なぜ、個人の橋なのにただで渡れると考えるのか?
40万円も払えないなら今の家を売り払って出ていけばいい。
Yahoo!より、
唯一の出入り口なのに…住宅地の橋が突然封鎖 実は私有物「買い取るか、通行料を」
3/22(月) 16:00配信
神戸新聞NEXT
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d885461f6297ed445945db9ad2d5ec2068a6b8b
記事より、
約30戸が並ぶ神戸市北区の住宅地に、車で出入りできる唯一の橋が突然封鎖され、警察官が出動する事態がたびたび起きている。50年近く公共物という認識で使われてきたが、最近になって「私(し)橋(きょう)」であることが判明。所有者は老朽化のため「維持管理費がかかる」として住民に購入を求め、住民は市への移管を提案するが、主張は平行線をたどっている。(小谷千穂)
2019年12月末の午前10時ごろ、神戸市北区山田町小部。有馬街道(国道428号)に沿う天王谷川にかかる1本の橋の上に突然、鉄パイプや土のう、ドラム缶が置かれた。進入禁止の標識の紙が添えられ、張り紙には所有者の名で「維持管理費等のご協力を得られない為、住民の皆さまの安全を確保する」と書かれていた。
橋の東側の住宅地の住民にとって、他に車で地域外に出る道はない。住民らは警察に通報し、所有者に申し入れた末、約1時間後に封鎖が解かれた。以降も、20年9月までに計8回、封鎖と解除が繰り返された。
橋が個人所有だと住民が知ったのは19年4月。橋に付属する上水道管に亀裂が入り、補修費について市水道局と調整していた際、市有でないと判明した。修理の許可を得るため所有者を探していたところ、元々の所有者から17年に有償で譲り受けたという現在の所有者が名乗り出た。
橋は住宅街が開発された時期と同じ1970年代後半にできた。関係者によると、入居当時、開発業者からは橋に関する説明はなく、問題が表面化することはなかった。住民の1人は「私有だったなんて寝耳に水だった」と振り返った。
19年12月、所有者が説明会を開き、「個人所有なので自治体の修繕対象にはならない。1200万円で自治会に橋を売却するので、神戸市に移管してほしい」と提案があった。できない場合、自動車2万円、小型オートバイ5千円などの月額通行料を取るという代案も提示した。
住民側は提案を受け入れなかった。住民の1人は「これまで当たり前のように通っていた橋。急に所有者が現れて、『お金を払え』と言われても」と話す。所有者は「事故があっても責任が取れない」とし、代案提示から約20日後、橋の封鎖に踏み切った。
その後、橋は封鎖と解除を繰り返す。神戸北署によると、「住民の生活権があるので、往来妨害罪にあたる可能性がある」と所有者に説明し、現在は、車1台分のスペースを空けてもらっているという。一方、住民側がバリケードを勝手に解くと、器物損壊罪にあたる可能性があるという。
所有者は神戸新聞社の取材に「橋は17年に前の所有者から1200万円で購入した。なぜ無料で市に移管しないといけないのか」と主張。橋の封鎖について「万が一、老朽化した橋が落ちて死者が出たら私の責任になる。住民が費用を負担しないと言うので封鎖しようとした」と話す。
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