紙を廃止してデジタル化する。
モニターで見るだけになる、となると、ちょっと書類として見にくくなる、という感覚を持つ人は多いだろう。
そこには一理ある。
今のモニター、タブレットが完全に紙の書類に勝るかというと、はっきり言ってそうでもない。
何しろ、紙の書類というのは、自由自在にページを行ったり来たりできるからだ。
しかし、デジタルならではのメリットがある。
それは、書写しや、似たような書類を作り直すことが不要になること。
ただし、そのためにはそのようなデータベースやテンプレートを用意することが必要。
データベース、というデータ化とテンプレートというデータから書類を作成するツールがセットで初めてその恩恵を受けられる。
そのため、まず紙の削減を騒ぎ立てるのは良くない。
書写しとか、似たような書類を作るという非生産的な仕事を辞めて、もっとやるべきことをする。
稼ぐために企画をしたりする時間を増やす、そのために無駄な時間を削る。
こうしたことを第一の目標にすることが必要だ。
儲かれば、タブレットやモニターをより、使いやすい高級なものに買い換えることができるだろう。
その結果、紙を減らすことができるというのが正しい姿だ。
以下の記事、小難しく書いてあって、何がDXのメリットかが分からない。
デジタル化のメリットは、似たような様式、書類の作成を人力でやる必要がなくなること、転記のミスなどが皆無になることと、書類作成の時間が圧倒的に短くなることだ。
もし、抵抗勢力が組織内にあるとすると、そういう清書屋さん、様式変換屋さんという楽な、頭を使わなくていい仕事に安穏としているからだろう。
本当に稼げる組織に、組織のトップはメンバーを取捨選択することが必要だ。
Yahoo!より、
進まない組織カルチャーの変革--DX成熟度に見る組織カルチャー変革の実態
5/15(水) 7:00配信
ZDNET Japan
https://news.yahoo.co.jp/articles/9faa4f423362b759d642ea16e0ad9d5dcd16d766
記事より、
業務のデジタル化やDXの推進において、しばしば阻害要因となる企業の組織カルチャーの問題は、変革が依然として進んでおらず、多くの企業にとって根深い課題と言わざるを得ません。3年にわたる調査から遅々として進まない組織カルチャーの変革の実態を探り、その対応策を考察します。
デジタル時代に求められる組織カルチャーとは
ITRでは、DXの推進において組織カルチャーがその土台となると考えており、デジタル時代に適合した組織カルチャーを手に入れることの重要性を度々指摘してきました。デジタル化が高度に浸透すると、DXの本質的な意味にも変化が生じると考えられます。これまで、デジタル技術やデータは「手段」と位置付けられていましたが、今後は「前提」に変わります。すなわちDXの本質は「デジタル“で”企業を変革する」のではなく、「デジタル“に”適合した企業に丸ごと生まれ変わらせる」ことを意味します。
従って、働き方や社内の業務プロセス、意思決定や組織運営の方法、顧客との取引や接点、ビジネスモデルなど全てが、デジタルを前提として組み立てられている企業が今後の目指す姿といえます。そして、その姿を維持していくための土台としてデジタルに適合した組織カルチャーを手に入れることが求められるのです。
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