なぜなら、そもそもヨーロッパ、特に、キャッシュレス化が進んでいる北欧などは、外食などの物価が無茶苦茶高いということがある。さらに消費税も25%などするという事情もある。
例えば、ノルウェーでは外食でピザを食べると一人3000円くらいはするというのだ。
日本でも3000円で二人分だと6000円ならクレジットカードを使うことに躊躇はしないだろう。
だが、現実はせいぜい二人で3000円。
さらに、セブンイレブンでも600mlのペットボトルで33クローネ(=460円)もするというのだから、物価の違いは大きい。
日本は大体こうしたノルウエーと比べれば物価は約3分の1だ。
現金でいいじゃないか、わざわざクレジットカードでなくても、となる。
そして、何より高額な現金を持ち歩く必要があるかないかというのも大きなポイント。
ヨーロッパでは外食などには大金が必要で、いちいち、現金で大金を持ち歩くのは嫌だろう。
ただし、電子マネー系はちょっと違う。電子マネーはクレジットカードのように暗証番号もサインも不要で、かざすだけで決済ができてしまうので、クレジットカードを使うという感覚(同じことなのだが)が薄く、使いやすいという印象だ。
日本の今の物価でキャッシュレスを進めるなら間違いなく電子マネーの導入だろう。
物価が高くなれば、多くの人がキャッシュレスを利用することになるだろう。
Yahoo!より、
手段が多すぎ? 日本のキャッシュレス化の現状と課題
10/8(月) 10:00配信 Forbes JAPAN
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181008-00023220-forbes-bus_all&p=2
記事より、
・既存の決済手段が「どこでも使える」という「ネットワーク外部性」を強く持っている場合、新しい決済手段がこれを凌駕していくことは簡単ではない。日本やドイツのように、従来から現金が広く使われてきた国々ほど、キャッシュレス化のスピードがゆっくりになりがちなのも、このような事情を反映している
・もともと現金の利用度が高くなかったスウェーデンでは近年、現金の減少が加速している
・日本では、現金を使う理由として、「使い過ぎの心配がない」ことを挙げる人々が多い。このことは、日本でキャッシュレス化を進める上で、このような、「消費の計画性を重視する」といった日本人の特質を考慮した機能を付加していくことも、一つの突破口となる可能性
・収集するデータのセキュリティやプライバシー保護について、顧客の安心を確保していくことも、キャッシュレス化を進める上で重要なポイント
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