台風19号で死亡 「仕事中」「通勤・帰宅中」など移動中が15%というのだが、それも避難中だと捉えることも可能だ。それも合わせると、20人+13人=33人であり、全体92人なので、全体の3分の1は避難の途中の屋外で亡くなったという見方が可能だ。
つまり、牛山教授の言うように、
「屋内にとどまっていれば助かった可能性もあり、災害の危険性が高まった時には、無理な出勤や帰宅をさせないなどの対応を企業は考えておく必要がある」
ということで、避難ということで危険を感じて車に乗り込むなど屋外にでるよりは家の2階に避難すること、また、NHKも2階への避難を呼びかけること、というのが真実だ。
NHKが避難するように、避難所に行くようにと何度も繰り返し、屋外へ出ることを促したのは事実だ。
すでに危険が感じられる状態なら2階に垂直避難するのが合理的。
そうした細かな対応が災害では求められるのだ。
NHKNEWSWEBより、
台風19号で死亡 「仕事中」「通勤・帰宅中」など移動中が15%
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191113/k10012175121000.html?utm_int=news_contents_news-main_002
2019年11月13日 5時05分台風19号 検証
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191113/k10012175121000.html?utm_int=news_contents_news-main_002
台風19号で死亡した人のうち、およそ15%は「仕事中」や「通勤・帰宅中」など仕事に関連して屋外を移動中に被災したとみられることが分かりました。専門家は「屋内にとどまっていれば助かった可能性もあり、災害の危険が高まった時には、無理な出勤や帰宅をさせないなどの対応を企業は考えていく必要がある」と指摘しています。
NHKは台風19号でこれまでに死亡が確認された92人について災害時の避難行動に詳しい静岡大学の牛山素行教授とともに被害にあった状況を調べました。
その結果、「仕事中」や「通勤・帰宅中」など仕事に関連して屋外を移動している間に被害にあったとみられる人がおよそ15%に当たる13人いたことが分かりました。
この中には、福島県飯舘村で新聞配達のために勤務先に向かっていた75歳の男性や、宮城県大和町でも食品工場での勤務を終えて帰宅中だった58歳の女性などが含まれています。
また、このほか「避難」や「避難の呼びかけ」などで屋外を移動中に被災したとみられる人も20人に上りました。
分析した牛山教授は「屋内にとどまっていれば助かった可能性もあり、災害の危険性が高まった時には、無理な出勤や帰宅をさせないなどの対応を企業は考えておく必要がある」と指摘しています。
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