修理工場で不正が行われていたのは事実のようだ。
その理由は、ノルマが厳しすぎるからという。
1台あたりの修理費のノルマを設定しているというのは、適正なノルマと言えるのか?
それに従ってきた工場長が不正に手を出したという話だが俄には信じがたい話だ。
この問題は修理費だけの問題ではなく、保険の不正請求と関係しているからだ。
そもそも仕入れてきた車が傷がついていたのかどうかは仕入れた人間はわかっているはず。
少なくとも8年前からそのようなことがあったということは、従業員の多くが知らないということはないだろう。
不正という認識ではなく、そういう商売だと理解されていたのではないか?
Yahoo!より、
【独自】「目標達成のため不正せざるを得ず」ビッグモーター元工場長が語る不正の手口
7/18(火) 23:30配信
テレビ朝日系(ANN)
https://news.yahoo.co.jp/articles/be612971793fd8d3d78efb63df3a1999980ca7e3
記事より、
中古車販売大手『ビッグモーター』は、売買、車検、整備、修理まで、ワンストップで行えることを売りに全国に店舗を拡大していきました。その裏で、保険金の不正請求が行われていたといいます。
関東にあるビッグモーターの店舗で工場長をしていた男性。不正に手を染めていたと告白します。
関東エリアの元工場長:「バレることは、疑われたことはありましたね。でも、それも正直、私は1回だけですね。。長年やってきたなかで1回だけです。(Q.どのくらいの期間)8年ぐらいはやってましたね。(Q.8年間で何件)わからないですね、数が多すぎて。わからないように工夫してました。ちゃんと。お客さんからクレームが起きないように、丁寧に接客するとかして。わからないように」
外部調査委員会が作成した報告書によれば、仕組みはこうです。
顧客から持ち込まれた事故などで修理が必要となった車。ビッグモーターは、傷を故意につけて、修理箇所を広げたり、不必要な部品交換などをして修理の費用を水増し。損保会社に不正に保険金を請求していました。
外部調査委員会が板金部門の経験者ら382人を調査した結果、104人が「不正な作業に関与した」と回答。サンプル調査では、検証した案件のうち、34カ所の工場で4割を超える不正が疑われる行為がありました。
そもそも、修理費用は損傷の程度によって決まるものです。それにもかかわらず設定されたノルマは、1台、約14万円でした。
関東エリアの元工場長:「もちろん高いです。普通だといかないです。バンパー交換、ミラー交換とか、そういったことになると、工賃って1万、2万とか、そういった話になってくるので、それを平均にすると14万5000円はいかない。達成させないといけないプレッシャーもやっぱりありました。つらいなって思うところは、もちろん、たくさんありました。でも、それが給料に反映されるところで、何とかモチベーションは保ってた」
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