GeForce RTX 3090 Tiより2倍から4倍高速というもの。
GPUの性能の進化は顕著なものがある。
ただし、値段も高い。
RTX4090は約30万円だ。
高解像度でリフレッシュレートを上げるにはそれだけの投資が必要。
参考)NVIDIAのWEB
https://www.nvidia.com/ja-jp/geforce/graphics-cards/40-series/rtx-4090/
298,000円より、10月12日より順次発売とのこと。
Yahoo!より、
トランジスタが70%増でも性能が最大4倍になったGeForce RTX 4090のカラクリ
9/22(木) 15:03配信
Impress Watch
https://news.yahoo.co.jp/articles/83b3912d280a3b731bd2f971fac9855cd0ffac1b
記事より、
米NVIDIAは20日(現地時間)、新世代アーキテクチャ「Ada Lovelace」(以下Ada)に基づくGPU「GeForce RTX 40」シリーズを発表した。最上位の「GeForce RTX 4090」は従来のAmpereアーキテクチャの最上位モデル「GeForce RTX 3090 Ti」より少なくとも2倍、最大で4倍も高速だとしており、1世代でこれだけの性能の飛躍が達成できたのに驚く人も少なくはずだ。
確かにAdaは、製造プロセスが従来のSamsungの8nmプロセスから、TSMCの4nm(カスタム4N)プロセスに進化しており、集積できるトランジスタ数が多くなっている。また、動作クロックの向上に伴う高速化はある。しかしAdaでは新たに工夫を取り入れることで、半導体プロセスの進化に縛られない性能向上を果たしている。CPUにたとえるなら、新命令を実装して特定の処理を高速化するようなイメージである。
グラフィックスにおける近年のトレンドは間違いなくリアルタイムレイトレーシングだ。2018年のGeForce RTX 20シリーズによるリアルタイムレイトレーシングの導入以来、対応ゲームが増加してきている。
問題は、最新のゲームではピクセルあたりのレイトレーシング処理は爆発的に増えていることだ。2018年にリリースされた「Battlefield V」では、1ピクセルあたり39回のレイトレーシング処理をしていたのだが、最新の「Cyberpunk 2077」では635回と、処理数は実に16倍にも達する勢いだ。
一方でトランジスタ数はこの4年間で“わずか”4倍にしかなっていない(Turing世代のGeForce RTX 2080は186億、4090は760億)。グラフィックスは並列処理が可能なのでトランジスタ数を増やせばほぼリニアに性能が向上するが、それでもグラフィックス自体の進化には追いつかないということになる。
そこで、Adaではリアルタイムレイトレーシングを効率よく実行するための仕組みを取り入れることにした。ちなみにいずれもDirectX 12のリアルタイムレイトレーシングAPI「DXR」に準拠しているものの、“拡張”扱いとなっており、ゲーム開発者が対応する必要がある。このため既存のゲームがすぐさま恩恵を受けて高速化されるというわけではない。もっとも、配信でアップデートして対応させることは可能ではある。
NVIDIAよれば、「Cyberpunk 2077」において「Overdrive Mode」と呼ばれるレイトレーシングモードが追加される予定なのだが、SERを使うことで性能が44%向上するという。また、RTX対応のリメイク版としてリリース予定の「Portal with RTX」では29%、全てがシミュレーションによって構築されたゲーム「Racer RTX」では20%の性能向上を実現できるとしている。
NVIDIAが謳う性能向上のうち、もっともゲームのフレームレート向上に役立っていると言っても過言ではないのが「DLSS 3」技術である。
周知の通り、DLSSは低解像度の画面を、AI処理を用いて疑似的に高解像度化することで性能向上を図るものである。たとえば、4K(3,840×2,160ドット)の画像に対しフルHD(1,920×1,080ドット)はピクセル数が4分の1しかないためその分処理が軽い。フルHDで描画された画像に対し、負荷が軽い高解像化技術を適用して4Kで出力すれば、4Kの高精細をフルHD相当の負荷で描画可能になる。
DLSS 3では 実際にDLSSによって超解像化された後の画像と画像の間のフレームを、AI処理によって生成するのが最大のポイント。ざっくり言えば、30fpsでしかレンダリングできなくても、その間のフレームを補完するため60fpsを実現できる、ということになる。上のフルHD→4K超解像の例で言えば、実際にレンダリングされるピクセルは8分の1だけになり、残りの8分の7はAIによって補完されたものになるというわけだ。これによりフレームレートは飛躍的に向上する。
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