意味がわからない。
舎人ライナーと水道の一部以外に、都市が地震で直接大きな被害を受けたわけではない。
問題は、エレベーターが止まり、公共交通機関がストップしてしまうことだ。
これはソフトの問題。
そして最大の問題は帰宅困難者問題。
無理矢理その日に帰ろうとすることが問題であり、インフラが崩壊しているわけでもないのだから、ホテルに泊まって明日に備えればいいだけだ。
それほど日本の建物やインフラは震度5強程度では問題がないほど地震対策はできているのだから。
今回のあくまで震度5強であり、マグニチュード5.9という大した地震ではないことを忘れてはいけない。
Yahoo!より、
首都圏震度5強 都市基盤、脆弱さ露呈…10年前の教訓生かせず
10/8(金) 22:03配信
産経新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f58c2e30ded07065b64c06a917b9fa551a15746
記事より、
首都圏で7日夜に最大震度5強を観測した地震は、鉄道や水道などのインフラを直撃し、都市基盤の脆弱(ぜいじゃく)さを改めて露呈した。8日時点の負傷者は1都4県で計43人に上り、うち4人が重傷。主要駅には同日未明まで帰宅困難者があふれ、一夜明けた通勤・通学時間帯も入場規制などで混乱が続いた。東京都足立区を走行中に脱輪した日暮里(にっぽり)・舎人(とねり)ライナーは、復旧までに数日かかる見込み。
8日朝、JR武蔵野線の南越谷駅(埼玉県越谷市)では改札口近くに規制線が張られ、数百人の人だかりができた。勤務先の携帯電話販売店に向かう途中だった男性(26)は「この電車に乗れなければ、遠回りしなければならない。店の人手が足りているか心配だ」と不安を口にした。
鉄道のダイヤの乱れは8日午後も続いた。JR東日本では7日深夜以降、新幹線と在来線16路線で運休や遅れが生じ、計約36万8千人に影響した。8日未明にかけて運転を見合わせた山手線などの主要駅には帰宅困難者が群がり、タクシー待ちの長い列ができた。
勤務先が新横浜駅近くだという埼玉県蕨市の男性会社員(28)は、横浜駅で一夜を過ごした。「このまま出社するしかない…」。8日午前6時ごろ、疲れ切った様子で話した。
松野博一官房長官は8日午前の記者会見で、帰宅困難者向けに東京、神奈川、千葉の3都県で一時滞在施設を計6カ所設置し、約120人が利用したと説明。政府は鉄道事業者に終電以降の運行継続を要請し、タクシー事業者には主要ターミナル駅に可能な限り配車するよう求めたという。
斉藤鉄夫国土交通相は8日の閣議後会見で、鉄道事業者やタクシー事業者への要請により、同日午前3時には帰宅困難者がおおむね解消したとの認識を示した。
東京都内では、水道管23カ所で漏水被害も確認された。都水道局によると、水道管の損傷はなく、いずれも空気を抜くための「弁」から漏れており、8日早朝までに修復した。「この規模で一斉に漏水が起きたケースは過去になかったはず」(都担当者)といい、原因究明を進める。
厚生労働省によると、東京都の水道管のうち、法律で定められた耐用年数である40年を超えているのは、16・2%に上る。都によると、今回の漏水の原因も、経年劣化による不具合だった可能性がある。
高層ビルやマンションではエレベーターの停止が相次ぎ、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県で、利用者の閉じ込め事案が28件起きるなど、都市部特有の課題も浮かび上がった。
東京都立大の中林一樹名誉教授(都市防災)は「首都圏の直下地震ではあまり注目されてこなかった長周期地震動が大きく生じ、インフラへの被害が生じた可能性がある」と分析。高層ビルやマンションなどではより影響を受けやすいとして、「首都直下地震を見据え、こうした建造物を点検し直し、各家庭でも家具を固定するなどの備えをしっかりとする必要がある」と
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