まさかと気づいたときには遅いとならないようにしなければダメだ。
池田信夫ブログより、
「8割教」カルトに乗っ取られた専門家会議
2020/04/23 13:10 199
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/52040566.html
記事より、
新型コロナ政府専門家会議が最新の状況分析を会見で説明。西浦博氏は、東京都の新たな感染者数の増加率について「鈍化しているのは確実」だが「減少に転じているか」は慎重にデータを見ていく必要があると述べました。
専門家会議は、もはや政府の諮問機関として機能していない。 22日の状況分析・提言には実証的な状況分析はほとんどなく、「8割削減」を繰り返しているだけだ。正式メンバーでもない西浦博氏に乗っ取られ、「8割教」ともいうべきカルト集団になってしまったようだ。報告書はこう書いている。
接触機会の8割削減が達成されている 場合、緊急事態宣言後おおよそ1か月で確定患者データの十分な減少が観察可能となる。 他方、例えば 、65%の接触の削減であると すると 、仮に新規感染者数が減少に転じるとしても、 それが十分に新規感染者数 を減少させるためには更に時間を要する。
ここでは8割という数字が絶対で、65%ではだめだと強調されている。その根拠は基本再生産数2.5で感染爆発が起こるという西浦モデルだが、彼自身が認めているように2.5という数字には根拠がない。1.7でもよかったのだ。その場合は「41%削減」でいい。
だからこの図の左半分は嘘だが、右半分もあやしい。8割削減で、こんな逆V字型で急に感染の減った国はない。次の図を見てもわかるように、ロックダウン(★)のあとも新規感染者数はほとんど減っていないのだ。
日本の集計で4月上旬から減り始めたのは緊急事態宣言のおかげではなく、3月下旬にピークアウトした状況が、2週間後に確認して「報告」されただけである。感染者の増加が鈍化してきた東京で、これから感染爆発が起こる兆しはない。
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