今度は過去に経験がないほどの豪雨だった。
復旧の過程ではどうしても水害の恐れなどがあっても仕方なく応急仮設住宅を建ててしまうのだが、こうした、スピード最優先の考え方を改める必要があるように思う。
そうすると、さらに復興は遅れるのだが、再度災害は防がないといけないだろう。
Yahoo!より、
能登大雨の死者・行方不明者は計8人に…道路寸断で孤立集落115か所、避難者は1000人超
9/22(日) 22:08配信
読売新聞オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f23d40abfab99549201b0ab971459cd84851922
記事より、
記録的な大雨に見舞われた石川県の能登地方では、22日も捜索や救助活動が続けられ、輪島市で新たに5人の死亡が確認された。この大雨による死者は6人、行方不明者は2人となった。ほかに所在が分からず、連絡が取れない人も複数いる。道路が寸断し、115か所の集落が孤立状態となっている。能登半島地震の被災者の仮設住宅の床上浸水も確認され、復旧への影響が懸念される。
県の22日午後4時現在の発表によると、死者は珠洲市の1人で、行方不明者は同市と能登町の計2人。このほか、奥能登広域圏事務組合消防本部などによると、輪島市塚田町や同市町野町の川の中などで、計3人が遺体で発見された。
また、輪島消防署と複数の自衛隊関係者によると、輪島市の国道249号の中屋トンネルの北側付近で、2人が心肺停止の状態で発見され、その後死亡が確認された。このうち1人は、地震で損傷したトンネルの復旧工事に当たり、連絡が取れなくなっていた作業員の男性とみられ、もう1人は近くの住民とみられる。
トンネル周辺では大規模な土砂崩れが発生しており、自衛隊や消防などがほかにも巻き込まれた人がいないか調べている。
県によると、能登地域では土砂崩れによる道路の寸断が相次ぎ、孤立集落は輪島市99か所、珠洲市13か所、能登町3か所の計115か所に上った。9市町で避難所計82か所が設置され、計1088人が身を寄せている。
仮設住宅の床上浸水は輪島、珠洲両市の計9か所に拡大した。県管理道路の25路線48か所で通行止めが続き、自衛隊などが道路の復旧作業を進めている。
コメント
今回の能登半島の豪雨は、地域にとって再び大きな被害をもたらし、既に地震の影響を受けていた地域がさらなる苦境に立たされていることが痛感されます。記事にもあるように、115か所の集落が孤立し、仮設住宅が浸水するなど、避難者や復旧作業にも深刻な影響が出ています。
このような状況下で、復旧作業を急ぐことと、二次災害を防ぐために慎重な対応を取ることのバランスが求められます。仮設住宅の設置においては、速さが重要視されますが、同時に災害リスクの高い地域に仮設住宅を建てることが、再度の災害につながる恐れもあります。そのため、復興計画においては、スピードだけでなく安全性も十分に考慮する必要があります。
また、こうした大規模災害が繰り返し発生する中で、持続可能な災害対策や、被災地のインフラ強化が重要視されています。被害を受けた地域のコミュニティを再建するためには、短期的な対応だけでなく、長期的な視点での復興計画が求められます。
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