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2021年04月27日

大阪府と大阪市の職員の会食強制調査は基本的人権の侵害だ!(当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。)

大阪府と大阪市で行われたという会食調査。
これは明らかに異常。
なぜ、業務時間外のことについて調査され、そして処分ということまでちらつかされるのだろうか?
法治国家としては許されないはずだ。

Yahoo!より、
【速報】職員・教職員 2300人超が違反 大阪府と大阪市“会食調査”
4/27(火) 17:01配信
フジテレビ系(FNN)
FNNプライムオンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/9dc856c2d6d698a2a5ec4693cd8c4c96693d2745
記事より、
大阪府と大阪市は、職員と教職員あわせて2,300人以上が、ルールに反して会食などをしていたと発表した。

大阪府によると、3月1日以降、職員同士の会食について調査したところ、府の職員と教職員あわせて745人が、府のルールに違反する形で飲食を行っていたことがわかった。

5人以上の会食が65件、時短要請の時間を超える会食が14件で、1番人数が多い会食は14人だったという。

また、大阪市も市の職員や教職員あわせて1,611人が、5人以上での会食や午後9時以降の会食などを行っていたことを発表した。

行われた会食の中で参加した人数が最も多いのは、25人での送別会だという。


参考)Yahoo!より、
会社の上司が部下に対して「ツイッターをやめろ」は許されるか?
佐々木亮 | 弁護士・ブラック企業被害対策弁護団代表
2018/8/18(土) 21:19
https://news.yahoo.co.jp/byline/sasakiryo/20180818-00093626/
記事より、
厚労省「あかるい職場応援団」HPより
 こんにちは。
 お盆も終わり、ようやく秋の気配を感じることができるようになってきました。
 皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

 さて、法曹界ではこんなニュースが話題になっています。
・ツイッターで不適切投稿 岡口裁判官の懲戒を申し立て

 これに対して、岡口裁判官が手続きをリアルタイムで公表しております。
・分限裁判の記録 岡口基一

 裁判官も市民的自由を当然に有していることを考えると、こんな理由で懲戒を申立てられるのはさすがにおかしいでしょ、という個人的な感想はありますが、今回のこの記事の本題はここではありません。

 テーマは、この岡口裁判官が提出した陳述書が掲載されている記事の中の、その陳述書にある次のくだりです。

 長官及び事務局長は、私が職務外で行っているツイッターについて、今すぐに止めなさいと私に強く迫りました。

出典:陳述書(東京高等裁判所分限事件調査委員会)
上司が「ツイッターを直ちにやめろ」は許されるのか?

 これは岡口裁判官が、東京高等裁判所長官に呼び出されて、その場で言われたこととして記載しています。
 陳述書によれば、かなりしつこく言われている様子がわかります。
 もちろん、このようなやり取りが本当にあったのかは分かりません。

 ここでは一般論として、そもそも会社の上司が部下に対して「ツイッターを今すぐ止めろ」ということが許されるのか?について解説したいと思います。

労働者は奴隷じゃない
 まず、労働者と使用者の関係は、労働契約によって成立しています。
 しかし、労働者は奴隷ではありませんので、すべてを使用者に差し出すわけではありません。
 労働者が使用者に提供するのは、「労働」だけです。
 これに対し、使用者が「賃金」を払う、というのが労働契約の基本です。
 したがって、労働者のプライバシー(私的な領域)は、労働者の自由です。
 ところが、昨今、ブラック企業をはじめとするひどい会社では、労働者のプライバシーに立ち入る例があります。
 しかし、これは立派なパワーハラスメントです。

 最近は、SNSでのつながりも一つの重要な人間関係の形成の場となっています。
 これを、会社や上司が命令して止めさせるというのは、地域社会からいなくなれ、というのと同じことを意味します。
 その意味では、ツイッターを今すぐに止めなさい、という要求は、行き過ぎたもので、個の侵害にあたり、パワーハラスメントと評価されると言えます。
 もし、あなたがこのような理不尽な要求をされた場合には、それはパワーハラスメントであるということを覚えておいてください。
 そして、必要なときは、労働組合や行政機関(労働局の相談コーナーや地方自治体の相談所)、弁護士などに相談することをお勧めします。
 けっして一人で抱え込まないことが、パワーハラスメントに対する有効な対策となります。
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