、大学受験に向け、体育会系の部は3年生は夏過ぎには部活動を引退します。
文化系の部は文化祭を最後に引退するので10月過ぎになります。
かくいう私率いるパソコン同好会も、文化祭に向け精力的に活動しておりました。
この年は、「文化祭前に電波新聞社が刊行している「マイコンBASICマガジン」に投稿する」という例年になく前向きな活動方針の下、オリジナルゲームを制作し「マイコンBASICマガジン投稿作!」という事を触れ込みに、文化祭で発表すると言った目標を掲げ活動していました。(2023年3月28日記事参照「いざ、プログラミング!」)
この時作っていたのが水中ダイバーを自機にし、銛でタコやイカ、クラゲ、数種類の魚と言った海の生物を狩るシューティングゲームでした。
色々な敵を皆で考え、ボスに鯨やマンボウ、大王イカなど、企画は盛り上がっていました!
因みに、部活動中にキャラや音楽、画面構成や敵パターンなどを考え、私が家でプログラミングするという、私だけサービス残業尽くしの制作スケジュールでしたが…。
まぁ、私の制作活動の中で、初めて皆で1つのゲームを作るという経験が、とても印象的で楽しかったです。
目標は「投稿する」だったのですが、もし掲載されたら掲載料が貰えるので、それで皆で何か食べに行こう!と言い合ってました。
今思うと「マイコンBASICマガジン」は、あまり大きなプログラムは掲載しないので、投稿してても無理だったんじゃないかなと思います。
全3面の縦スクロールシューティング(さすがに背景はループ)で、敵は10種類以上いたと思う。
なるべく短く組んだつもりですが、他のプログラムと比べるとやはり大きかった気がします。
因みに私のゲーム開発歴はポケットコンピューターから始まったので、書籍購入は「マイコンBASICマガジン」や工学社刊行の「PIO」と言った雑誌だったため、「MSXマガジン」、「MSX・FAN」の存在をこの当時は知りませんでした。(2023年3月26日記事参照「私とMSX」)
画像出典: 『レトロPC・ゲーム専門店BEEP』 PIO誌
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