mainichiより。
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20140203ddlk19040120000c.html
nature [Japan] January 30, 2014 Vol. 505 No. 7485 (単号) 新品価格 |
小保方さんの中学生感想文のネタ本
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万能細胞:「STAP細胞」作製に貢献 小保方さん支え続けた山梨大・若山教授 特殊マウスなど提供 /山梨
毎日新聞 2014年02月03日 地方版
◇特殊マウスなど提供「実験ミスかと思った」
体のさまざまな細胞に変化する能力を簡便な方法で持ち、世界中を驚かせた万能細胞「STAP細胞」。作製の中心となった理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方晴子さん(30)を支え続けたのが、論文の共著者である若山照彦・山梨大教授(46)=発生生物学=だ。前任の同センター時代に小保方さんを研究者として受け入れ、万能細胞と証明する鍵となった特殊マウスを提供するなど「常識破りの発見」に大きく貢献した。【松本光樹】
若山教授は2012年に山梨大に移るまで同センターに在籍。体細胞由来のクローンマウスを世界で初めて作ったことで知られる気鋭の研究者だ。
若山教授が小保方さんに初めて会ったのは2010年7月。当時小保方さんは、マウス細胞が酸性の液に浸すなどストレスによって、多様な細胞に変わる能力(多能性)を持つと考え、試行錯誤していた。
細胞の多能性を証明するには、マウス受精卵に細胞を移植し、育ったマウスの体でどんな種類の細胞に変わったかを実験で裏付ける必要がある。小保方さんは留学先の米国では断られ、経験と技術を持つ若山教授を頼った。
若山教授は快諾し、11年に同センターに小保方さんを受け入れた。ただ、当時はこれほど簡単に細胞が多能性を持つとは、常識では考えられなかった。「絶対失敗すると思っていた。それでもまだ彼女は若い。失敗は経験した方がいい」。そんな「親心」のようなものだったと明かす。
作製した細胞を受精卵に移植しては「今回もダメ」の繰り返し。しかし、小保方さんは諦めなかった。「もしかしたら、どこかの組織に証拠があるかも」。夜通し研究室に残ってマウスを調べ、条件を変えるなど実験を続けた。若山教授は「熱心さには皆一目置いていた」と話す。
そして同年11月、運命の日は訪れた。若山教授は実験室でいつものように、あらかじめ緑色に光るようにした細胞を受精卵に植え付け、育てたマウスを調べた。すると、皮膚や筋肉、神経など体のあらゆる細胞に、移植した細胞が変化したことを示す緑色の光が見えた。「口もきけないくらい驚いた。自分の実験ミスかと思った」と振り返る。再実験を繰り返し、ようやく「常識を覆す発見」と確信した。
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