新しい時代の天皇というのはこうした部分に現れるのだ。
しかし、「皆さんとご一緒に」で話題になるというのも何だか驚きというか、何というか。
象徴である天皇の立ち居振る舞いとはどういうものなのかを天皇陛下には実戦で示していただきたい。
通勤天皇状態であるのも、これも仕事と割り切っているからだろう。
天皇陛下の仕事として取り組む象徴としての天皇の新しい姿に期待したい。
Yahoo!より、
陛下「皆さんとご一緒に」…敬語で呼びかけ
6/2(日) 21:56配信 読売新聞オンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190602-00050190-yom-soci
記事より、
・天皇、皇后両陛下をお迎えし、2日に愛知県尾張旭市で開かれた全国植樹祭。即位後初の地方行事で、天皇陛下は国民に敬語を使い、一緒に緑化活動を推進するよう呼びかけるなど国民目線のお言葉を述べられた。
・お言葉の冒頭、陛下は「皆さんとご一緒に植樹を行うことを喜ばしく思います」とあいさつされた。
・世界的な環境問題に関心を寄せる陛下は、健全な森林が地球温暖化防止などの役割を果たしていることに触れ、「私たちに様々な恩恵をもたらしてくれる国民共通の財産」と強調。植樹などを通して森林を造ることは「私たちに課せられた大切な使命」と述べられた。
・近代天皇制に詳しい瀬畑源・成城大非常勤講師の話「天皇陛下が『皆さんとご一緒に』と国民に敬語を使われたことに驚いた。陛下はこうした丁寧な表現を皇太子時代から使われているが、天皇の言葉としては過去にはなかったのではないか。陛下は、国民の中に分け入るという考えを示されており、今回のお言葉も国民の目線に立つという意識の強さを感じさせた」
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