だから大勢の人が来て、けた違いの売り上げがあるのだ。
だが、オーナーの手に残る金は、上手に商売をしている個人商店よりも少ないのだろう。
元旦に休んだオーナーは契約解除覚悟で行動。
実際に契約解除される可能性は高い。
Yahoo!より、
コンビニ「元日休業」の実際 「休まらなかった」とオーナーが語る理由
1/3(金) 9:24配信弁護士ドットコム
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200103-00010621-bengocom-soci
記事より、
飲食業界などを中心に広がる「元日休業」。2020年1月1日は大手コンビニでも休業実験がおこなわれた。ただし、その規模はセブンイレブンが首都圏の50店舗(直営店)、ローソンが25都道府県の102店舗(加盟店)と少なかった。
例年、1月1日は客が少なく、売上も落ち込む。たとえば、2019年元日の売上は約35万円。売上・客数は同年12月平均の5〜6割ほどだという。
「もともと、セブン本部に元日休業のことを話したら、契約解除の理由になるという書面が届いていたんです。松本さんのこともあり、スタッフは休みのまま、自分一人で元日営業しようかとも考えました」
ただし、セブン本部は報道陣に対し、松本さんの契約解除の理由はクレームの多さと本部に対する誹謗中傷であって、時短などとは「一切関係ない」と強調し続けた。
「休業の張り紙はそのままにして、本部の様子をうかがっていました。12月27日に休むなという『警告』の文書が来ましたが、『契約解除』の文字がなかったので、改めて『休みます』と伝えました。それ以降は何も言われていません」
店は元日に休業したが、豊木さん自身は15時半〜22時ぐらいまで店舗にいたという。1月2日の営業のため、商品の受け取りや発注などの作業が発生するからだ。
「人手が足りないのはスタッフも分かっているから、例年休みたくても言いだしづらい状況があって申し訳ない思いだった。今回、スタッフがゆっくり過ごせたと聞けたのが何よりよかった」
本部からはまだ何も言われていないが、1月1日には地区のマネージャー(DM)が店舗の状況を確認に来たといい、不安もある。
「元日に休んだだけでなく、前後の日も閉店時間を早めています。本部は夜23時〜翌朝7時以外の閉店を認めていないので、これも契約違反になってしまいます。今後、本部と改めて協議していければと思っています」
宮崎県のファミリーマート宮崎中央通店も1月1日を丸々休業した。オーナーの高橋義隆さんはコンビニ加盟店ユニオンの副執行委員長でもある。
「元日休業について、(エリアフランチャイザーの)南九州ファミリーマート本部からはやめるように言われました。ただ、店長ヘルプ制度の説明はありませんでした。首都圏などと違って、地方では人数を揃えられないのかもしれません」
そして、実際にやってみたところ、高橋さんには「元日休業」は向かなかったという。
「荷受けなどで、家と店舗を行ったり来たり。改めてコンビニは休業できるシステムではないと感じました。立地が飲屋街なので店の防犯も気になり、気が休まりません。自分は元日休むより、元日に大幅時短の方が良いと感じました」
「休業中、駐車場を閉鎖し、店舗の灯りも消しているのに、店のドアのところまで来たお客さんがいました。コンビニは休まないということが浸透しているのだなと実感しました」
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