TPP交渉で負けることが前提のようだ。
がんも不治の病ではもはやない、また、代表の交代も格の問題があって必要ならすればよい。
どうも交渉で負けることがわかっていてしょうがない感を出そうとしているような感じがするのがちょっと嫌なところ。
交渉はさせて頂くものでなく、するものだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131205-00000118-mai-bus_all
<甘利氏欠席>日本、最終局面で打撃 代理に西村副内閣相
毎日新聞 12月5日(木)22時28分配信
シンガポールで7〜10日に開かれる環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉の閣僚会合に甘利明TPP担当相が欠席することになった。これまで交渉を担っていた甘利氏の不参加で、閣僚会合での日本の存在感が薄れるのは必至。今回の閣僚会合は「年内妥結」に向けた最終調整の場に位置づけられていただけに打撃は小さくない。農産品の関税撤廃などを巡る国内調整にも影響する可能性がある。【宇田川恵】
日本は7月にTPP交渉に合流し、甘利氏は翌8月にブルネイ、10月にインドネシア・バリ島でそれぞれ開かれた閣僚会合に出席。コメなど農産品の「重要5項目」の関税維持を求めつつ、工業品の輸出自由化などを迫るという厳しい交渉に当たってきた。同時に、知的財産権の保護や国有企業改革を巡って対立しているマレーシアなどの新興国と米国などの先進国との間の仲介役を務めることも目指していた。
安倍晋三首相に辞任を申し出た後の今月1日、フロマン米通商代表部(USTR)代表と、東京都内のホテルで「閣僚として最後の仕事になるかもしれない覚悟」(甘利氏)で向かい合った。日米間の最大の課題である関税問題での激論は約2時間。重要5項目を関税撤廃の例外扱いにするとの日本の主張を譲らず、常に冷静なフロマン氏を激しく怒らせるほど。ホテル側が用意した弁当も部屋に運ばれずじまいだった。
TPP交渉は、関税などの難航分野を含め、主な論点すべてについて方向性を出す「実質合意」に向け最終調整に入っている。難航分野を閣僚同士が直接話し合って政治決着を図るのが閣僚会合の最大の狙いで、「閣僚自身の政治家としての手腕や力量が大きく問われる」(政府関係者)。2国間交渉ではまだ決着していない米国やオーストラリアとの交渉もまとめねばならない。「経験豊かな甘利氏の力が必要」(政府関係者)とされ、TPP政府対策本部は甘利氏が後半だけでも出席できるよう、出張中は24時間の医療態勢をとる準備を進めていた。
代理出席する西村康稔副内閣相について、甘利氏は記者会見で「フロマン代表との(1日の)会談にも同席してもらい、私と同様の情報を共有してもらっている。しっかり交渉していただけると思う」と述べた。
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