で、日立製作所のリリースを見てみる。
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/
具体には、12月19日のもの、
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2017/12/1219a.html
2017年12月19日
株式会社日立製作所
株式会社日立ビルシステム
エレベーターの戸開走行保護装置(UCMP)における国土交通大臣認定に対する不適合について
というものだ。
エレベーターの戸開走行保護装置(UCMP)における国土交通大臣認定の概要
についての図があるので、何が問題かまだなんとなく分かる。
Yahoo!より、
日立、エレベーター1万2000台で国の認定に不適合 安全性は確認
12/19(火) 18:19配信 ロイター
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171219-00000078-reut-bus_all
記事より、
日立製作所<6501.T>は19日、国土交通相認定に適合していないエレベーター約1万2000台を設置していたと発表した。ただ、指定性能評価機関により、全てのエレベーターで安全性は確認されている。
不適合を是正した新たな大臣認定を取得したため、すでに設置済み・着工済みのエレベーターは現在の仕様のままで利用できる・・・
認定に適合していなかったのは、全ての出入口の戸が閉じる前にかごが昇降した時などに、自動的にかごを制止する安全装置。133件の大臣認定のうち、9件で不適合が判明・・・
認定なので、1件のミスで数百台などの問題につながるという恐ろしいもの。
不具合はエレベーターそのものではないので、異常動作がそもそもなければ問題はないといえばそう。
そしてこの戸開走行保護装置(UCMP)については、
平成20年に法改正がされ、平成21年9月28日に施行した建築基準法の改正により、戸開走行保護装置の設置義務付け(令第129条の10第3項第1号関係)がされたもの。
つまり、平成21年9月27日以前に竣工している建物については、そもそもUCMPという安全装置はついていないのだ。
よほどそっちの方が問題。
実際に一割ほどしか対応出来ていない。
だが、エレベーターそのものの問題というより、異常動作があった場合の安全対策を強化するものだ。プラスの要素があるかないかというレベル。グレードの違い程度の話。
ただ、エレベーターの使い方というエントリーを書いたように、機械というのは必ず誤動作がある。
日頃、自分は機械に身を任せているのだということは意識をして、ジェットコースターに乗るように心構えと注意を払いたいものだ。
参考)
2017年12月20日
エレベーターに安全に乗り降りするために気をつけたい6つのこと
https://fanblogs.jp/mobilera8/archive/15241/0
・1 乗り降りはチョット足元を見る
・2 前向きで乗り降りしましょう
・3 乗り降りのときスマホなどいじらない
・4 セーフティー・シューは手のひらで押す
・5 犬のリードは短く
・6 乗る前に降りる向きを確認する
というものです。
こっちの方がよっぽど大事。
詳細はリンクを。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image