ライターは業界とべったりなのだ。
おそらく、相当値崩れしつつなんとか売りきりたいというデベロッパーの思いを汲んでの記事。
例えば、マンションの玄関から居間までフルフラットだというのだ。
外国人ならともかく日本人からすれば、あり得ない、非常識な仕様だ。
何しろ玄関から直接靴を履かない居間に埃などが届いてしまうからだ。
フルフラットにしていいのは外国人が中心に住むタワーマンションだけだ。
馬鹿げている。
先進性とごまかしているが、日本人には無理、というマンションなのだ。
Yahoo!より、
五輪選手村マンション販売で不思議な状況 申し込みゼロと倍率71倍が同時発生
櫻井幸雄 | 住宅評論家
8/19(月) 11:00
https://news.yahoo.co.jp/byline/sakuraiyukio/20190819-00138400/
記事より、
来年に迫った東京五輪、その選手村マンションとして注目を集める「HARUMI FLAG」の第1期販売が8月4日まで行われた
第1期600戸に対して、申込みを行ったのは1543組
最高倍率で71倍になった住戸もあった。
平均すると、約2.6倍ということになるのだが、いわゆる「即日完売(600戸すべてに購入申込みが入った)」というわけではなかった。一部、購入申込みが入らなかった住戸があった。
しかし、「HARUMI FLAG」の第1期では、第1希望を諦める人が少なかったのだろう。一部住戸は申込みゼロで、一部住戸は数十倍になるという人気の偏りが生じた。
「HARUMI FLAG」では、4145戸が分譲されることになっており、入居は2023年の春。これから先、入居まで3年以上あり、3500戸以上が分譲される。「まだ先がある」ので、「イチかバチかで、第1希望狙い」の人が多かった。
眺望のよい住戸が高倍率になっていた
そのなかでも、特に眺望がよさそうなパークヴィレッジの最上階住戸が最高倍率71倍になったようだ。価格表をみると、最上階には80平米弱の広さで1億円をほんの少し超えるくらいの3LDKがある。そのあたりが、1番人気になったと考えられる。
湾岸エリアは文字通り東京湾に面した場所なのだが、「目の前に大きく海が広がるマンション」は意外に少ない。他のマンションやビルに阻まれたり、対岸が近かったりして、海が大きく見えるとはなりにくいのだ。
その点、パークヴィレッジとシーヴィレッジは、「前面が広い海」というロケーションとなる。特に、「手前に公園」「奥行きのある海」「天空にレインボーブリッジ」、それらに「都心方面の夜景を添えて」というフルコースがそろうパークヴィレッジの希少価値は高い。
その価値を認める人が、大勢いたということである。
資料によると、「東京湾沿岸部の津波高は、満潮時で最大T.P. 2.61m(品川区)※地盤沈下を含む。 (T.P. = 東京湾平均海面)」となっており、「河川敷等で一部浸水のおそれがあるが、死者などの大きな被害は生じない」とされている。
ちなみに、東京都港湾局の資料によると、湾岸エリアの防潮堤の高さはA.P.(荒川工事基準面)4.6m以上になっている。T.P.とA.P.で基準が異なり、分かりにくい。基準をA.P.に合わせれば、防潮堤は4.6m以上あり、そこに到達する津波は最大3.71mと想定されているのである。
高人気住戸としては、150平米クラスで2億円を超える大型住戸もあった。こちらも眺望のよさが、人気の理由だ。一方で、他の住宅棟で眺望が遮られる分、価格に割安感がある住戸(90平米近い広さがあり、7000万円を切る価格の4LDK)を狙ったという申込み者も複数いた。このあたりが、人気住戸の代表格だろう。
人気の理由として街の魅力と資産価値を挙げる人は多い。しかし、私は、居住性の高さとマンションとしての完成度の高さ、先進性に注目したい。
たとえば、全住戸の玄関には上がり框(かまち)がなく、靴を脱ぐ場所と室内廊下がフルフラットとなる。垢抜けた空間デザインだ。
室内廊下の幅は内のりで1mあり、一般的なマンションよりも10センチ以上広い。この廊下幅に合わせるため、リビング入り口の室内ドアは幅広で、堂々としたサイズとなる。
室内廊下は内のりで1mの幅があり、ゆったりしている。天井も高いので廊下の広さがわかりにくいのだが、実際に歩いてみると、広さが実感できる。内装も魅力的だ。
天井高はリビングダイニングと居室で2.5m。キッチン部分、廊下部分、そして洗面所で2.3mを実現する。一般的なマンションより、それぞれ10センチ、20センチ高い。
以上の特性のため、リビングから室内廊下側をみると、他では味わえないゆとりを感じる。この特徴、不動産のプロとして感動すら覚える。
この“フルサイズ感”は、従来の日本のマンションではお目にかかれなかったもの。まさに、ユニバーサルデザインのマンションになっているわけだ。
褒め言葉に苦しさが滲み過ぎている・・・
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image