KYB(カヤバ)の不正ダンパーが使用されていた。
しかし、そもそもこの建物は実験棟でもあり、日頃から油圧で引っ張って、建物を揺らしてしまうという大がかかりな装置を設けている免震の建物だ。
そういう意味では日頃から問題なく動作することは確認している建物と言える。
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戦災で埋もれた「昭和東南海地震」の記録と記憶を後世に残したい
愛知県名古屋地域まちづくり災害地震歴史
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名古屋大学減災連携研究センター
https://readyfor.jp/projects/nagoya-gensai
Yahoo!より、
ダンパー改ざん、不正は許されないが安全への過度な心配は不要、技術への信頼失墜は重大
福和伸夫 | 名古屋大学減災連携研究センター、センター長・教授
10/20(土) 6:54
https://news.yahoo.co.jp/byline/fukuwanobuo/20181020-00101125/
記事より、
・減災館という免震建物の中で勤務しています。この建物にも不正の疑いがあるダンパーが使われています。当事者の一人として、現状について報告
・減災館は、減災研究拠点、啓発・教育拠点、災害対応拠点として2014年に建設した免震建物
・この建物は、地下1階、地上5階、地下と屋上に免震装置があるダブル免震構造で、ショートケーキのような形をしています
・屋上にはアクチュエータが、地下には水平ジャッキが備えてあり、屋上の免震部を揺することで建物全体を振動させたり、地下のジャッキで建物を引っ張りジャッキを開放することで建物を振動させることができます
・減災館のオイルダンパーは問題になっている型番でした。そこで、すぐに建築設計事務所の構造設計者に連絡し、対象物件に該当していることを確認しました。また、過去の実験データを調べ、減災館のダンパーについては安全上特段問題がないと判断しました。今のところ、メーカーからは正式に連絡は受けていません。
・地盤の揺れ方によっては建物が大きく揺れる場合もあります。それに備えて、揺れが早く減衰するようにダンパーを設置します
・建築は、土というよく分からない地盤の上に物性のばらつきが大きいコンクリートという材料を使い一品生産しています。この少量生産の建築のアバウトさと大量生産の高精度な機械分野とのバランスをとることはなかなか難しい問題
まあ、建築自体がアバウトだよっていう本当の話も。
ただし、こうした装置が怖いのは交換する部品を作るメーカーが倒産してなくなってしまいました・・・もう誰も作れません。作っても法外な値段となります・・・となっては困るもの。
積層ゴムも含めて、汎用製品でしか作れないようにすることが、これからの課題だろう。
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