公務災害としては期間が短かったとして認められなかったというもの。
こうした判断の状況からすれば、この明石市の職員がアスベスト飛散に関連するような現場は阪神・淡路大震災での仕事しかなかったということなのだろう。
そのほかにもアスベストを吸い込んでしまうような要素がなかったのかというのが議論なのだろう。
アスベストについては、確かに震災後の解体などでアスベストが飛散しているということがある。
だが、日常生活において、大気中にはアスベストが一般に含まれているため、これらの影響を受けるという可能性もあるのだ。また、アスベストをどれだけの量吸い込んだら中皮腫になるということは良く分からないのが現状だ。
これが、アスベスト被害の原因が特定しがたいケースがあるということになっている。
今では原因を特定しないでも救済される仕組みもある。
公務災害に拘る必要は、金銭面でより多くの金をもらう以外には理由がないだろう。
(参考)NHKオンラインより
がんで死亡の震災がれき回収担当者 遺族が公務災害認定求め提訴
1月15日 13時27分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180115/k10011289491000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001
記事より、
阪神・淡路大震災でがれきの回収業務に当たった兵庫県明石市の職員がアスベスト特有のがんを発症して5年前に死亡したことについて、遺族が公務災害と認めるよう求める訴えを神戸地方裁判所に起こしました。・・・
平成25年に死亡した兵庫県明石市の職員、島谷和則さん(49)の遺族・・・
島谷さんは平成7年に起きた阪神・淡路大震災の直後からおよそ5か月間、がれきの回収業務に当たり、その後、亡くなる前年の平成24年にアスベスト特有のがん、中皮腫と診断されました・・・
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