キャッシュレス決済の問題は、お金を払っている感覚が薄くなること。
クレジットカード払いを海外のように常用していない日本人だが、昨今のPayPayをはじめとするキャッシュレス化で現金を触ることが日常的にも稀になってきている。
やはり、お金、現金を財布から出すという行為は、お金を払っているというリアリティがある。
しかし、PayPayやIDなどの電子マネーは音がするだけでゲーム感覚。
これが錯覚のもとだ。
また、ポイントということで複数のカードを使ってしまうと管理ができなくなるというのも本当のこと。
銀行口座からの引き落としの日もバラバラであったりすると管理が難しくてできなくなる。
せめて、その月の結果だけでも紙の明細を発行してもらうようにして、自分の目で確かめることが大切だ。
Yahoo!より、
「突然、貯金が目減りし始めた」手取り月46万円の30代夫婦が転げ落ちた"キャッシュレス決済の穴"
3/5(土) 11:16配信
プレジデントオンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/424e37505e69c9429c7030ec7bd7af62d90462ad?page=2
記事より、
では、どのように支出が増えているのか。それを探るため、家計状況を詳しく伺いました。
現金管理の時に比べ、支出が増えているのは、食費、日用品代、被服費、交際費。「キャンペーンでポイント還元がある」「○%割引デーが設定されている」などで気持ちと“財布の紐”が緩み、「得」を取っているつもりが「支出増」という結果になり、家計を圧迫しているようです。
またそのポイントや割引といったものを期待するあまり、決済方法が複数になってしまっています。家計用、自分の小遣い用と、目的を分けて使用していますが、家計用の決済は5〜6種類、自分用も3〜4種類となっており、これも支出状況を分かりにくくする原因となっています。
これらもキャッシュレス決済とうまく付き合えない方に多い傾向で、家計状況を改善するには、いっそキャッシュレス決済を利用しないという選択をしたほうがいいのではないかと思えました。ですが、ネットスーパーやデリバリーを利用することも多く、簡単に現金生活に戻すのは無理がありそうです。
そこで、支出の管理がしやすく、お金を使いすぎないようなキャッシュレス決済との付き合い方をいっしょに考えました。
まず、キャンペーンや割引のことは考えず、一番よく使うキャッシュレス決済方法は何かを検討しました。その結果、スーパー、ドラッグストアで利用できる「QRコード決済」に絞られました。いろいろと検討した結果、夫婦で口座を共有し、支払い記録も共有して残すことができる、クレジットカードブランドがついたプリベイトカードを利用してみることにしました。
プリペイドカードは、クレジットカードに紐づけたり、後払いに変更できたりするものもありますが、それらは一切利用しないこととし、チャージをして自分たちで上限を作るやり方とすることにしました。互いにそのカードを作成し、共有の設定をします。すると、共有部分に入れたお金は、2人で使うことができ、支出も確認できるようになります。
利用を始めると、今まで互いのお金の使い方が見えにくくなっていた部分がわかりやすくなりました。相手にも自分のお金の使い方が見えるようになったこともあり、いい意味で、互いに監視する形でお金の使い方に気を付けるようになりました。
すると、食費は次第に減りました(9万3000円→6万4000円)。日用品(1万5000円→8000円)、被服費(2万5000円→5000円)、交際費(2万3000円→7000円)、娯楽費(9000円→6000円)も減ったそうです。振り返ると、単に相手が見ているから支出に気を付けたというだけではなく、食費は目につくものをポンポン買い物カゴに入れることが激減し、日用品も安売りにつられて買うということが減りました。
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