間に合うかどうかわからない施設をあてにするわけにはいかないだろう。
大会以前から使う施設でもあり、工期もギリギリのなかで早めに判断を下す必要がある。
新たな会場の借り上げなどが必要となれば、東京都は大阪府と同様に当然、KYBに補償を求めることになるだろう。
また、今回のKYBの耐震偽装はマンションで260棟あまり、病院やホテルなどの施設もあり、一時的に使うのではなく寝泊まりする施設が耐震偽装物件への対応も急がなければならない。
マンションのオーナーも資産価値の下落分、買い取りや建て替えといった補償を求めることになるだろう。
KYBによるオイルダンパーの生産量に限りがあるとすれば、東京都としては、東京オリンピック2020とそうしたマンションなどとどちらが大事か?ということが小池百合子都知事に問われることになるだろう。
KYBのオイルダンパーの使用により、耐震偽装物件が一番多いのが東京都。
競泳会場「東京アクアティクスセンター」と、バレーボールなどの会場となる「有明アリーナ」にKYBの免震・制振装置が使われていることを受け、大会組織委員会幹部は18日、交換の必要性などが分かっていないことから、今後について「注視したい」と述べた。大会関係者は「交換の作業自体は工期に大きく影響するものではない」とみるが、肝心の交換用部品の生産が追いつかない可能性があるという。日本バレーボール協会幹部は「もし工期が遅れたりすれば、テスト大会をどうするかなどの問題が出てくる」
Yahoo!より、
KYB改ざん免震装置 東京五輪会場の部品交換、間に合わない
10/19(金) 6:00配信 スポニチアネックス
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181019-00000039-spnannex-soci
記事より、
・同社は不正の疑いがある装置を原則全て交換する方針だが、交換用部品の生産が追いつかないため。KYBの装置は2020年東京五輪の競技施設「東京アクアティクスセンター」「有明アリーナ」にも使用されているが、五輪開催までに交換が完了しない恐れ
・交換対象となる装置は合計約1万本に上る。KYBは装置の工場の生産能力を段階的に5倍まで引き上げるが、月産は500本程度にとどまる見通しだ。当面は新規受注を取りやめ、交換を優先させる。免震偽装の東洋ゴム工業は発覚から3年以上が過ぎた今も、交換作業が続いている
・製品の性能をチェックする検査員が1人しかいなかったことが新たに判明した。特定社員への過剰負担が不正行為の常態化につながった公算が大きい。性能検査の基準を外れた製品のほぼ全てを改ざんして出荷していたことも分かった。免震・制振装置で4割程度のシェアを持つ国内トップメーカーでありながら、安全性を軽視していた実態が明らかになった
・競泳会場「東京アクアティクスセンター」と、バレーボールなどの会場となる「有明アリーナ」にKYBの免震・制振装置が使われていることを受け、大会組織委員会幹部は18日、交換の必要性などが分かっていないことから、今後について「注視したい」と述べた。大会関係者は「交換の作業自体は工期に大きく影響するものではない」とみるが、肝心の交換用部品の生産が追いつかない可能性があるという。日本バレーボール協会幹部は「もし工期が遅れたりすれば、テスト大会をどうするかなどの問題が出てくる」
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