Yahoo!より、
入院したくてもできない状況なのに… 入院拒否で過料、感染者から本末転倒の声
2/3(水) 18:02配信
毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/8798e48fb89ac12a8631f79a4897012299c3638a
記事より、
新型コロナウイルス対策を強化する改正感染症法が3日、成立した。コロナ感染者が入院を拒否すれば、罰則として50万円以下の過料が科せられる。しかし、現在は病床不足が深刻で、拒否どころか、入院したくても入院できない状態が続く。感染者からは「まず病院の受け入れ態勢を整えるのが先ではないか」との声が上がる。
東京都内で3人の子供を1人で育てる30代女性は昨年末に新型コロナに感染し、発熱や胸痛の症状に襲われた。ぜんそくなどの持病があるため入院を希望したが、病床の空きがなく、約10日間にわたり自宅待機を余儀なくされた。
子供を元夫に預けて自宅にこもる中、コロナや持病の悪化を懸念した。しかし、感染防止のため、持病のかかりつけ医のもとにさえ行けなかった。「入院できない間はずっと不安だった。入院しなければ罰則なんて本末転倒。これ以上感染者を苦しめないでほしい」
11月下旬に夫婦で感染した福岡県の40代女性も法改正に首をかしげる。軽症のため自宅療養を続けたが、「入院を求められても、とても家を空けられる状況ではなかった」と
改正感染症法では、子供の預け先が見つからない場合などは入院しなくても罰則が免除される見通しだが、具体的なケースは今後、示されることになる。「私には自宅療養以外の選択肢はなかった。私のような人にも配慮した法律になってほしい」と
東京都の介護施設に勤める60代の女性は昨年12月に感染。ホテルや自宅療養を続け、1月下旬に職場復帰したが、同僚からは「(休んでいる間)遊んでいたんじゃないの」と
実務面も不安に感じている。違反に当たるかを判断し、過料の金額を決めるためには、証拠を積み上げなければならない。「作業は膨大だ。政府は実効性を確保するための法改正と言うが、保健所の負担が増えることで本来の業務がおろそかになることもあり得る」
染者に罰則を設けるよりも「保健所や医療施設の体制強化などを優先すべきだ」とこの所長は強調する。
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