常連さんの多くは飲食店経営者だろう。
だから飲み屋街でコンビニに負けないのだ。
あくまで沖縄での話だ。
Yahoo!より、
飲み屋街で24時間営業の本屋さん 親子3人でシフトを回して約30年 支持される理由とは
7/16(火) 11:16配信 沖縄タイムス
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190716-00010000-okinawat-soci&p=2
沖縄の書店商業組合によると、街の本屋の生命線は「雑誌と漫画」だという。しかし、似たいような品ぞろえで24時間買えるコンビニは、雑誌と漫画に強かった多くの街の本屋を飲み込んできた。
飲み屋街で24時間営業の本屋さん 親子3人でシフトを回して約30年 支持される理由とは
ブックスおおみねの店頭も、雑誌とコミックがずらり
2019年7月時点で、沖縄にはファミリーマートとローソンで約500店舗ある。さらには同月、セブンイレブンも進出し、今後5年で250店舗まで拡大する予定。これからさらなる激戦が見込まれる。沖縄では20年前、同組合に約60書店が入っていたが、コンビニの影響もあり、19年には約30店舗に減った。そのうち、街の本屋は20店ほどだ。
「ブックスおおみね」にもコンビニの波はやってこなかったのか。
「もちろん、あります。近くにコンビニがあれば、打撃は間違いない。うちの周りにもあったんですが、駐車場が小さかったり、なかったりという店舗だったためか、ここ10年ほどで駐車場付きの広い店舗に移転していきました。栄町は建物が密集していて、道幅も狭いので、大きなコンビニ店が作れないのかもしれません」
実際に、記者がコンビニ店をマッピングしてみたところ、「ブックスおおみね」から半径約340メートル以内にコンビニはなかった。歩くと約500メートルの距離があった。
飲み屋街で24時間営業の本屋さん 親子3人でシフトを回して約30年 支持される理由とは
中央あたりの赤の星印の場所がブックスおおみね
ブックスおおみねは、徒歩1分の場所に小学校があることも営業が続いている要因だという。「学校で使える文房具や虫取り網、虫かごも販売しています」
酔客は誰のために本を買う?
コンビニはないものの、市場と飲み屋がひしめき合う栄町。日が暮れれば酔客があちこちを歩いている。しかし、飲んだ帰りに本を買って帰るのか。朝や昼は、飲み屋が開いていない。24時間、一体、どんな時間帯にどんな人が本を買っていくのだろう。
「夜は、飲んだ帰りのお客さんが多いです。主に男性ですね。家に帰る前に、奥さんや子どもに本や雑誌を手土産に買っていくんです。寝る前に本を読む習慣のある人も買っていってくれます。
でも、一番は、雑誌の入荷日を押さえている地域の常連さんに支えられています。雑誌は船で沖縄に入ってきて、各書店に届きます。大体夜の12時前後。その時間に合わせて店に来てくれる方たちがいます。あとは、船便なのでどうしても発売日から4〜5日は遅れます。入荷が遅れていれば、次は何日ごろに入るよと伝えるようにしています」
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