だが、岸田政権の対策は異次元レベルには程遠い。
Yahoo!より、
異次元の少子化対策は正社員パワーカップル向け? 「子育てで貧乏になる」構図に専門家は疑問〈dot.〉
4/21(金) 16:30配信
AERA dot.
https://news.yahoo.co.jp/articles/725fb1869a8c07963944b478635ee1267a1a2b55
記事より、
岸田内閣が先月末にまとめた「異次元の少子化対策」のたたき台に対して、冷ややかな視線が向けられている。朝日新聞社が今月8、9日に実施した世論調査によると、少子化問題の改善に「期待できない」という回答が61%を占め、「期待できる」の33%を大きく上回った。日本では1990年代から少子化対策が進められてきたが、事実上、失敗に終わってきた。その原因について、家族社会学が専門の中央大学の山田昌弘教授は「これまでの少子化対策は、子育て世帯の3割程度にすぎない正社員同士の夫婦の世帯に向けたものだった」と指摘する。大多数の世帯に届かない施策が、また繰り返されかねないという。
「少子化が加速しているといっても、ここ20年、東京23区内で生まれた子どもの数は減っていないんですよ」と、山田教授は言う。
「23区には大卒の大企業の正社員同士の共働き、いわゆる『パワーカップル』が集中している。ここでは育児休業制度の推進や保育所の整備が成功した。パワーカップルにとっては子どもを産みやすくなっている。一方、夫が中小企業勤めで、妻がパートという地方の典型的な世帯や、そもそも結婚していない人に対してはあまり意味のない対策です。そんなわけで、ずっと少子化が続いてきた」
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